こんばんは、ヴィスタリアです。
定期購読している宝塚GRAPHの2020年10月号を読みました。
例によってヴィスタリアの独断と偏見と偏愛で特に気になったページについて順不同で記事にしています。
望海風斗様の軍服✕革手袋と彩風咲奈くんの愛犬
今年のGRAPHは毎号表紙が最高ですが、この軍服ののぞ様の美しさとかっこよさといったら。
定期購読の封筒から出した瞬間悲鳴がもれそうでした。
のぞ様の意味ありげな視線と革手袋がたまりません。
本誌を開くと帽子をかぶってツバに革手袋の手を添えたショットがありますが、
どこか憂いを帯びていて物語が始まりそうです。
一番最後のページのショットは片目が訴えるものの強さに射抜かれそうで、いずれのショットも
のぞ様の美と詩情を感じました。
「まだこんな引き出しがあるのね!」と思っていただける姿を目指しました。
特に昨年の表紙が公表だったとお聞きしたので、それを超えていきたいなと。いかがでしょうか?
2019年6月号のどアップののぞ様も物憂げでなにか言いたげで素敵でしたものね。
表紙撮影ルポでのぞ様が質問してくださったので答えるなら「最高でした」に尽きます。
そしてSPECIAL PRTRAIT 彩風咲奈では
愛犬を抱っこしているさきちゃんがふだんとは違う、デレデレの表情を見せてくれています。
「炎のボレロ」のご挨拶にも感じたことですが、さきちゃんは素のピュアさ、飾らないお人柄が自然と出るのがとても魅力的だと思っています。
その素が出る瞬間とさきちゃんの舞台での男役のギャップを含めて好きです。
はみだしSHOTにはさらにデレデレのさきちゃんと
見学に来たのぞ様、凪様(彩凪翔)とあーさ(朝美絢)も揃っていてこれがまたかわいいです。
特にのぞ様が撮影を見守りながらそわそわしていたり、
2匹を抱いてご満悦なのがマスク越にもわかってかわいかったです。
「ゆるりふんわりふたり。」ではフェレットのジェラルドとのぞさきが楽しそうにしていたのを思い出しました。
それにしてもさきちゃんは昨年11月号では「フェレットをもう1匹飼いたい。名前はエリック」
と言っていたのがどうなってわんこ2匹になったんでしょう。
珠城りょう✕月城かなと「バレンシアの熱い花」誌上上演
トップスターと2番手が柴田作品の扮装をする香気に満ちた柴田侑宏の世界を毎回楽しみにしています。
次号のお知らせのページを見たときから「どの作品を選ぶのかな」と想像するのも楽しいです。
(次月はまかキキ(真風涼帆・芹香斗亜)なので
いまから楽しみで仕方ありません。)
たまれいこが選んだのは「バレンシアの熱い花」でした。
「黒い天使」の扮装のたま様と
れいこちゃんがノーブルでかっこいい!
またサーベルを構えるたま様、ラモンといえばの黄色いお衣装のれいこちゃんに
このまま本舞台で上演してくれていいんですよと思いました。
さくらちゃん(美園)のイサベラも似合いそうですし、
柴田先生の描く三角関係や多角関係をトリデンテが演じるのを見てみたかったです。
(珠城)もう半年くらい舞台に立っていないから…。
この一言には胸が塞がれるようでした。
その月組さんはようやく宝塚大劇場「WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-/ピガール狂騒曲」が初日を迎えるます。
長かったですね。
またたま様の
「醜い感情も美しく描かれる柴田先生の作品」という言葉には深くうなずきました。
花組「はいからさんが通る」公演再開を誌面で実感する
公演が再開されて誌面にもレギュラーコーナーが帰ってきました。
舞台写真のページを眺めながらライブ配信を思い出しもうすぐ始まる東京公演の予習をし、
毎回楽しみにしているThe Costume、トークDXをじっくり読みました。
The Costumeはきっとフィナーレのお衣装だと思っていました。
れいちゃん(柚香光)のこのベージュピンクの美しい軍服、じっくり見たいと思っていたのでうれしいです。
ゴールドの刺繍は芸術品ですし、れいちゃんの言うように
「お衣装の柔らかい色味と雉羽根、少尉の金髪の統一感」また芸術的だと思います。
(大羽根の)背負い方も日々重ね、自分の身体から生えているくらいになれたらいいなと思っています(笑)
きっと各組のトップスターさんがいろいろ伝授してくださったことでしょう。
はなちゃん(華優希)は舞台化粧が上手できれいだなあとあらためて思いました。
フィナーレのデュエットダンスのウェディングをイメージした白いドレスを紹介しています。
