おはようございます。ヴィスタリアです。
花組大劇場公演 当日の公演中止発表
スマートフォンをいじっているときに(めずらしく)劇団からLINEが来て知りました。
今日8月2日の花組宝塚大劇場「はいからさんが通るの中止が発表になりました。
宝塚歌劇では、感染予防対策の一環として、出演者および劇場従業員全員に対する検温や体調確認を毎日実施し、健康管理に努めておりますが、このたび現在公演中の花組宝塚大劇場公演『はいからさんが通る』公演関係者の体調不良が判明したため、お客様・出演者・公演スタッフ・劇場従業員の健康に万全を期すため、以下の公演を中止させていただくこととなりました。
ご観劇を心待ちにしておられたお客様には深くお詫び申し上げます。
【中止対象公演】
花組宝塚大劇場公演
『はいからさんが通る』
8月2日(日)11時公演 ~ 8月2日(日)15時30分公演
なお、公演中止に伴い、当該公演のチケットをお持ちのお客様にはチケット料金の払い戻しをおこないます(公演の振替はございません)。
払い戻し方法につきましては、後日改めて宝塚歌劇公式ホームページにてご案内いたします。払い戻しの際には、お手持ちのチケット・予約番号等が必要となりますので、大切に保管くださいますようお願いいたします。
8月3日(月)以降の公演実施につきましては、改めて宝塚歌劇公式ホームページにてお知らせいたします。
ちょうど1周間前、大好きな美弥るりかちゃんが出演しているシアタークリエSHOW-ISMSも開演1時間前に関係者の体調不良による公演中止が発表になりました。
このとき強く感じたのは本当に観劇できるかは当日劇場に行って幕が上がる直前までわからないものになってしまったということでした。
新しい世界で舞台は博打要素の強いものになってしまいました。
チケット当落✕公演が実施されるかどうか✕自分が観劇に行けるかどうか=答えは客席で幕が上がるのを見るまでわかりません。
重要なのはifが起きた後の対策と対応
1週間前に当日の公演中止を発表したSHOW-ISMSは、関係者の検査、休演日を挟んで公演を再開しました。
東宝にしても宝塚歌劇にしても、今回の判断は適切なものであり、いくつものifを想定して万全の対策を講じて幕を上げていることが伝わってきます。
・体調不良者が申し出たり伝えられる環境が整えられていること
・体調不良者が出た場合に開演1~2時間前であっても迅速な判断と決定ができること
・検査体制が確保されているであろうこと
今日観劇予定だった方の落胆と悲しみはいかばかりかと思うと心が締め付けられるようですし、もしも自分がチケットを握りしめていたら…と思うと泣かずにいられないでしょう。
誰を責められることではありませんから、いま自分たちが生きているのはこういう世界なのだと、時間をかけながら受け入れていくしかないのかな……と自分に言い聞かせています。
勇気を持って名乗り出たその人が、万全の対策を講じて幕を上げている劇場、公演関係者が責められることもあってはならないことです。
批判し糾弾されれば次に何かが起きたときに沈黙しかできなくなってしまうかもしれません。
関係者全員のご無事を祈り、劇団からの続報を静かに待ちたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。