月組

鳳月杏様がこだわり抜くコメディセンス(ラジオの話)

こんにちは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは月組「I AM FROM AUSTRIA」でジョージ・エードラー/珠城りょうの父親ヴォルフガング・エードラー役を演じているちなつさん(鳳月杏)です。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

鳳月杏様がかっこいい父親に「I AM FROM AUSTRIA」

ーーこのお正月にご出演いただいたときは花組でしたが、月組はもう慣れましたか?。
今年のちなっちゃんを見ていると波乱万丈という感じがします。

いろんなことがありましたね。もちろん組替えをふくめて。
いろんな公演にお陰様で出させていただいて、忙しく過ごせました。

ーー今年一年で演技の幅が広がったように思います。

ありがたいことにいろいろなジャンルのお役をいただいたので、自分のなかでも初挑戦が多かった一年という感じはいたします。

(お正月に出たときの「CASANOVA」)あのときはたしか女性で(笑)、(夏の「ON THE TOWN」は)いまの公演はあまり踊っていないで思い出すと懐かしいです。
すべてのナンバーを汗だくになって一生懸命踊っていました。懐かしい夏です。

ーーいま「I AM FROM AUSTRIA」でやっているのはなんてかっこいいお父さんなの!

でも初日のお客様の反応は自分が思っていたよりも、みなさま声を出して笑ってくださって、私が喋るたびに反応があったので自分でもびっくりして動揺しちゃって。

そのユーモアも役の魅力なので忘れずに、かっこよくということも目指してやっています。

小山さんが「本当にかっこよかった!」と絶賛すると、ちなつさんは「うれしいです。ありがとうございます」とていねいに答えておいででした。

ーー父親役はあまりないですか?

一度「金色の砂漠」で花乃まりあちゃんのお父さんだったんですけれど、あのときもそこまで父親らしい父親でもなく、自分の子どもとのシーンもなかったです。

今回は珠城の父ということでどういう感じになるかと思ったんですけど、家族の芝居も多いし、やっていてすごく心があたたかくなるし、楽しいです。

ーー父親らしいところもあるんだけれど、どちらかというと友達のような?

そうですね。ウィーン版を見たときも家族の在り方が日本とは違ってすごくオープンだし、息子が自分の恋を父親に相談したりするのも素敵だなと思ったんです。

そういう意味で、家族だけれど男同士の絆のようなものを出せたらいいなと思っています。

ーー洒落たお父さんで過去にいろいろあって今がある、と見ている人に感じさせる役ですね。

歌のなかで過去のことを表現していたりするので、そういう意味で曲も大事にしたいのと、
(海野美月演じる)奥さんとはいつもの娘役さんとのカップルというより長年連れ添った夫婦の味を出せたらいいなと思っています。

「I AM FROM AUSTRIA」からちなつさんが歌う「太陽がふりそそぐ道」がオンエアされました。

ジョージがエマとの恋愛がうまくいきそうにないというのを父親に相談したときに、父親が過去の自分の経験を歌にのせてジョージに聞かせる場面で歌わせていただいています。

はぁ……なんてすきな歌声と詩情なのでしょう。
もう1曲、劇中2幕でロミー・エードラー/海乃美月と歌う「愛のうた」がオンエアされました。

ここでリスナーさんからの「夫婦の場面で大劇場はどんな雰囲気ですか?」という質問が読まれました。

夫婦の芝居の前に家族のコミカルなかけあいのような場面があって、初日はお客様も思う存分笑ってくださって、まさかその後に夫婦のしっとりとした歌がくるとは思っていらっしゃらなかったと思うです。

みなさまにも「サプライズであたたかい気持ちになっていただけたらいいな」とやりながら思ったので、うみちゃんとの2人の芝居と歌に集中してくださったのがわかって、銀橋に行くので皆さまと近いので一体感があって、袖に入るときすごく拍手をいただいたのがすごくうれしかったです。

ーー笑い声は満ちているし手拍子はいつの間にか始まっているし、客席がそうなっているとやりやすいですか?

