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綾凰華くんはしゃべりも上手い(ラジオの感想)

こんばんは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは雪組「壬生義士伝」で大野千秋を演じるあやなちゃん(綾凰華)です。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

その小山さんが「おしゃべりが上手よね」と言うくらいあやなちゃんは楽しいお話を聞かせてくれましたし、頭の回転が速い上に話したいことがしっかりあるのが伝わってきました。

「壬生義士伝」大野千秋役に命を吹き込む

大劇場千秋楽の日に収録されたようで本公演を振り返ってどんな毎日だったかという質問がありました。
「上級生の方とお芝居をさせていただく場面がほとんどで、みなさんその場にいらっしゃる空気感がすごく自然でいながらも感情を動かされていらっしゃるので、ご一緒できるのが毎日楽しかったです。
時代を行き来するんですけれども、吉村貫一郎さんの人生を描いた作品のなかで千秋として生きることにやりがいを感じていました。
東京公演はさらに深めていけるようにがんばりたいです」

小山さんが「本当に話題になった作品で」と振ると、あやなちゃんがすかさず「原作はご覧になられましたか?映画は?」と逆質問されていました。

「浅田次郎さんの原作に始まって映画、ドラマ、漫画にもなっているんです。
私はこの「壬生義士伝」が初めての浅田次郎さんの作品で、この作品を上演すると決まってから読んだんですけど、小説としては時間軸が特徴的ですよね。
一人ひとりに吉村貫一郎のお話を聞いてまわるという。どのところでも泣けます」

なおヴィスタリアも原作を読みましたが、原作は吉村貫一郎の独白と彼を直接、間接的に知る様々な人物(大野千秋、斎藤一など)の後年の語りによって進んでいきます。

小山さんが「あやなちゃんは新選組に関わりがなかった(脱藩したかった)?」と尋ねると響くような返事が返ってきました。
「まったく。いまは大野千秋として生きているので。南部大好きです。ぐるりを山に囲まれて」

原作同様、大野千秋は物語の語り部という役割も担っているようです。
「新人公演を見たときに”こういうふうに描かれているんだ”と客観的に見ることができ勉強になりました。
明治時代を生きている大人になった千秋と、幕末の吉村さんが新選組に行ったときの2つの時代を生きているので、繋がりを大事にしたいと思っています」

小山さんが「最初に本公演を見たときにこの時代に男の子に千秋と名づけるのもすごいなと思った」とお話になると、非常に興味深い答えが返ってきました。
「そうですね。でも飢饉とか不作が続くと大変な時代に、秋は収穫の時季なので、それが千というのはものすごく実りのなるものにという思いがこめられているのかなと思いながら(演じました)。
実りのある名前です」

また番組に寄せられたメール「桃太郎みたいなカツラの若かりし大野千秋がかわいすぎてたまりません」が読み上げられると、
「桃太郎は否定できないですね。かわいすぎて……かわいくていいんだろうか、千秋」と笑いを交えながらコメントされていました。

あやなちゃんの千秋はその桃太郎のような子どもの時代もあれば、明治時代の医者になってからの千秋も演じられています。
「医者になった千秋が最初に出てくるときは32歳です。でも父の大野次郎右衛門が亡くなった年齢は超えていないので、まだ独り立ちできていないと自分のなかでは思っています。
千秋は父の亡くなった年齢を超えて、自分の足で歩くようになるんじゃないかなと思うんです」

あやなちゃんは「千秋は深い役なんですよ!実はとても深いんです」と力説し、ここから千秋という役、父の次郎右衛門の深い話になりました。

「桃太郎のときの千秋を見てかわいいと思っていらっしゃるんであれば、千秋は嘉一郎と違って生まれたときから身分が高くて躾は厳しくとも裕福な暮らしをしていたわけです。
千秋は優しくて泣き虫で、いろんなものに多感な時期だったのでかわいくても仕方ないのかも。
(一方で)親友の嘉一郎は本当に悲惨な、”16年生きていていいこと一つもなかっただろう”というセリフが原作にあるくらいで、父親の貫一郎が脱藩して、まだ若いのに一家を背負って生きていかなくてはならなくて」

