星組

星組碧海さりおくんの新人公演初主演と4回目のチャレンジで掴んだもの

こんばんは、ヴィスタリアです。

かなり前のことになってしまいましたが、radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは星組「眩耀の谷」で新人公演初主演を果たした101期生のちゃりおくん(碧海さりお)です。

大劇場では新人公演の上演があったものの東京は中止が決まってしまいました。
チケット取れてなかったのですが当日券を獲得して立ち見で見る!と思っていたのですがそれさえ叶わなくなってしまいました(涙)。

いつものようにパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

「眩耀の谷」新人公演を終えて

ーー新人公演を終えたちゃりおちゃんが来てくれました。疲れた?

でも、すごく楽しかったです。
ご挨拶でも申し上げたんですけれど謝先生が教てくださったことが本当に身に染みて、やっぱり舞台に立つのって本当に楽しいなと感じさせてくださる作品で、
表現することの楽しさであったり、お客様への感謝であったり、本当に貴重な経験をさせていただいたなと感謝の気持ちでいっぱいです。

ーー配役が発表になったときはどんな感じでした?

クリスマスイブの日、ショーのプロローグの振付をしていで夜の休憩のときに呼ばれて伺ったんです。
さっきまで覚えていたはずの振りの全部飛んで本当に真っ白になってしまって、「うれしい」とか「どうしよう」とかよりもになって。

同期にそのときは伝えなかったんですけれど長い休憩のときに「この振りなんだっけ?」と聞いたら「どうしたの?大丈夫?」と言われてしまうくらい、本当に自分でも自分がわからなくなりました。

ーー我を取り戻したのはどのくらい後でしたか?

2~3日は続いていました(笑)。
その翌日は振付は覚えられたんですけれど心ここにあらずというか、驚きが大きかったので、なかなか「やるんだ」というふうには思えなかったというか。
ただただビックリしてぽかーんとしていました。

ーーこっちゃん(礼真琴)にはどんな言葉を?

ご挨拶にうかがったら、そのときに肩をぽんぽんとしてくださって「がんばって!やったやん!」と言ってくださって、もう本当にうれしくて。

研2のとき「こうもり」の新人公演で礼さんのお役をさせていただいて、お世話になっている大好きな憧れの、尊敬する方なので礼さんが直々にそう言ってくださったことがうれしくて満面の笑みになりました。

ーーそこからが大変でしたか?でも今回、歌がこんなにうまいと知りました。

歌に関しては苦手意識がすごくあって、でもそれをなくさなくてはこの役は務まらないと思い、丹礼真という役は曲がこれだけあってありがたかったなと思っています。

いま私が乗り越えるべき壁だったのでこの作品と丹礼真と巡り会えてよかったと思います。

ーー今日は割れんばかりの拍手でしたね。

最初に登場したとき皆様がワーッと拍手をしてくださって、実はちょっとしたハプニングがあったんです。

私がお衣裳の変なところに足を突っ込んでしまって動けなくなってしまって「あっ!!」と思っているときに拍手がきて「うわー!!」と思ったんですけれど、
拍手のおかげで冷静になれて、「これは絡まっている」と床にすっと滑った瞬間にペッと払いました。

このときは(丹礼真ではなく)碧海さりおになっていたのかもしれないんですけれど、冷静になれました。

新人公演から「舞い降りる星」「祈りの光」がオンエアされました。

ちゃりおくんは丁寧に歌っていて苦手意識を感じる理由などないのに、と思いました。

「祈りの光」は瞳花/桜庭舞(本役 舞空瞳)との台詞もあるデュエットで、まめちゃんとの熱演が伝わってきました。

ーー新人公演のお稽古は大変だったでしょう。

新人公演のお稽古をしていて大変というよりとにかく幸せということが強かったです。

謝先生のお力というのが一番あると思うのですが、皆がこの作品に、何かを表現すること、伝えることに一生懸命になっていて、
お稽古場で通しをしたときに涙を流す皆を見て私もぐっときて礼真としての心が動いたので、しんどいとか苦しいとかより皆の力があって私はがんばれたんだなと思います。

やらなきゃいけないことが本当に多くて、最初に「主演です」と言われたときに台本と譜面をもう1回確認したんですけれど、あまりの台詞と歌の量に「これはどうしたもんか」と思ってしまって、膨大すぎて2ページに渡ってセリフがあったり。

ここまで喋る、歌うという経験が初めてだったのでそれに追われながらも「やるしかない!」と切替えられたのはその量があったからかもしれません。

ーー本公演ではどんな役をされていますか?ショー「Ray」の方が目立っているでしょうか。

汶(ブン)族の一人プラトという役をさせていただいています。

ショーは研1の最下級生まで出ている場面が多くてありがたいことだなと思うんですけれど、本当に盛沢山ですてきなショーだなと。やっていて本当に楽しいです。

オリンピックの場面で五輪の5色のお衣裳で踊っているんですが、私はを担当しています。
黒は土という意味があるらしく、土らしい地を這う感じがどこか汶(ブン)族とリンクしているのを感じながら踊っています。

