花組

花組「A Fairy Tale」登場人物紹介を見て思うこと

おはようございます。ヴィスタリアです。

「A Fairy Tale-青薔薇の精-」配役発表

花組「A Fairy Tale-青薔薇の精-」の配役と登場人物紹介が発表になりました。

今回は配役発表と同時に各役の詳細が発表になりました。

植田景子先生が早々に書き上げているからなのか、みりおちゃん(明日海りお)の退団公演だからなのか、協賛と制作発表があるからなのか、
いつもは人物相関図が出るまで日数があるので早々に発表になってありがたいことです。

この登場人物紹介を見て気になったことをざっくりと書き出してみます。

◆神秘の世界に住まう精霊たちはラテン語?
日本語以外の言語がろくにわからないヴィスタリアがネットで拾ったものですが、どうやらラテン語のようです。

ディニタス(威厳)/高翔みず希 dignitas
クラウス(澄み切った)/白姫あかり aura
アウラ(そよ風・輝き)/更紗那知 aura

ウィルトス(勇気)/飛龍つかさ virtus
ボヌス(善い)/千幸あき bonus
グラーテス(感謝)朝葉ことの gratias

ブルケ(美しい)/音くり寿
ラエトゥス(楽しい)/凛乃しづか laetus
ポエッタ(詩人)/泉まいら poeta

◆95期れいまいは叔父甥
ハーヴィー・ロックウッド/柚香光は「庭師の叔父の元に引き取られて育ち、植物学の研究で世に認められる」とありますが、この庭師の叔父がニック・ロックウッド/水美舞斗のようです。

れいマイ(柚香光・水美舞斗)が同時代に登場するとしたらマイティーはイケオジ(?)世代の役ということになるでしょうか。

マイティーは「CASANOVA」がモジャモジャでしたから正統派の二枚目が見たい気持ちもあります。

◆城妃美伶ちゃんは夫と娘を残して先立つ?離婚?
シャーロット・ウィールドン/華勇気の両親はエドモンド・ウィールドン子爵/紅羽真希フローレンス・ウィールドン夫人/城妃美伶ですが、
エドモンドはイヴリン/真鳳つぐみ(派手好きなエドモンドの新しい妻)と再婚するようです。

ということはしろきみちゃん(城妃美伶)は夫と死別娘をのこして先立つあるいは離別するこということでしょうか。

フローレンスという役名に特別なものを感じますが、植田景子先生、役名にとどまらずこの公演で卒業されるしろきみちゃんに見せ場のある、別れを惜しむことのできるいい役を頼みますよ。

◆誤植?パロディ?
Mr.ディケンズ/冴月瑠那が「シャーロット・ホームズ風の私立探偵」とあります。

シャーロック・ホームズの誤植かと思ったのですが、「シャーロット・ホームズ風」というくらいですからパロディのなのでしょうか。
パロディだとしたらどんな役になるのか気になります。

◆シャーロットは結婚する
シャーロット/華優希には夫ギルバート・カーライル/羽立光来がいます。

シャーロットの幻が9歳/都姫ここ と11歳/美羽愛で異なり、エリュ/明日海りおが初めてシャーロット/華優希に出会ったときは白薔薇の精/聖乃あすかがキャスティングされているのである程度の年月が描かれるのかと思いますが、
シャーロットがどの時点で結婚したのか気になります。

お披露目公演でもあるが退団公演でもある

植田景子先生の大劇場作品で見たことがあるのは、第一次ヅカファン時代の花組「ルートヴィヒⅡ世」と月組「シニョール ドン・ファン」なのですが、
前者は学生時代に劇場で見て「???」となりました。

当時ヴィスタリアはみどりちゃん(大鳥れい)が好きだったんですけれど、みどりちゃんの役がふしぎすぎてなおさら「???」でした。

植田景子先生は小劇場では「アンナ・カレーニナ」「THE LAST PARTY」「ハンナのお花屋さん」と代表作があるのですから、「A Fairy Tale-青薔薇の精-」もそういった代表作になるようないい芝居であることを祈っています。

花組のみならず宝塚を引っ張ってきたみりおちゃんの退団公演であり、華ちゃんのトップ娘役お披露目公演であり、花組が誇る娘役さんたちの退団公演でもあります。

「夢現無双」のときのような「なぜこれが退団公演なのか…」と頭を抱えるような経験は二度としたくありません。

植田景子先生にとって、そしてみりおちゃん、華ちゃん、花組生の新たな代表作となることを新たな期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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