雪組

懸千くんが深く、熱く語る「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」

こんばんは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは雪組「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」にパッツィー役で出演中のあがたくん(縣千)です。

パーソナリティーの小山乃里子さんはあがっちゃんと呼んでいました。

今回は新人公演前日の収録だったようです。あがたくん、お疲れ様です。

あがたくんのお話は内容が濃くて、ご自身の役、作品について深く深く考えておられることが静かに熱いトークから伝わってきました。

なおお話のなかで作品の内容に触れられています。

縣千くん「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」パッツィー役を演じて

ーー1月1日からの大劇場公演にパッツィー役で出演されていますね。

パッツィーはやっていくごとに(こういうこともできる」とか、
舞台上に来てからキャラクターが深まったと思うことがたくさんあります。

舞台セットであったりお衣裳であったり、見え方としてですけれど、パッツィーとしてはトロい、どんくさいキャラクターを出したいと思っていたので、
ちょっとしたところでマフラーが挟まって抜けないとか、皆が反応することよりも一つ遅れて反応したりとか、その時代の子どもにしては「自分たちが虐げられてきた」という思いもありつつ、
ヌードルス/望海風斗のメンバーの中ではおっとり系なのかなというのを意識しながら演じています。

ーーこういう役、似合いますね。あがっちゃんは顔の雰囲気から貴公子のイメージがあったんです。

やりたいですよ!
めちゃくちゃやりたい、やりたい!

なんかこういう感じのキャラクターの役、本公演で多いんですよね。
でも今回のパッツィーもクールさよりも、映画のなかで大事な紙をなくしちゃったりという印象が大きかったので、
それは公演でも絶対活かしたいと思ってやっています。

あがたくんは貴公子という単語に「やりたい!」と大きく反応していました。

ーー舞台で段々と顔つきが変わっていく、成長していっているんだなと感じました。

幼少期から最後のところまで心の成長はあるけれど根本はそこまで変わっていなくて、だからこそ出所のところでヌードルスが帰ってきたときに懐かしい空気だなって思ってもらえるように、
幼少期での空気感は大人になっても変えないでいようと思っています。

そのなかで身長も伸びてかっこいいスーツを着てちょっと気取ってというのはあるけれど、ヌードルスのいない7年間、3人でずっと必死でがんばって生きてきて、
ヌードルスが帰ってきたときにどれだけ今まで通りに迎えられるかという空気感、懐かしい雰囲気を残したいんです。

アポカリプスについても望海さんに言っていただいたんですけれど、
「なんで私たちがアポカリプスと名乗っているの?」という。

「神様なんて信じない」と言っているわりに神話から取っているのが皮肉というか、
「俺たちが神話を名乗っているんだぜ」という神様に対して上から目線の思いをもってアポカリプスを名乗っているという気持ちは最後までずっと持っています。

これはチームヌードルスとして考えられたことだそうで、小山さんが感心されていました。

劇中からあがたくんコックアイ/真那春人の歌う「俺たちの時代」がオンエアされました。

冒頭の子ども時代、パッツィーは中学生くらいの年齢を意識しているのですが、
今までどういうふうに生きてきたのか、そうせざるを得なかったのかというのを描いている曲です。

自分たちが置かれている状況に対して悲しみとか怒りだけじゃなくて、「これが俺たちなんだ」と開き直っているところもありつつ、
この曲の間に子どもたちがスリとかいろいろなことをするのは見どころで、目が足りないシーンです!

ーーパッツィーという役を深~く掘り下げているんですね。

まだまだ考えられることはたくさんあるんだろうなって…自分なかでは今は「これだ」って思ってやっているものもたくさんあるんですけれど、
お芝居していく中で望海さん彩風さん真那さんの空気が毎回一緒で固まるわけではなくて毎回感じ取るものが違うので、
「そしたら自分もこういう感情が生まれる」という日々の進化みたいなのがあるので、
あまり固定せず柔軟にやっていきたいと思っています。

あがたくんのお気に入りの曲はSTAR WARSのメインテーマで、なんとSTAR WARSが大好きだというあがたくんの持ち込みだそうです。

ーーニックネームは今でも「あがた」が多いですか?

いや…あがちんあがちゃんが多いです。

でも望海さんとか「あがた~」て言います。

前回のゲストあーさ(朝美絢)あがちんと呼んでいるそうです。

朝美絢様が語る女役「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」こんばんは、ヴィスタリアです。 radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。 ゲストは雪...

(リーゼントでロケットをしていることについて)やりきるしかないですよね!
けっこう怖いです、自分でも…(笑)

今回袖でもロケットのお衣裳を着て、ろっぽうという頭の被り物をかぶらずに立っていることが多いんですよ。いろいろ作業があって。

お衣裳はかわいいのに顔はパッツィーで自分でもなかなかにおもしろい…怖いなと思います。

稽古場のロケットのダメ出しで小池先生に「ロケットの子たち、集まって!ここでパッツィーが側転しているところ」と言われて、
パッツィーって言わないでー!ロケットの女の子なの!と言いたくなりました。

あれはパチ子という名前を勝手につけていて、よく皆に袖で「パッツィー、その恰好どうしたの?」とよく言われるので
「私はパチ子よ、パッツィーの妹なの」という設定にしています。

雪組の楽しい雰囲気が伝わってくるエピソードでした。

ーー原作の映画は何回かご覧になりましたか?

