花組

聖乃あすかが語る明日海りおの退団公演と新人公演主演

こんばんは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは花組「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」に出演中で新人公演で3回目の主演をつとめるほのかちゃん(聖乃あすか)です。

ほのかちゃんは3回目の新人公演主演と経験豊富で来年には新人公演長の期ということもあって見つめている課題、目標の高さが伝わってきて、機会が人を育てるということを感じました。

また花組を、宝塚を長く牽引されたトップ・オブ・トップみりおちゃん(明日海りお)の卒業の公演ということで学べるものはすべて学びたいという強い気持ちが伝わってきましたし、
みりおちゃんの教えられることはすべて教えたいというのも伝わってくるお話でした。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

3回目の新人公演主演を終えて

「宝塚大劇場は大変なことになっていますね」という小山さんのご挨拶から始まった放送は9月10日の新人公演終演直後の収録だったようです。

すばらしい新人公演でした。
「とんでもないです!
舞台は生ものだなというのを感じる新人公演で今日初めて感じる感情もたくさんあって、帆純さん都姫ここちゃんとたくさんお稽古してきて、皆が皆を信じて公演できたのかなと。すごく勉強になりました」

3回目の新人公演主演で度胸もついたのでは?
「今日は最初は緊張せず落ち着いていたんですけれども、あらゆるところで(本当は)緊張しているのかなと。
薔薇が震えていたり歌で声が震えていたり、自分ではそんなに気づいていなかったんですけれど、体はわかっていたというか、”あ、緊張しているんだな”という部分が多かったです。
でも全編通して集中してお芝居をすることができたのでいい意味で集中した緊張だったのかなと前向きにとらえていますが、課題はたくさんあります」

「演出家の植田景子先生が”心で感じるものを大切に毎回新鮮に演じてほしい”と前日まで言ってくださっていたので、
初めてセリフを言う下級生や今回たくさんのお役があってそれぞれ課題はあったと思うんですけれど、お稽古から皆がその役を深めていいものにしたいという集中力がすごくあるお稽古期間だったので、とても充実していました」

下級生まで集中していたのはなぜでしょう?
「本公演のお稽古場から明日海さんを中心に皆の絶対いい作品を作りたいという思いが強かったので、本公演から学んでいることがすごく大きいと思います。
上級生の方が心を込めて演じている役を自分たちがやるんだという責任をそれぞれが感じて取り組んでいたからなのかなと感じています。
東京もこのまま、思いを一つにがんばりたいです」

エリュの青い感じのカツラは初めて?
「初めてです。全部色毛(いろげ)なのでかぶりこなしであったり少しの前髪の感じで全然見え方が変わってしまうので、舞台稽古でも上級生の方からアドバイスをいただいたり。
白いカツラは本公演でも使っているのですけれどやっぱり衣裳が違うと違って見えて、「今日はいつもと違う感じだな」と思いました。
ヴィジュアル面も明日海さんからお化粧であったりカツラの少しのバランスであったりすごく見ていただいてたくさん学ばせていただきました」

終演後はあたたかい拍手が送られました。
「お客様があたたかくて、すごく集中して舞台を観てくださっていたので、私たちも本当にお芝居に集中することができてあの空間にいられたことが幸せでした。
ご挨拶で言わせていただいたんですけれど、セリフである「いまこのとき、この一瞬を魔法の粉で止められたら」という言葉が胸に響いて、このことを言うんだな…とすごく感じました」

新人公演から「never forget you」というほのかちゃんとシャーロット役の都姫ここちゃんのデュエットがオンエアされました。

「冒頭の歌も素敵で悩んだんですけれど、シャーロットちゃんとこの歌で”お互いのことを忘れない”という思いが強くなって物語が発展していく思い入れのある曲で何度もお稽古したので選びました」というほのかちゃんの熱い気持ちのこもった紹介つきでした。

気持ちのこめられた歌唱で東京の新人公演で大切に聞かせていただきたいと思いました。

「本当にすてきな曲がたくさんあるので音楽に助けていただきましたし、作曲の先生も明日海さんにすごく思いのある曲を作ってくださったと思うので、私もその思いを歌えるのかすごく難しのですが。
明日海さんからも音楽性を大事に歌ってほしいと言われたので、東京に向けての課題だなと思います」

東京に向けて課題がもうすでにけっこうあるんですね。
「たくさんあります!
今回は全体を通して自分のなかのエリュの方向性が見えた感じがあったので、よりここを深めていきたいという部分であったり、
歌は稽古が大切だなと思うので、前日に明日海さんからたくさん歌のアドバイスもいただいたので、やっぱりできたところとできなかったところがあるので、東京ではもっと繊細に丁寧に、お芝居から歌の流れというのがすごく難しいのでそこを大切に歌えたらと思います」

「先生からも”男役として基礎的な部分を大事にしてほしい”というのを言っていただいたので、歩き方であったり体の使い方をもっと研究していきたいですし、
明日海さんから言っていただいた課題というのがたくさんあって、それをすべてクリアできたかというとそうじゃない部分もあるので、大切に東京でも取り組んでいきたいです。
今日見つけた相手を感じることや空気感であったり、精霊としての居方ももっと研究できると思ったので、エリュというのはプライドの高いエリートな精霊なのでそういう雰囲気をもっと出せるように日々精進していけたらと思います」

新人公演から「this eternal moment」がオンエアされました。

「この歌で全員の顔を見渡すところがあって明日海さんの退団を意識して作ったと先生がお話されていたんですけれど、新人公演では”皆でこの作品を作り上げたね”(という気持ちで)。
仲間の目がすごくキラキラしていて、なるべく皆の目を見て歌えるようにしたいというのをお稽古場からすごく思っていました。
皆に支えられているということとあたたかい気持ちになって、舞台の前を見たらお客様がいらっしゃって、この景色が忘れられないものになったので選びました」

れいちゃんからのメッセージも紹介されました。

柚香光が語るトップスターの卒業公演(ラジオの感想こんにちは、ヴィスタリアです。 radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。 ゲストは花...

