月組のプログラムを見て思うこと

こんばんは、ヴィスタリアです。

スチール写真に選ばれる基準はあるのか

先日月組「I AM FROM AUSTRIA」のプログラムのスチール写真を眺めてみたときに思ったことがありました。

97期のやすくん（佳城葵）とぎりくん（朝霧真）のスチール入りがとてもうれしかったのです。
待っていましたよ！

そしてじゅりちゃん（天紫珠李）もスチール入りされていました。

おめでとうございます。

意外だったのは舞台を観ているとじゅりちゃんと同じホテルのクリーニング部で活躍しているかれんちゃん（結愛かれんちゃん）のスチールが今回無かったことです。

２幕でるねくん（夢奈瑠音）、れんこんくん（蓮つかさ）とじゅりちゃん、かれんちゃんの４人で銀橋に出て「Nix is fix」を歌ったり、
パレードで階段おりもしているからです。

今回たまたま月組のプログラムを見ていて感じたのですが、各組のスチール写真を見れば「この生徒さんが入らないのはなぜ」というような疑問があるのかもしれません。

各組のスチールを見てみる

直近の東京宝塚劇場で上演された各組のプログラムを見比べてみました。
表中の太字がスチールメンバーです。
（表作成にあたり確認はしたつもりですが間違いなどありましたらコメント、メッセージ等でご指摘いただければ幸いです。）

◆花組「A Fairy Tale／シャルム！」
29名／77名（38％）

◆月組「I AM FROM AUSTRIA」
25名／75名（33％）

◆雪組「壬生義士伝／Music Revolution!」
29名／69名（42％）

◆星組「GOD OF STARS-食聖-／Eclair Brillant」
28名／84名（33％）

◆宙組「オーシャンズ11」
29名／85名（34％）

全組が学年順に上から20人程度はスチール入りしていました。
組長、副組長、トップスターにスターさんたちもそういう学年ですし舞台を支え輝いている方たちですから必然でしょう。

意外だったのは新人公演主演の経験も多く、オーシャンズの11人に入っていたこってぃ（鷹翔千空）がまだスチール入りしていなかったことです。
こってぃは次の本公演「El Japon／アクアヴィーテ!!」でスチール入りをされたのですね。

またこうして見ると各組の人数と学年のバランスの違いがはっきりしたように思います。

雪組は人数は最小ですが上級生が多いのでスチール入りをしている生徒さんの割合は一番高くなりましたし、
星組と宙組は組子の数が多いですが下級生が多いです。

宙組は「オーシャンズ11」「El Japon／アクアヴィーテ!!」で上級生の退団者が多かったので「アナスタシア」のプログラムを見るころにはがらりと変わっていそうです。

特に気になったのは月組のスチールメンバーの少なさで、
組子の人数は花組と２人しか変わらないですがスチールメンバーは４人少なくなっています。

組子の人数が少ない点では月組と雪組と同じでも学年構成が違うことをあらためて感じました。

それは組の個性でありバリエーションですからどちらがいい、悪いという話ではないのですが。

それでも月組はもう少しスチールメンバーがいてもいいと、舞台で輝いている生徒さんを見ていると思わずにいられないのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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