おはようございます。ヴィスタリアです。
定期購読している宝塚GRAPHですが、6月号は美弥るりかちゃんのサヨナラ特集号でした。
それに関しては先日記事にしましたので今回はそのほかのページについての感想を書きました。
ヴィスタリアの独断と偏見と偏愛で気になった順番に書いています。
COVER 望海風斗様の静謐さと、相手役への”ダメ出し“愛
表紙とポートのだいもん(望海風斗)が美しく、湛えている雰囲気、世界観に息をのみました。
まず表紙からして整ったお顔でそんな思わせぶりな目で見られたら…うっとりです(ため息)。
表紙と同じ衣装の見開きと、GRAPH最終ページのポートのだいもんならではの研ぎ澄まされた静謐さが特に好きです。
興味深かったのがスター通信のコーナーで5組のトップスターが相手役のエピソードを紹介しているのですが、だいもんが相手役の舞台技術に関する苦手分野に言及しているのが印象的でした。
まあやちゃん(真彩希帆)はタップがちょっとお苦手でいらっしゃるのかなとお見受けするのですが(笑)
だいもんのこの言葉で始めるまあやちゃんのエピソードがかわいい上に、まあやちゃんがなんでもできるからこそ言える関係性があるのかなと思いました。
ヴィスタリアは雪組はだいもんが精神的な面でも舞台のクオリティでもまとめ、一段高いレベルへと引っ張り上げているという印象を(勝手に)抱いているので、この話がたまらなく好きです。
舞台写真は「20世紀号に乗って」があり、あの抱腹絶倒の舞台を思い出しながらじっくり見ました。
紅ゆずる様 唯一無二トップスターの理想の現実
毎月楽しみにしているIDEALのコーナーは、スターさんが8つの質問について理想と現実を語ります。
これまでもべにーさん(紅ゆずる)のインタビューはほかのどのスターさんとも違う、べにーさんならではと思うものでしたが(音楽学校時代のエピソードを覚えておいたほうがいいとか、楽屋でファンレターを読むとか)
今回もべにーさんはべにーさんでした。
(タカラジェンヌとしての理想)
理想は無口なタカラジェンヌ!男装の麗人は多くを語らず(中略)
下級生のときにそうなろうと何度か試みたものの、北極を南極にするというくらい無理な話でした(笑)
べにーさんのトークを無口で消してしまうなんてあまりにも大きすぎる損失ではないですか。
また理想のジェンヌで挙げた方の多くが星組の方で、べにーさんの強い星組愛を感じましたし、
はみだしSHOTでは2009年3月号の夢咲ねねさんのポートを模したショットがありその記憶力にも脱帽です。
The Costume 珠城りょう×美園さくら「クルンテープ」
「クルンテープ」からどの衣裳が紹介されるのか楽しみにしていました。
たま様(珠城りょう)はありちゃん(暁千星)に殺されてしまった後、蘇ったときのエメラルドの仏様のゴージャスな衣裳でした。
このショーで使われている頭飾りが藤井先生のタイ土産ということを美弥るりかちゃんがお茶会でお話されていましたが、たま様は「現地調達されたという生地や頭飾りなど…」とお話されているので生地もタイのもののようです。
美園さくらちゃんはプロローグで来ているピンクと黄色のやはりゴージャスな衣裳です。
結婚式の場面、かわいくてすてきなんですよ。
先月のGRAPHでるりかちゃんが「ポスター撮影でさくらが被り物が似合いすぎてずっと笑っていた」とコメントされていましたが、納得です。
さくらちゃんは派手で華やかな衣裳やコスチュームが映えます。
紹介されているイヤリング、ネックレス、指輪などアクセサリーも凝っていてすてきです。
先日観劇したらネックレスが紙面で紹介されているものとは変わっていて、間違い探しのようで楽しかったです。
今月は花組が気になる!
若手スターさんのインタビューSaltu!は花組のあかさん(綺城ひか理)が登場です。
あかさんは「MESSIAH」の鈴木役がとてもよくて、ヴィスタリアはこの公演のMVPだと思っているくらい芝居巧者というイメージがあり、「CASANOVA」のモーツァルト役に悩んだというのは意外でした。
幕が開いてからも自分の初日は開いていない…と思うくらい当分の間役が掴みきれなくて。
(中略)ただの道化ではダメで、最後はきちんと天才に戻らないといけないというその塩梅が本当に難しかったですね。
イラストレーター芦沢さんのインタビュー麗花咲くではしろきみちゃん(城妃美伶)が「ポーの一族」のころを振り返っていたお話が印象的でした。
私の人生の中で一番苦しい時期だったんです。
まず本役のマーゴット役が難しくて、小池先生のダメ出しクィーンだったんです。
(中略)それ以外にエトワールもさせていただきましたし、新人公演では長の学年で、しかもヒロインまでさせていただいて。
お稽古期間中には「タカラヅカスペシャル2017」にも出させていただきましたので、ありがたいことですが背負うものが多すぎてもうどうなることかと思いました。
タカラジェンヌの多忙さがよくわかるエピソードです。
またしろきみちゃんの「できないと思ってもやるしかない!というのがタカラジェンヌなので、皆で支え合いますし、助けてくださるんです」という言葉が心に残りました。
SIDE SHOT SELECTIONは花組「CASANOVA」ですが、なんといってもデュエットダンスのゆきちゃん(仙名彩世)の背中、広げたドレスの美しさにうっとりです。
またフィナーレの男役群舞の大階段のショットでは、花組で注目しているホッティー(帆純まひろ)がかっこよくて美人さんで手の上げ方もきれいでぱっと目に飛び込んできました。
InstaGRAPHではあきらさん(瀬戸かずや)が昨年のタカスペ稽古場、「蘭陵王」メンバーでUSJに行った際の集合写真を紹介されているのですが、
この小さな写真でも花娘のかわいさがまぶしい!
みりおちゃんが「花組自慢の娘役さんたち」というのもわかります。
これまで宝塚GPRAHは特に好きな3人の生徒さん(美弥るりかちゃん、七海ひろきさん、仙名彩世さん)に注力して感想記事を書いてきました。
みなさんご卒業されて来月号からどうしよう……出るはずのない答えを探そうとして見つけられないでいるのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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