大野次郎右衛門の屋敷に貫一郎がなんとか助けを求めて駆け込んでくるシーンは見る方も演じる方も辛いという話になりました。
「演じながら毎日、”もしかして今日は助けてくれるかもしれない。もしかしたら今日は違うかもしれない!”と思って父に聞くんですけれど、千秋楽まで毎日”腹を切れ”でしたね」

「父は多分おにぎりを握ったこともなくて不器用に作っているところがたまらなく父上で好きなんです。
父上は水加減とか塩加減とかあまりよくわかっていないと思うんですよ。そのあと佐助さんが手慣れたようにおにぎりをタタターッと作るんですけど。
千秋は父上のことが大好きなんですよ!厳しいのであんまり話とかはできないと思うんですけれど、めちゃくちゃ厳しいけれどめちゃくちゃ優しい人というのを千秋は感じ取っていて、だからこそ切腹を申し付けるところも父上が100%本気で言っているとは千秋は思えなくて、父の苦しさがわかっているからこそ辛いんです」

あやなちゃんの役の膨らませ方、役に込める気持ちが伝わってきました。

雪組といえば日本物だけれど

雪組は日本物に強いですが、約2年前に星組から組替えで雪組に来たあやなちゃんには苦労もあるそうです。
「私は日本物の経験があまりないので雪組で日本物やるとなると震えるんです。
一番身近な同期も知識が豊富で着物の着方や所作事が本当にすごいので、おいていかれないように必死です。
星組時代の「桜華に舞え」では一度も和装にならないという貴重な人物だったんですよ。
しかも今回も半分以上は洋装で、集合日の前は”ついに日本物が来るぞ!よし!!”と思っていたのに、お衣裳のデッサンを見たら白衣でした」

かといってまったく日本物の経験がないわけではなく、青天は全国ツアー「誠の群像」の沖田総司役で経験されています。
「月代というんですか、初めてさせていただきました。
あのとき土方歳三を生きていらっしゃった方がいまは吉村貫一郎を生きていて、一年前のことなのでお稽古場でもおこがましいんですけれど、誰かが”沖田”と言うと自分のことかと思い”あ、違った”となったりしました」

フランスと幕末ものの続く雪組らしいエピソードだと思いました。

ショー「Music Revolution!」はミュージックだけど踊りまくる

続いてショー「Music Revolution!」の話になりました。

ミュージックとタイトルに入っていますが激しく動きまくるショーのようで、あやなちゃんが「ミュージックなのに動きがすごいですよね。ミュージックじゃないだ!」と笑っていました。

「「ファントム」で初めて大劇場で一徳先生の作品をさせていただいて、今回ショーで一徳先生が初めてだったんです。
雪組さんで一徳先生のショーが多かったのでみんなが”一徳先生はもう、すごいよ!踊るよ!”と言っていて、そうなんだと思っていたら(その通りでした)。本当にいろんな場面に出られて幸せです」

(これを聞きながら、あやなちゃんから星組生に伝えてあげてほしいと思いました。
次の星組は何年ぶりかの中村一徳先生のショー「Ray」が決まっていますからね。)

いろいろな場面のなかで一番見てほしいシーンはソロの「Such a night」を挙げておいででした。
「全部!本当に全部なんですけれど、ブルーのお衣裳を着させていただいて銀橋でソロを歌わせていただところです。
その前の場面がすごく壮大で感動的で途中まで出させていただいているんですけれど、すごく楽しくて発散しています。
途中でさーっと捌けて着替えてから歌わせていただいていて、このような機会をいただけるのは幸せで1回1回大事にしたいと思っています」

番組中にあやなちゃんの歌がオンエアされました。
劇場で聞くのが楽しみです!

次のゲストが星組のせおっち(瀬央ゆりあ)とのことで星組時代にお世話になったとのことで、「せおさーーーん!大劇場公演初日おめでとうございます。見に行きます。東京公演に行く前に行けるので」とうれしそうにしていました。

あやなちゃんの役に対する深い思いを聞いて、東京公演の初日を観に行く予定なのですがますます楽しみになりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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