星組

舞空瞳ちゃんが礼真琴くんの相手役になって思うこと

こんばんは、ヴィスタリアです。

星組新トップコンビ 礼真琴・舞空瞳のインタビュー

朝日新聞さんに星組トップコンビそれぞれのインタビューが掲載されました。

ことちゃん(礼真琴)

スターがひしめく95期の首席であることちゃんは記事中で「首席にしかわからないつらさがある」からこそ、「初舞台生を迎えるたび、そのときの首席の生徒を特別な思いで見守っていた」と明かしています。

その星組で2016年に初舞台を踏んだ102期生の首席がトップコンビを組むことになったひっとん(舞空瞳)です。

この2つの記事を読み、先日観劇した星組「GOD OF STARS-食聖-/Eclair Brillant」でのことちゃんひっとん初々しくも息も相性もぴったりなコンビっぷりを思い出し、
新コンビの船出をお祝いしたい気持ちと「2人はこれ以上ないほどの巡り合わせなのでは」と思いました。

ことちゃんが自身とひっとんを「こう見えて自信のない2人」と称していますが、ことちゃんほど圧倒的な技術と実力がある方が「自信がない」と言うのは謙遜でもなんでもなく高みを目指しているがゆえの本心だと思うのです。

この「自信がない」をことちゃんと本当の意味でわかりあえるのは、ずば抜けた実力を磨きつづけ、若いうちから大きな期待をかけられ抜擢に見事に応え続けてきた娘役さんしかいないのではないでしょうか。

そしてそれがひっとんであり、ただ首席入団同士のトップコンビということに留まらず、
これからことちゃんが一層飛躍し星組をひっぱっていくのに同じスピード、スケールで進んでいけるのはひっとん、と星組公演を見て感じました。

話がそれるようで恐縮ですが、ヴィスタリアは体を動かすのが趣味なのですが、長い距離を走るときにちょうど同じような力量、レベルの人と一緒だと非常にいい形で走れることがあるんです。

自分より相手が上だとついていけなかったり相手が下だと歩調が合わなかったりして、まさに同じようなレベルの相手だと一人では絶対できないことができたり、信じられないような結果が出せたり…ということがあります。

閑話休題。
なかでもこっとん「GOD OF STARS-食聖-」のドラゴンボートの場面で星組子たちと思いっきりエネルギーを弾けさせていたのと
「Eclair Brillant」の「パリ 恋する風の煌めき」のデュエットダンスで難易度の高そうな振付を軽やかに、それも見事にシンクロさせて踊っていたのが強く心に残っています。

あのデュエットダンスではひっとんがことちゃんの体に手をつくようにしてくるくる回るリフト(?)がありましたけれど、
軽々やっているように見えていざ自分の身体に置き換えて想像してみると大変な技なのでは?と思います。

正直ひっとんはまだ102期生ですから上級生でトップ娘役になってほしいと願っている娘役さんもいるのですが、その気持ちはいまは別のところに置いておいて、
舞台を観て「いま、ことちゃんと一緒に加速してどこまでも走っていけるのはひっとんなのだな」と納得するものがありました。

舞空瞳ちゃん きらめくオーラとかわいらしさ

ひっとんは花組時代からかわいらしさ、まぶしいほどのオーラ、キレキレのダンスで注目しており、観劇の度に楽しみにしている娘役さんの一人でした。

注目していると書きましたが、観劇しているとひっとんは勝手に目に飛び込んでくるような感じなんです。

カネもなければコネもなく2階席後方やら端の席で観劇することの多いヴィスタリアですが、オペラグラスなしでも「あ、ひっとんだ」とすぐにわかるのはお顔の小ささや脚の長さなどの驚異的なスタイルもさることながら、ひっとんのキラッキラのオーラがまぶしいんです。

なにか魔法の粉のようなものが舞っているんじゃないか、特別なスポットライトが当たっているんじゃないかと思うほどです。

特に楽しそうに踊っている場面でそう感じることが多いのですが、連休中にスカステ環境のある実家に帰省して「BEAUTIFUL GARDEN」を見たのですが、れいちゃん(柚香光)と踊る「RAINY DAY GARDEN」の白いドレス姿のひっとんにテレビでも釘付けでした。

実家では「MESSIAH-異聞・天草四郎-」新人公演のファーストランも視聴してきたのですが、ひっとんの流雨(本役 仙名彩世)の可憐でかわいいことといったら。

流雨の淑やかさも凛とした強さもきちんとあってバランス感覚もいいんだなと感じましたし、歌もよかったです。

また「ハンナのお花屋さん」ではまだ研2でのタイトルロールにメイクやドレスの着こなしはもう一歩かなと映像で見た限り思ったのですが、
その後一気にあか抜けて美しくなったのも成長の著しさを感じました。

ひっとんが「CASANOVA」のドンナロッサで真っ赤なドレスを美しく翻す姿はこれぞ花組が誇る花娘の一員でした。

今回のインタビューで「細かい作業も苦手で、アクセサリー(作り)も、とんでもない時間がかかる」とお話されていますが「Eclair Brillant」のプロローグのストレートヘアに合わせていたパールのヘアアクセサリーは上品でセンスを感じました。

そんなひっとんがこれからことちゃんと一緒に走りながらどんな舞台を見せてくれるのか楽しみです。

ひっとんがことちゃんの相手役として共に走っていった先にしかないものを見せてくれると大いに期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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