観劇の感想

美弥るりか1stLIVEに行ってきました!

こんばんは、ヴィスタリアです。
美弥るりかちゃんの1stLIVEに行ってきました!

例によってヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた感想を書いてみました。

第1部を中心にトークを思い出せる限り書いてみましたが、舞い上がっているヴィスタリアの記憶によるものなので言葉などは正確なものではなくニュアンスです。

美弥るりか1stLIVEに行ってきました!

会場は舞浜アンフィシアター、半円形の約2000人収容の大きな劇場です。

グッズの販売、入場ともにスムースで、入り口にはお祝いのお花がありました。

また客席にはOGさんや月組生さんも多数お見えでした。
退団同期のさやかさん(響れおな) もいらっしゃっていたようです。


写真をスライドすると汐月しゅうさんも!

このライブではうれしい告知がありました。

1.TOKYO MXで8/31にライブの模様が放映!

2.ライブの追加公演が10/4に大阪で開催!

3.新曲「瑠璃色の香り」初披露!

トークも歌も盛り沢山で休憩込であっという間の約3時間、大阪公演も行きたい!リピートしたい!と反射的に思いました(チケット難で行けなかった方優先だと思うので行きませんが)。

いったいどんなライブになるのか、退団されてからどういうことをされるのか。
さよならショーもディナーショーもあっていろいろな歌を歌われて、今回どういったパフォーマンスをされるのか。

なにもわからないまま行きましたが最高の時間でしたし、あらためて「美弥るりかちゃんを応援したい、ファンでいたい」と思いました。

1部 宝塚の思い出の曲たち

LIVEは2部構成で、第1部はリクエストを中心に宝塚時代の曲ということでセットリストはこんな感じでした。

1.最後のダンス「エリザベート」
2.女神よ今夜だけ「ガイズ・アンド・ドールズ」

3.At the Grand Hotel「グランドホテル」
4.瑠璃色の刻
5.Everything for Love「アンナ・カレーニナ」
6.カオス・パラダイス「BADDY」

7.私は神だ「1789」

8.この地上のどこかに「All for One」

スモークが焚かれる中、バンドをバックに登場されたるりかちゃんは青く染めた髪をオールバックにし、お化粧は薄めで赤系のブラウンのアイシャドウでした。

宝塚GRAPHのさよならポートでオールバックにスーツのポートがありましたがその雰囲気に近いかもしれません。

このオールバックの、るりかちゃんの妖しげな雰囲気が大好きだったのでとてもうれしかったです。

黒地に派手な着物のような(?)刺繍の入ったジャケット、赤いラインの入ったパンツに真っ赤な靴でした。

まず最初がトートで、黄泉の世界がそこに立ち上っていて「ああ、このトートの舞台が想像ができるし見たかったんだ」と、腑に落ちるといいますか、すとんと思いました。

また「女神よ今夜だけ」は大好きなナンバーで、しかもヴィスタリアは当時リカさん(紫吹淳)のファンでこのDVDを何度見たことかというくらいなので、るりかちゃんのスカイを想像してものすごく気持ちが高まりました。

ここからるりかちゃんが演じた役の歌がありましたが、曲が変わる度にその舞台の世界が一気に広がるのに心底魅せられ、呼吸するのも忘れそうになるくらいでした。

だって「グランドホテル」のオットーが、「瑠璃色の刻」のサンジェルマン伯爵が、「アンナ・カレーニナ」のアレクセイ・ヴィロンスキーがそこにいるんですよ。

特にヴィスタリアはファン歴が浅い上にさよならショーも生で見られなかったので、るりかちゃんのグランドホテルを初めて生で聞いたんです。泣きました。

6月9日に宝塚を卒業してから初めての公の場です。
宝塚では入り出があったり何度も観に来てくださったりでちょこちょこお会いできてたから、(退団してから)みんなのこと気になってたんだよ。

(開始直後から悲鳴の上がる客席を前に)
初めてのライブで宝塚は座って静かに、お口チャックで見るのでみんながどんな感じか心配してた。でも大丈夫そうだね。
みんなで作るライブにしたいと思っています。
(中略)みんな、このライブがどうなるかわかってないよね?
2部構成で休憩あるよ。25分くらいだと思うよ。

ゲストいると思ってた?私1人だよ。
1人で何度も挫けそうになった。今までは70人、80人で作っていて。
小さいときでも30人とかいて。それが今回私は1人なんだよ。

るりかちゃんは客席にたくさん話しかけてくれて、また客席からも声が返ってきて、大きな会場なのに距離の近さがりました。

ライブで聞きたい曲をリクエストで募ったお話では、投票されたファンの方とのやり取りもありました。
この辺りは美弥茶のフリーダムな雰囲気を思い出しました。

みんな、他の人がなにをリクエストしたか知らないでしょ。
私は知ってる!

1票だけだったのは「となりのトトロ」。
2票だけだったのは「セーラームーン」と「キューティーハニー」

でも私がやめて2ヶ月ちょっとでそれを歌ったらこの人どこに向かっているんだろうってなるのね。 
だから今回は無理だった。3年待ってくれ!

