花組

水美舞斗が育てた薔薇と、「ひまわり」の身体表現と話の組立て(ラジオのこと)

こんにちは、ヴィスタリアです。

水美舞斗くんの聡明で落ち着いたトーク

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは花組「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」が大劇場千秋楽を迎えたマイティー(水美舞斗)です。

ライブビューイングで芝居でもショーでもマイティーがひと際輝いており印象的でした。

毎回放送を聞くようになり、ゲストの生徒さんの話すスピードや雰囲気が全然違うので味わい深く視聴しているのですが、マイティーの話し方はゆっくりと落ち着きがあり、知的さを感じました。

周知のことなのかもしれませんがスカステ難民のヴィスタリアはマイティーのお話をじっくり聞くのはほとんど初めてなのです。

「ビバ!タカラジェンヌ」について書くときは「パーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています」という前置きをいれるのですが、
今回はマイティーの話の流れも話の内容も非常によくまとまって組立てられており、この一文は必要ないと判断し削りました。

また口語では無意識のうちに出るような重複した表現や文章のねじれがほとんどなかったことにもマイティーの聡明さを感じ、しっかりしたお人なんだなあと思いました。

薔薇を丹精する庭師ニックの役づくり

収録は前もって行われたようですが放映日は花組「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」の大劇場千秋楽、みりおちゃん(明日海りお)の大劇場ご卒業の日でした。

ーー花組生は初日から送り出すということを思っているのでは?

そうですね、初日から千秋楽かのような、客席がすごくあったかい空気感に包まれていてすごくありがたいなと。
お客様も期待して見に来てくださっているんだなと感じています。

ーー薔薇を育てる、園芸の好きな青年役ですが、ご自身は?

今回庭師のニックを演じさせていただくにあたり植物を愛する気持ちをわかったほうがいいと思い、自分が植物を育て上げるということをやったことがなかったので、薔薇を買って家で育てました。

台詞でも育てるのに苦労する繊細な花だということがありますが、本当に繊細だなあと思いながらも育てました。
開花していくところが見たいので早起きして”おはよう”と声をかけて、ほんの蕾からだんだんと花が開いていくんですけれどお稽古に行かないといけなくて、お稽古から夜12時すぎに帰ってきたら見事に咲いていました。

すごくうれしいんですけれど、開いていく様子を見たかったよー!ってなりました。

薔薇のために暑いとしんどいかなとクーラーをつけたまま出かけたり、本当に苦労して育ててみないとあの台詞は生半可な気持ちでは言えないですし、やってみれることなのでやってみたくて。
”死んでみてください”と言われてもできないですけれど、”薔薇を育ててください”ならできるので。

本当に庭師をされている方から見て嘘がないように居たいと思います。お花を育てている方も大勢いらっしゃっるので、嘘がバレる職業なので研究できることは研究して、薔薇園や植物園に行ったりしました。

それこそ生半可な職業じゃないと言われるかもしれませんが、やれる限りのことはやって役に挑んでいます。

ちなみにマイティーの育てたのはピンク色の薔薇だったそうです。
ご自身で薔薇を育て咲かせたことで植物への意識の変化も感じられたそうです。

植物もいままであまり気にしていなかったり、宝塚を歩いていても気づかなかった植物たちに気づくようになりました。

こんなところにこんな木が植えられているんだ、ここにこんなお花を飾っていてくださっていたんだ、とか。

劇中でマイティーのニックとニックが想いを寄せるしろきみちゃん(城妃美伶)演じるフローレンスが歌う「my dear friend」がオンエアされました。

(フローレンスは)ニックが片思いをしている相手で、本当は”愛してる”と言いたいくらい大切な人なんですけれど、
ご結婚もされてますし子どももいますし貴族ですし、
恋してはいけない相手なので、いろいろな意味を込めてdear friendと歌っています。

心のこめられたニックとフローレンスの美しいデュエットを聞いていると千秋楽のライブビューイングで見たマイティーの涙を思い出して胸がいっぱいになりました。

ーーすごくすてきな作品ですよね

そうですね。
新人公演も客席から拝見して、すてきなセットのなかで特に私の出ている場面は照明もあったかい色になっていて、こんなにあったかいところでお芝居していたんだと勉強になりました。

客席から見るのと袖や花道から見ているのと、自分がその空間の中にいるのとでは、その前後の照明などの違いがあまりわからないんです。

ーー先輩になって新人公演はどんなところを見ますか?

自分の役をやっている子はもちろん観るんですけれど、
新人公演のメンバーならではの本公演とはまた違った、その主役の子の色に合わせたにした作品になっていると思うので、本公演と比べるような見方はあんまりしないです。

新人公演は新人公演で一つの作品を見るような気持ちで観ています。

ただセットや照明のつくりは一緒なので、”ここの空間をこう埋められたらいいなあ”という気持ちもあって観ています。

ーー明日海さんの退団公演ですね。

さゆみさん(明日海)の卒業というのにもかけて、柚香の次のメッセージであったり、
明日海さん演じるエリュの「いつまでも見守り続けるよ」「君だったらこの庭ですばらしい薔薇を咲かせられるはずだよ」というセリフになんとも言えない気持ちです。

作品、役と自分たちとを懸けたセリフにジーンとくるんですけれど自分自身として聞いてはいけないので、ニックおじさんとして役の中で聞いています。

ショー「シャルム!」黒燕尾と「ひまわり」

続いてショー「シャルム!」の話になりました。

やっていてもゾクゾク、ワクワクするようなプロローグから始まり、紫のお衣裳で妖しく、色っぽく。
いろんなジャンルの場面が次々あるので楽しく出ています。

ーー1番のお気に入りは?

どの場面も大切すぎて好きすぎて一つは選べないですが、黒燕尾は身の引き締まる思いです。
明日海さんと贅沢にも一緒に踊らせていただいています。

私もそうですがあきらさん(瀬戸かずや)れい(柚香光)さゆみさんとの思い出、2人だけの空気を毎回新鮮に楽しみにながら大切にやっているのを感じます。

あれはそれぞれがやったことのある場面をピックアップして振付ていただいているんですけれど、私だったら”大劇場のここでこんなふうだったよね”という、なんとも言えない思いでさせていただいています。

ーーここが見てほしいという場面は?

エスポワール 明日へという場面で、軸で帆純まひろ聖乃あすかと踊らせていただいているところです。

華ちゃん演じるフルフルという子が亡くなって、まだ生きている可能性を信じて魂を返してあげたいというか、生死をさまよっている中間の部分を演じているので、踊りで心情をお客様に受け取っていただけるように、言葉では伝えられないので身体表現で伝えられたら。

この場面で使われている音楽「ひまわり」がオンエアされました。

マイティーは「この曲だけが持つ力があると思う」と表現していました。

この場面は見た瞬間にヤンさん(安寿ミラ)の振付だ!と直感しました。
選曲もおそらくヤンさんなのでは?とヤンさんファンとしては思いました(「歌劇」やプログラムを未読なので定かではないのですが)。

マイティーの心が、エネルギーが弾けるようなダンス、卓越したうまさにスクリーンではありますが感動しました。
劇場で実際にこの目で観るのが待ち遠しいです。

最後にパーソナリティーの小山さんが「ますます磨きがかかってきて、次の花組を背負って立つマイティーでした」と言っていたのを深くうなずきながら聞きました。

花組の男役スターとしてたしかな実力と存在感を兼ね備えたマイティーの一層の活躍を大いに期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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