私は1回見たときに話がチンプンカンプンすぎてまず誰が誰なのかもわからない状態でした。

台本をもらって2回目は自分のパッツィーという役を見ながら見て、3回目は新人公演のマックスのときにマックスをばかり見て、4回目は何も考えずに見ました。
その後何回か見ましたね、仕草とか見たいなとか…。

でも映画と小池先生の解釈が違うので、あんまり映画の方にひきずられすぎてもだめだなと感じたので、映画は映画、こっちはこっちだなと思っています。

ーー舞台でお客様の反応など感じますか?

お客様がこの作品を観てなにか受け取ってくださる、その反応だけで十分だなあって。

最後お客様の顔がどうなっているのかよくわからない……ロケットのときはすごく笑ってはるなって思うんですけれど、作品はまだ自分に必死で。

京都出身のあがたくん、ここでちらりと京言葉が出たのに和みました。

もう1曲「憎み切れないアメリカ」がオンエアされました。

ヌードルスさん/望海風斗マックスさん/彩風咲奈が主に歌っていらっしゃって、2人の意見が真正面からぶつかりあう喧嘩する場面です。

パッツィーは最初はヌードルスの意見に賛成だったんですけれどそこからマックスの方が正しいんじゃないかと思って、
マックスが言うことに対して「それが一番ベストなんじゃないか、マックスは失敗したことないし」という思いが強いんです。

摩天楼のもっと高いところに行きたいとかそういう思いがパッツィーも強いから、ヌードルスの言う平凡な生き方を受け入れたくない。

曲がいいのもあるんですけれどここは稽古場でも熱い場面で、出ていてもゾクっとします。

望海さん彩風さん真那さんと4人で歌うところがあるんですけれど、
「どうしようもない憎い国」という歌詞が4人それぞれの感情、それぞれの過去があるので、4人がーーというか3対1なんですけれど、ヌードルスにぶつけていますね。

ーー歌の上手い望海さんを前にしたらがんばらければいけませんね。

それはもう歌だけでなくお芝居も全部なんですけれど、私は望海さん、彩風さん、真那さんとほとんど同じ場面に出ていて、
自分がついていけてないと思うからこそ稽古場で「自分はどうしたらいいんだろう」とか「とりあえずやってみないと何も始まらない」とか、
とりあえず何かやってみて望海さんうまあく回収してくださるのを感じてそこはちょっと甘えつつ、自分が引くというよりかはやろう!と。
放り投げてます。
怖気づいちゃダメ。

この怖気づいちゃダメに甘え上手のかわいさと「やってやるんだ」という大胆さが同居していてぐっときました。
いいですねえ、あがたくん。

新人公演 縣千くんがマックス役に懸ける思い

ーー明日が新人公演、マックス役(本役:彩風咲奈)ですね。

マックスはいますごく悩んでいます(不敵な笑み)。
やっぱり舞台に彩風さんと一緒に出ているからこそ感じるものもすごくあるし、
身近で感じるからこそ、その狂気を自分も出さなくてはと思うところと、
自分が考えた幼いころからのマックスというのが彩風さんの出すエネルギーと同等のエネルギーを出せるのかと言われたからまだ自分の考えが甘い、詰め方が甘いところがあって。

新人公演といえど自分のやりたいことよりか、その舞台で諏訪さんとしたときに生まれるものが絶対あると思うので、それを信じてやりたいと思います。

ーー今度の雪組の新人公演、楽しみという人が多いんですよ。

私も楽しみです!
マックスという役の人生が自分とは全然違うとわかっているけれど、方向が似ているというか。

マックスの摩天楼のような上を目指したいと必死になっているのは自分にもちょっと共感できるところはあって、その素直に感じるものはこの芝居でぶつけたいと思いますし。

ヌードルスがいなくなってパッツイーもいなくなってベイリー長官として生きている心の寂しさ、最後にヌードルスに頼る瞬間ーー他の場面が入るのでマックスの出番はちょっと空くんですよ。
その間のマックスもお客様に想像してもらえるようなマックスを作りたいなって思います。

ーー次のゲストしゅわっち(諏訪さき)に一言。

私は研1のころからずっと諏訪さんのことを尊敬していて。

諏訪さんと密にお芝居をしたのは今回初めてくらいだったのですが、「凱旋門」でも感じたのですが、本当にその人の思いが目から伝わってくるんです。

新人公演でも諏訪さんの思いを受け取りたいし、私も送りたいし、ほんとに諏訪さん大好きです!
こうしてお芝居できることが感激です、うれしいです。

新人公演について真剣に語っていたら急に「諏訪さん大好き」とデレるあがたくん、かわいかったです。

あがたくんのマックス役への思いを聞いて新人公演への期待が一層高まりました。
本公演、新人公演ともに東京で観劇できるのが待ち遠しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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