本当に盛り上げてくださっているのがうれしいですし、今回はナンバーが多くてライブ感があるので出演者側はたいへんありがたく思っています。

ーー眩しい舞台ですね。セットが豪華で。

セットが豪華で映像もありますものね。
セットも豪華で曲も派手なので、それに負けないように演じなければいけないなというのは課題です。

宝塚のファンの方、日本の方にも親しみやすいように齋藤先生が加えてくださっているところもあるんですけれど、ウィーンネタが多いんですよ、フランツとかエリザベートとか。
宝塚ファンの方はわかってくださるからそれはよかったなと。

ちなつさんはウィーンで2回観劇されたそうです。

感動しました。私たちの国というのをすごく誇りを持っていらっしゃるんだなというのが感じられて。
日本に持ってきたとき自分の国というわけではないけれども、また違うテイストでお客様が心を動かしてくださったらいいなと思いました。

ーー一本物で、フィナーレが短いですね。

いつもより短いんですよ。お父さんということで本編はあまり踊っていないので、フィナーレの限られたときだけ、踊れるというので楽しいです。

私、最近ショーをやっていなくてですね。花組の最後も「CASANOVA」が一本物で、かれこれ一年近くショーをやっていないので寂しいんです。
(「ON THE TOWN」で踊ってたんじゃないと言われると)宝塚のショーをしていなかったので恋しくなり始めています。

久しぶりといえば花組時代スーツ物のお芝居がなくて、今回なかなか着させていただく機会のなかったダブルのスーツが着られて男役としてありがたく思っています。

月組は次の本公演も「WELCOME TO TAKARAZUA/ピガール狂騒曲」でオリジナルのショーがありませんから、ちなつさんが存分に踊るショーはもうしばらく先になりそうです。

鳳月杏様がコメディをきわめる

ーー「I AM FROM AUSTRIA」は本当に「楽しんだ」という反響がすごいですね。

お客様が笑ってくださったり楽しんでいただいている空気を感じて、こちら側もガッと上がるので、楽屋とかふだんの過ごし方もみんな明るし、コメディとか楽しい作品のときはやっぱり雰囲気がいいですね。

「ON THE TOWN」もテンポのある芝居でしたし今回もコメディタッチの部分があるので、最近は笑いの間とかに自分らしい間の作り方とかに真剣に取り組みたいとこだわり始めました。

今回の作品はすごくオーソドックスな笑いが多いんですよ。典型的なボケとかテッパンのネタとか。そうのはテッパンでやった方がいいので、みなさんがバシバシと決めていったらいいのではと。

最後に一年があっという間だったことと、来年の「出島小宇宙戦争」のお話がありましたが、小山さんがやや笑いながら「出島」について触れており、
つられてちなつちゃんも笑っているのが伝わってきました。

「出島小宇宙戦争」をさせていただくことになりました。こちらももコメディダッチで非現実的な、みなさんに楽しんでいただけるような作品だと思います。

いまは(お父さん役として)渋い役を東京でも深めていけたらいいなと思っています。

コメディの間にさえ自身のこだわりを見出そうとしているちなつさんが主演される「出島小宇宙戦争」がますます楽しみなりました。

次回のゲストは宙組 和希そらくん

次回のゲストが宙組の和希そらくんということで、ちなつさんはこんなメッセージを残されました。

彼女の初舞台が月組時代の「スカーレット・ピンパーネル」だったんです。

でもそのときは接点がなくて、宙組でだんだん活躍されてから客席で観る、という感じなんです。
初舞台のときの記憶は正直ないんですけど、踊っていてもかっこいいしセンスのいい子だなって。

でもあんまり喋ったことないんです。よろしくお伝えください。

大劇場で無事に千秋楽を迎えた月組「I AM FROM AUSTRIA」を東京でようやく観劇できるのが楽しみです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください