花組

魔法をかける〜安寿ミラが振付る明日海りお、蘭寿とむ〜

こんばんは、ヴィスタリアです。

今日は火曜日、楽しみにしている宝塚スター☆トークが更新される日です。
ゲストはヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)で、今回は花組トップスターのスペシャルなお話がありました。

振付家ANJUが振付で明日海りおに魔法をかける

今回は元花組トップスターまゆさん(蘭寿とむ)からサプライズメッセージがありました。

まゆさんから見た振付家ANJUのお話、そしてそれを聞いた上でのヤンさん自身の振付家としてのお話がたくさんあって非常に興味深かったです。

特に印象的だったのがヤンさんがトップスターだけでなく下級生まで個人に合わせた振付をされるというお話です。

それを踏まえてヤンさんが振付をされた場面を思い出すと一層味わい深いものがあります。

ヤンさんがまゆさんの男役としての魅力、到達した高みがどれほどのものであったのかが伝わってくるお話、そしてヤンさんがみりおちゃん(明日海りお )に振付をされた際のお話もありました。

ヤンさんがみりおちゃんに振付をされた際にしたことがとても素敵で、そこで出てきたのが魔法をかけるというキーワードなのですが、これは男役、トップスターをやっていたからこそできることなんだろうなあと思いました。

すてきなお話なのでぜひ聞いてみてください。

またまゆさんはヤンさんが振付けをされた際のエピソード、印象に残っているシーンをたくさんお話されています。

ある作品の歌の振付でヤンさんがまゆさんに男役としてアドバイスをされたエピソードをお話されているのですが、シチュエーションからして想像すると思わず黄色い声をあげそうになります。

これもやはり魔法をかけるということなのかなと思いますが、とてもすてきなエピソードなのがぜひ聞いてみてください。

ヤンさんの振付た場面を見ていたりインタビューなどを拝読すると、ヤンさんが上級生から受け継ぎ、振付ることで伝えようとしている男役の美学を感じるのですが、今回それを実際にヤンさん、まゆさんから聞けてとってもうれしかったです。

男役の美学 黒燕尾のこと

今回のスター☆トークとは直接関係のない話なのですが、最近男役の黒燕尾について考えることがありました。

まず2018年のレビュー本で「魅惑の黒燕尾」という、各組の上級生スターの男役さんのインタビューページがあったのですが、今年はそういうスターさんのページがなくて寂しくなりました。

ちなみに2018年のレビュー本のそのページに載っていたのはこのスターさんたちでした。
ゆりちゃん(紫門ゆりや)
みっきぃさん(天寿光希)
あっきーさん(澄輝さやと)
りくくん(蒼羽りく)
ゆっこさん(麻央侑希)

経験と実力を積んで男役の美学を体現し、その組を支えかつ魅力となっているスターさんがどの組にもいてほしいと思うのです。

こういったスターさんが次々と退団されていく中、来年のレビュー本が出るころには各組はどうなっているのかなと、ぼんやり思ったりもしました。

もう一つは、星組「ESTRELLAS」、雪組「Music Revolution!」の黒燕尾を見て、男役の黒燕尾の美しさ、魅せ方、かっこよさはダンスの技術とは違うし経験がモノを言うということです。

これはヴィスタリアの個人的な偏愛に基づく感想ですが、そしてもちろんトップスターは別格として、
星組はお兄様(七海ひろき)に、雪組は凪様(彩凪翔)の黒燕尾の存在感、見せ方の美しさに目を奪われ、ダンスの技術とは違う美学に息をのむほど感動しました。

こういう男役の美学を体現してくれるスターさんを見続けていたいと心から思います。

ヤンさんが振付た黒燕尾は「Cocktail」で衝撃を受け、「Sante!!」でこれぞ花組の黒燕尾と感動し、「クルンテープ」でシビれたのですが、
ヤンさんがみりちゃんの退団公演で振付をされるそうなので、できれば黒燕尾の場面で再び魔法をかけてこれぞ花組、これぞ男役、花男なものが見られたらいいなあと願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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