考えたこと

柚香光くんと華優希ちゃんで見たい作品

こんばんは、ヴィスタリアです。

礼真琴くんと柚香光くんがミュージカルを再演するなら

ここ数年のミュージカルの再演を見ていると、トップスターが下級生時代に出演した作品、それも思い入れがあったり出世作となった作品をトップスターになって主演するというケースがよくあるように思います。

さゆみさん(紅ゆずる)の「スカーレット・ピンパーネル」
だいもん(望海風斗)の「ファントム」
ゆりかちゃん(真風涼帆)の「オーシャンズ11」

星組と花組の次期トップスターが発表になりましたが、ことちゃん(礼真琴)にはぜひ「ロミオとジュリエット」を再演してほしい…いえ、きっと再演されると信じています。

ことちゃんのロミオもひっとん(舞空瞳)のジュリエットもぴったりでしょう。

前回の上演(月組2012年月組)から時間も経っていることですしそろそろ再演があったもいいと思うのです。

またことちゃんは過去には出演されていませんが「1789」のロナンも似合いそうです。
ひっとんはアントワネットでもいいですがオランプでロナンとオランプを軸にした「1789」が見たいです。

一方、れいちゃん(柚香光)がそういった過去に出演したミュージカルの再演をするとしたら「ミー・アンド・マイガール」でしょうか。

れいちゃんは「ファントム」「エリザベート」「オーシャンズ11」に出演されていますがいずれも2018〜2019年に再演されたばかりですし、れいちゃんとはなちゃん(華優希)で海外ミュージカルなら、ハッピーで楽しいミーマイがいいなあと思いました。

柚香光くんと華優希ちゃんで見たい漫画作品とシェイクスピア

れいちゃんの代表作、主演作を考えてみると2.5次元といいますか漫画が原作のものが思い浮かびます。

「ポーの一族」アラン・トワイライト
「はいからさんが通る」伊集院忍
「花より男子」道明寺司

相手役のはなちゃんも「ポーの一族」のメリーベル、「はいからさんが通る」の花村紅緒を好演していますし、こうした少女漫画作品の舞台化がまたあるのかもしれません。

これはヴィスタリアの直感、思いつきなのですが、はなちゃんのヴィジュアルと溌剌とした雰囲気を考えると木原敏江の「アンジェリク」など似合いそうに思います。

宝塚歌劇でも過去に上演されていてそれは未見なのですが、木原作品と宝塚は相性がいいですし久しぶりにリメイクされて再演があったらうれしいです。

また漫画作品ではなく、「同じ95期のことちゃんが「ロミオとジュリエット」なら、れいちゃんでシェイクスピアを演るならどの作品だろう」という妄想も広がり、思いついたのがシェイクスピアの喜劇「十二夜」です。

宝塚では1999年に月組バウ「十二夜-またはお望みのもの-」(主演:大和悠河さん)、舞台を日本の明治初期に移しての星組「エピファニー」(主演:彩輝直さん)がありました。

ヴィスタリアはどちらも未見なのですが遠い昔に映画で見たときからすごく好きな作品で「宝塚でオリジナルミュージカルでやってほしい」と思い続けていました。

しかし役が少ないのと、ヒロインのヴァイオラが男装をして意中の男性(オーシーノ公爵)に近づくことがキモになるので宝塚歌劇の男役とは相容れないかもしれないと危惧していたのですが、「All for One」を見て男役と男装したヒロインでもいけると考えるようになりました。

「All for One」はちゃぴちゃん(愛希れいか)が元男役であったという要因もありますが、「十二夜」のヒロイン ヴァイオラは為政者ではなく小姓ですから娘役さんでも演じることができると思うのです。

なによりオーシーノ公爵を慕い、近づくために男装し小姓として仕えるヴァイオラのやりとりをぜひれいはなで見たいです。

ヴァイオラが想いを寄せるオーシーノ公爵はオリヴィア姫に恋をしており、他の女性に言い寄られることにうんざりして小姓のシザーリオ(実はヴァイオラの男装)に愚痴ります。

オーシーノが「女が私にいだく他愛もない愛情と、私がオリヴィアにいただく深い愛情を比べるようなまねは許せない」と言うと、ヴァイオラは彼への想いのあまり「女でも男に負けないほどの愛情を持つことができる」と言い募ります。

このヴァイオラの恋とはどんなものかというセリフがとても美しく切なくドラマチックなんです。

白紙のままでございます。妹は恋を打ち明けず、胸に秘めたまま、蕾のなかの虫のように薔薇色の頬を蝕ませたのでございます。
悩み、青ざめ、憂いにやつれながらも、石碑の上の忍耐の像のように、ほほえみをもって苦しみにたえておりました。
これこそ本当の恋とは申せませんでしょうか。
たしかにわれわれ男はもっと言葉にもだし、誓いを立てたりもいたしますが、本当は心にもない見せかけだけの場合も多うございます。
私たち男は口先だけは立派なことも申しましょうが、愛情でそれを実証することはめったにございません。

れいちゃんの最近の舞台を見ると「CASANOVA」コンデュルメル閣下、「花より男子」道明寺司といい、コメディセンスが光っているので「十二夜」のような明るい喜劇が似合うのではないでしょうか。

一方で超シリアスに「ハムレット」でれいはなの悲劇に涙してみたい気もします。

れいちゃんのハムレットに「尼寺へ行ってしまえー!」と冷たく蔑みを込めて言われてみたいですし、はなちゃんのメリーベルの人形のような美しさを思い出すとオフィーリアも似合いそうです。

ダンスの花組再びに期待したい

れいちゃんのお披露目作品が「ダンスコンサート」と銘打たれているだけに、大浦みずきさんや安寿ミラさんのころのダンスの花組再びになったらいいなあと思う気持ちもあります。

上を見ても下を見ても男役も娘役も踊れる人が揃っていました。

いまの宝塚歌劇はダンスのレベルが全体的に、格段に上がっていますが、れいちゃんとマイティー(水美舞斗)を筆頭にダンスに力の入ったショー、それも花組らしいものが見てみたいです。

「ショー・アップ・ショー」「フォーエバー!タカラヅカ」「ザ・ショーケース」などを映像で見るとなんておしゃれで洗練されていてかっこいいんだと感動しますし、
花組生え抜きでダンスのできるれいちゃんに「これぞ花組」というショーを期待したくなってしまうのです。

「BEAUTIFUL GARDEN」にそういった雰囲気を感じなくもないのですが、より一層スタイリッシュで洗練されているイメージです。

あるいは踊れるということで「ノバ・ボサ・ノバ」「ラ・ノーバ!」「BADDY」のようなストーリー仕立てのショーもいいかもしれません。

来年以降の話で鬼に笑われそうですが、以上ヴィスタリアの妄想でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