オリンピックの場面というのが、新型肺炎の感染拡大で東京2020の延期が決まったいまは切ないやら虚しいやら…やるせないです。

前回のゲストせおっち(瀬央ゆりあ)からのメッセージが紹介されました。

ありがたいお言葉ですね。
瀬央さんは新人公演でお世話になったことがあるですけれど、今回もお稽古場に見に来てくださったときとか舞台をご覧になったときいろんなアドバイスをしてくださって本当にうれしかったです。

よく笑わせてくださるんです。
パレードの前にお会いするんですけれど、ちょっと言ってくださることが「ニヤ」としちゃうことを言ってくださるので緊張がゆるんで、
こうやって上級生の方に助けていただいて私は新人公演の主演をつとめることができたんだと思います。

ーー東京の新人公演に向けては?

今日舞台に立ってみて気づけたことがたくさんあって、自分を客観視できるよう「離見の見(りけんのけん)」という言葉を大切にしていて、どこか冷静な自分がいたので、
気づいたことを絶対に忘れずに東京の新人公演に向けて台本を読みなおしたり発声、発音などもう1度一から取り組みたいと思います。

ここでちょっと小山さんが興味深いことをお話されました。

さきほどからガタ、ゴトと音が入っているかもしれません。
次の公演に向けての舞台設定の音が入り込んだかもわかりません。
ちゃりおちゃんの笑顔で勘弁してもらおうかな(笑)。

「ビバ!タカラジェンヌ」の収録は大劇場で行っているんですね。
ちゃりおくんが「ごめんなさい」とチャーミングに謝っていました。

碧海さりおくん 4回目のチャレンジでつかんだ音楽学校合格

ーー石川県金沢市、野球の名門星稜高校ご出身ですが宝塚音楽学校を受けた理由は?

宝塚を知ったのは小学校高学年のときで、祖母に宝塚大劇場に連れて行ってもらって宙組の和央ようかさん主演の「炎に口づけを/ネオボヤージュ」を拝見して、そのときの休憩時間には「私、ここを受けたい」と祖母に言っていたようなのですが記憶になく…。

受けたいという気持ちは強くなってファンというよりは受験生として日々過ごしていたような気がします。

ーー芸事はされていたんですか?

3歳のころからクラシックバレエを習っていて舞台には立っていたので、また違う舞台ですけれど、宝塚とご縁があってよかったなと思います。

ーーおばあさまはお元気ですか?

はい、今日も新人公演を観に来てくれて、まだ感想は聞いていないんですけれど。
孝行ができていたらいいなあと思っています。

ーーご両親は反対されませんでしたか?

家族のなかに反対する人は誰もいなかったんですが、私は4回受験をしているんです。
音楽学校は4回しか受けられないんですがそのチャンスを使い切ってしまって、毎年最終審査で落ち続けるという結果を出してしまって。

でも私の中には諦めるという考えはなくて、毎年落ちて「ああ、(自分の番号が)無いな」とトボトボ帰るんですけれど、
「もう1回受けさせてください」とその日のうちに家族には言って、1年がんばって落ちて、1年がんばって落ちて…の繰り返しで最後にようやく番号を見つけることができました。

ーー「碧海さりお」という芸名の碧海の由来は?

海に家族との思い出があったり私自身が海が好きなので海という字をいれたいというのがあって、紺碧の空のようにどこまでも広がる海のように可能性は限りなく無限大という意味を込めて碧海とつけました。

碧海さりおくん 新人公演主演のご挨拶(全文)

「眩耀の谷」新人公演終演後のちゃりおくんのご挨拶全文です。

皆様、本日は星組新人公演「幻想歌舞録 眩耀の谷~舞い降りた新星~」を最後までご観劇くださいまして真にありがとうございました。
星組の碧海さりおでございます。

この度、謝珠栄先生が作、演出、振付を手がけてくださったオリジナル作品で、また礼さんと舞空のトップお披露目公演という大切なこの公演で新人公演主演という機会を与えていただけましたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。

お稽古場から、そして公演中、毎日上級生の方、礼さんのお姿を拝見したくさんのことを教えていただきました。
自分もお稽古が始まって丹礼真という役と向き合うことにより、志熱く、理想に燃える丹礼真のように私もなりたいと強く思いました。

そんな気持ちとは裏腹に、緊張や不安で押しつぶされそうになる自分がいましたが、そんなときにたくさんの方が手を差し伸べてくださり、客席からお客様があたたかい笑顔、あたたかい拍手を送ってくださったからこそ私はがんばることができました。

まだまだ未熟者の私は丹礼真としても一人の舞台人としてもたくさんの課題が残されていますが、この新人公演を通して学ばせていただいたことを大切に本公演に活かし、日々精進いたしてまいりたいと思います。

本日は真にありがとうございました。

「本日は本当に」ではなく「本日は真に」という言葉が2回出てきましたがことちゃんのお名前にかけているのかなと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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