「柚香さんが次のトップさんに決まられて本当に花組が変わるときなので、自分自身も花組の戦力になれるよう明日海さんからたくさん学びたいと思いますし、
柚香さんからも今までたくさん教えていただいたので、いまの花組で学べることを学んで自分の男役像というものを作っていけたらなと思います」

最初の新人公演主演(「ポーの一族」)の本公演では明日海さんとの絡みはありませんでした。
「そうですね。あのときは本当に自分のことで精いっぱいだったので袖に入ってから反省することが多かったんですけれど、上級生の方からたくさん教えていただいて。
気づけば次は(新人公演の)長の期になるので引っ張っていく立場になるのでおそろしいなと思うのですけれど。
いまの長の期さんから見て学ぶことも多くて、同期とも”私たちももっと下級生を見なくてはいけないね”と話しているので気づけば次は……(武者震い)」

ほのかちゃんはご自分のことだけなく下級生への思いであったり組のなかでご自身が目指すものであったり、与えられた機会を糧に広い視野をしっかりと持っているのを感じました。

本公演 白い薔薇の精と「シャルム!」の黒燕尾

本公演でほのかちゃんはみりおちゃん(明日海りお)が青い薔薇の精となる前の白い薔薇の精を演じています。

「セリフがなくて踊りだけで表現するので、元ハンブルクバレエ団の大石裕香先生が一つひとつの振りにすごく意味をこめて振付をしてくださって、シャーロットとの距離感とかデュエットダンスをするときのこととかたくさん教えていただきました。
先生のニュアンスも大切に、幻のシャーロットちゃん2人が本当にかわいいんですけれど、エリュの初めて会ったときの心情を思い出せるよう大切に踊れたらと思います」

「踊りで表現するので、白い薔薇の精とエリュが一体化して同一人物に見えたらより物語も深みが増すと思うので、踊りもそのときどきで感じたことを大切に、幻のシャーロットちゃんとていねいに踊れたらなと。
”その日の明日海さんと華(優希)のお芝居を見て感じられたことを大切に踊ろうね”ということは毎回話しています」

「今回新人公演でさせていただいたエリュと本公演の役がまったく一緒で新人公演で感じたことを本公演で活かしていけるので、ありがたいことにこの公演中はこの役のことだけを考えられる環境をいただいたので、明日海さんを見て、感じて、自分の白い薔薇の精という役ももっと深めていけたらと思っています」

ダンスは得意ですか?
「ダンスは好きなんですけれど、今回ロングブーツで踊るバレエっぽい振りなのですごく難しいです。
お衣裳の捌きなども日々研究だなと思っています。
先生から”ただ踊るのではなくてお芝居を感じてセリフを言っているように踊ってほしい”とずっと言っていただいて。
自分もエリュと同じ気持ちになって一つひとつの仕草であったり目線の使い方であったり全部細かく言っていただいたので、それを日々新鮮に、お芝居として踊れるようにがんばりたいなと思います」

ショー「シャルム!」で見てほしい踊りは?
「今回黒燕尾が安寿ミラさん、ヤンさんの振付で、本当に一人ひとり、30人分の振付を個々でつけてくださって、それぞれが明日海さんに対する思いというのを踊っているんです。
その踊りが今までの明日海さんがトップになられてからのいろんな作品の振りが入っているので、皆振付のときからすごく集中していて、
なので今回の黒燕尾は”花組といえば黒燕尾”というイメージも強いと思うんですけれど、それだけではなく一人ひとりの思いがつまった黒燕尾になっているので注目していただけたらうれしいです」

ヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)が愛する花組のために渾身の黒燕尾を振付けられたのをこうして生徒さんがお話されるのは本当にうれしいです。

聖乃あすかくん 新人公演主演の挨拶全文

「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」新人公演主演のほのかちゃんのご挨拶全文です。

皆様、本日は花組新人公演「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」を最後までご観劇くださりありがとうございました。
花組の聖乃あすかでございます。

いままで私たちの前をあたたかい眼差しで、志高く導いてくださいました明日海りおさんのご卒業公演。
たくさんの方々の思い、そして植田景子先生のメッセージのつまったこの作品を未熟な私たちだけで作り上げることは挑戦の連続で壁にぶつかることもありました。

ですがいま公演を終えて心に感じておりますのは、この公演に携わってくださった方々、新人公演を一緒に作り上げる仲間、そしてお客様に支え、助けていただき、いまこの時間をともに共有できることの感謝の気持ちです。

エリュのように支えあい助けていただき、いま舞台に立てているのだとあらためて感じました。
いま舞台から見ているこの景色を魔法の粉で止めることができたらいいのにと強く思います。
そして明日海さんから最後に近くで学ばせていただける機会をいただき本当に幸せです。

いまこのとき、この一瞬を目に焼き付け、男役として、舞台人として、明日海さんの背中を見てたくさん学び吸収し、本公演、東京の新人公演ともにお客様の心に残る、記憶に残る舞台をお届けできるようこれからも日々精進してまいります。

最後になりましたが私たちの舞台をあたたかく見守ってくださったお客様に感謝の気持ちをこめまして、本日は本当にありがとうございました。

落ち着いていてしっかりしている上に公演の内容も絡めたすばらしいご挨拶でした。
東京の新人公演を観劇するのが一層楽しみになりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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