「セーラームーン」をリクエストされた方はセーラーウラヌスに言及されており、ヴィスタリアはカイちゃん(七海ひろき)を思いだし、
また「キューティーハニー」をリクエストされた方が客席においででしたが、ヴィスタリアはリカさんの退団直後のコンサートを思い出しました。

リクエストで特に多かった4曲を続けて聞いていただきました。

「グランドホテル」はありがたいことにフルバージョンでというリクエストを多くいただいて、自分のときはちょっと短くなっていたので、涼風さんのことを思い出しました。
もちろん自分のオットーもあるんですけれどファン心が出ちゃいました。

「瑠璃色の刻」は初めての単独主演でカーテンコールでみなさまからいただいた拍手にあたたかい気持ちになりました。
あとこの(アンフィシアターの)舞台、盆が回るのよ!
「瑠璃色の刻」もそういった演出だったので、あのときの舞台を表現できるかなと。

「カオス・パラダイス」はみんなスイートハート大好きだね。それまでの3曲どこにいった?
「スイートハートの嘆き」などもあるけれど、ライブで歌うなら「カオス・パラダイス」がいいかなと。自分は(公演では)あまり入ってなかったんだけど。
みんな知ってる曲ならマイクを向けたら歌ってくれるかなと思って口元見てたけど全然動いてなかった。

だってそりゃあ、一緒に歌うよりも前にるりかちゃんの歌を聞きたいですし一挙手一投足から目が離せないんですもの。

ちなみにリクエストがもっとも多かったのは「1789」のアルトワ伯の「私は神だ」だったそうです。

歌もトークも盛りだくさんであっという間の一部でした。

2部 新しい曲たちとこれからのこと

休憩を挟んでの2部は宝塚以外の曲で構成されていました。
ここから空気が一気に変わってスタンディングになり、興奮気味でトーク内容などもあまり記憶できていません。

るりかちゃんは裾がアシンメトリーのプリーツが広がるお洋服で、オールバックだった髪を無造作に崩しておいででした。

1.SPARK/THE YELLOW MONKEY
2.少年/黒夢
3.ガラスを割れ!/欅坂46

4.Ti Amo/EXILE
5.SUMMER PARTY/BREAKERZ

6.瑠璃色の香り ※新曲
7.Begin/東方神起

アンコール
8.Flame of love/テミン
9.天体観測/BUMP OF CHICKEN

音楽に疎いヴィスタリアはほとんど知らない曲でしたがSNSでセットリストを把握することができました。

踊りメインの曲あり、タオルを振り回すナンバーありで大盛上りでした。

そしてサプライズで新曲「瑠璃色の香り」が披露されました。
作詞作曲はDAIGOさん。

スクリーンに歌詞つきの稽古や撮影風景の映像が流れましたが、これまでのるりかちゃんの宝塚での歩みや心情がいっぱいにつまったすてきな歌でした。
何度でも聞きたいのでCDカットなりダウンロード配信なりしてほしい!

特に印象的だったのはこの「瑠璃色の香り」とアンコールの「Flame of Love」でした。

「Flame of Love」は踊りがメインで、真っ白な、やはり裾の長い衣裳をひるがえしながらるりかちゃんが空気を動かすようにして踊っていました。

ヴィスタリアはるりかちゃんの踊りが好きなので、こうしてまた舞台いっぱいに優雅に美しく、空気を動かしながら踊るるりかちゃんが見られて感無量でした。

るりかちゃんがこれから新しい活動をされていくなかで、またこうして踊り続けてくれてたらファンとしてうれしいです。

セットリストが終わりに近づいていくにつれて「最後の曲」と言おうとするるりかちゃんに劇場中からブーイングが起こり、「よく考えて?けっこう歌ったし喋ったよ?」とるりかちゃんが答えるやりとりが何度かありました。

たしかに冷静に考えればそうなのですが、あまりにも楽しいのと夢中になりすぎてあっという間で、この時間がずっと続いてほしくなってしまいました。

美弥るりかちゃんの退団後の初活動を見て思ったこと

どの曲も、どの瞬間もるりかちゃんにしかできない、空気が一瞬ごとに色を変えるような表現があり、
変化が生まれるたびに目も心も惹きつけられ、「すてき」「美しい」「かっこいい」「かわいい」といったあらゆる感情がわきあがりました。

このライブのバンド紹介のなかでベースの女性を紹介する際にるりかちゃんが「紅一点の…私も(女)だから違うか。私は性別が行方不明なんだけど」と言ったんです。

これを聞いたときに男役でもなく女性でもなく、美弥るりかという表現者が好きだとヴィスタリアは思いました。

これから男性と共演して女性の役を演じたり髪を伸ばしたりスカートを履いたりされるのかもしれませんが、どんなことであれステージのるりかちゃんを見れば美弥るりかにしかできないと感じ魅せられ、夢中になりつづけるでしょう。

そんなことを思った美弥るりかちゃんのライブでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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