ドレスの丈感やショートブーツを合わせているとこと、腰の大きなリボンが紅緒さんらしくてかわいいです。
相手役さんが指輪を贈るのは
宝塚のすてきな風習の一つだと思っているのですが、
れいちゃんから贈られた結婚指輪も紹介してくれているのがうれしいです。
トークDXがれいちゃんとあきらさん(瀬戸かずや)になって、
あきらさんが2番手スターなんだなあ…としみじみ感じ入っています。
(瀬戸)冗談社で出会って抱きかかえたとき、はなちゃん、体にすごい熱を帯びているの。
”この人、生きている~!” て実感する(笑)(中略)はなちゃんが全力で紅緒に向き合っているからこそ、彼女が巻き起こす風についていける。
冬星が生きてきた中でこんなに掻き乱されることもないから、惹かれるだろうしね。
これにはれいちゃんも同意し、
また思考と感情と行動が直結している役は疲れると「花より男子」道明寺司役の経験を挙げています。
紅緒も道明寺司も少女漫画の魅力的な登場人物ですが、彼らに命を吹き込むのはどういうことなのか、とても興味深いお話でした。
「はいからさんが通る」はタイトルロールが紅緒さんです。
そして忍少尉、冬星さんという男気のあるかっこいい人物たちを
かき回し惹きつけ、ストーリーを動かしていくわけですから、生き生きと説得力をもって演じることの大切さを感じたトークでした。
お2人のトークを踏まえて観劇するのが楽しみです。
その他のページ
一言ずつですが触れさせてください。
◆A GIRL 舞空瞳
このページ、娘役さんが「あまり着たことがない」と黒を選ぶことが度々ある気がします。
なこちゃんのこの黒地にお花を散らしたワンピース姿にダウンスタイルの巻き髪、とってもかわいいです。
19ページ下の巻いた髪に手を添えているショットの表情に凛としたものがあって素敵です。
心の栄養はもちろん宝塚!いまでも毎公演パレードでお辞儀した瞬間に「宝塚に入ったんだ!」と鳥肌が立つんです。
大好きすぎていまだに信じられないんでしょうね(笑)。
自分がヅカファンなので生徒さんの語るヅカファンエピソードが大好きなのですが、
トップ娘役さんがそんな思いでお辞儀をされているなん。
感動しちゃいました。
◆スター通信 自分を誉めてあげたいエピソード
ゆりかちゃん(真風涼帆)のお部屋のきれいさ具合は
これまでも感じていました。
しかし紹介されているDIYが本格的すぎてびっくりました。
こんな棚を作れるなんてすごすぎます。
◆InstaGRAPH
レビュー本の撮影で訪れた結婚式場の高砂に座るせおっちと愛ちゃん(愛月ひかる)のショットが強烈に印象に残りました。
「私が新郎で愛月さんが新婦です」とのことですが、
愛ちゃんが満面の笑みで体の傾け方も幸せいっぱいの新婦さんで、さすがのなりきり度でした。
愛ちゃんは娘役志望だったとのことですが納得です。
ところであがたくん(縣千)がお姉さまご夫妻が買っているというコキンメフクロウを手に乗せたショットを紹介していますが、
変わったペットで驚きました。
フクロウって飼えるんですねえ。
またゆーなみくん(優波慧)がキキちゃん(芹香斗亜)とのツーショットに添えている文章がおもしろかったです。
キキさんは(中略)公演中止になった際もすぐに連絡をくださり、お母様とお兄様が作ったごはんを届けていただいて…
キキちゃんご自身が作ったごはんではないんですね。
◆波瀾爆笑!?我が人生 極美慎
初めての受験の際に何も習わなかったというエピソードは近年では初めて目にした気がします。
しんくん、ツワモノですね。
今月のCurrentが鹿児島で同じスクールに通っていたというあみちゃん(彩海せら)とかのんくん(天飛華音)が対談していますが、
鹿児島出身のトップスタータモさん(愛華みれ)はほとんど何も準備しておらず、
合格発表の後「あと2週間後の入学までになんとかしなさい」と学校側から言われた…とどこかでお話していたのを思い出しました。
閑話休題。
「押忍」というあだ名がついた由来には声を出して笑いましたが、そう呼ばれ覚えられ愛されるなにかがあったのでしょう。
極美慎という芸名はインパクトもあってとても珍しいと思っていたのですが
空手を習っていたことに留まらず、この受験時のエピソードも切り離せないものとして刻まれました。
次月号も楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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