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沖田総司を演じるということ。ダンスレボリューションのこと。〜永久輝せあくんのラジオ

こんばんは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは雪組「壬生義士伝/Music Revolution!」に出演中のひとこちゃん(永久輝せあ)です。

ひとこちゃんは声がとってもかわいくてお話がスムースで「このことを話したい」という思いがまっすぐに伝わってきました。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

「壬生義士伝」沖田総司を演じるということ

ひとこちゃんが「壬生義士伝」で演じている新選組の沖田総司についての話から始まりました。
雪組は新選組と縁が深いイメージがありますが、ひとこちゃんは初めて新選組の役を演じられたそうです。

「雪組で「星影の人」「誠の群像」があったんですけれど違う小劇場チームだったので、新選組が中心となる作品に出るのが初めてです。
沖田総司は人気のある人物なので配役が決まったときはうれしかったです。
でも資料を見てみると意外と史実が残っていなくて、みなさんいろんな妄想をしてかっこよくてはかなげで剣は強くて優しくて…というイメージを抱かれているんだなという印象です」

小山さんが「若い女性に新選組で誰が好きか訊いたらほとんどが沖田総司。お墓参りも行くとか」と話を振ると、ひとこちゃんもお墓参りに行かれたそうです。

「私もお墓参りに行きました。でも人気過ぎてファンの方がお墓の石を持って帰ったりしてしまうそうで、参拝できるのは年に1回だけみたいで、私が行ったときは参拝できなくて塀の向こうから拝みました」

そんな沖田総司を演じるにあたりひとこちゃんは様々な工夫をされているそうです。

「剣は本当に強くて、立ち回りで一場面大きなのがあるんですけれど、立ち方など工夫しています。強いということはササっと切れると思って腰を落とす必要はないかなと思って相手を待っています。
いつもと違う剣捌きを心掛けています」

「沖田ファンの方もいらっしゃると思うのでそういった方にひっかかるような表情や仕草だったり、セリフの声も意識しています。
太くなりすぎず高くもなりすぎず、息が多めな感じの喋り方で、ハスキーになったらいいなと」

「お稽古場のなかでは沖田さんはやりようがあったので悩んだんですけれど、いろんな映像や原作のドラマなどを見ながらいいところをちょ、ちょ、ちょとつかみながらやっとたどり着きました」

こういう言葉の選び方、かわいさはラジオでじっくりお話を聞くときの楽しみです。

「沖田のカツラは特殊なんです。大分とんがっていて沖田といえばこれという髪型なので、カツラをかぶったときに”ああ、沖田だ”と思いました」

カツラがとんがっているとはどういうことなのか、ひとこちゃんも「見てください」とのことですので観劇の際にしっかりチェックしたいと思います。
さらに沖田を演じる苦労などお話は続きました。

「新選組は死と隣合わせなのでいろんな人が死と向かい合っているなか、沖田は病と戦っているのが人と違う点なので、人との付き合い方や人を見る視点も違うんだろうなと、そこをうまく表現できたらとお稽古中はすごく悩みました」

「まわりの人は気を遣ってくれて心配をかけて申し訳ないんですけれど、一緒に戦いたい気持ちもあるので強がってみたり、弱い自分に苛立ったりしますねえ、沖田君」

ひとこちゃんのこの「ーーしますねえ、沖田くん」がかわいかったです。

「新選組といういつ死んでもおかしくない剣客集団のなかで沖田は病で死にたくないと思っていて、望海さんの吉村寛一郎は家族に仕送りをするために死にたくないと思っていて、同じように死にたくないと思っている人がいるのは総司にとっても特別かなという気がします」

苦労の一方で”沖田総司ブランド”ともいうような視点をひとこちゃんはお持ちのようです。
「沖田総司の生涯ってみなさんよくご存知だと思うので、ちょっと苦しそうにしたり違うところを見たりすると”病が悪くなってきたのかな”、”あれはなにを考えているんだろう”と想像してくださると思うので、沖田総司というブランドがあると思います。すごい方です」

役づくりの苦労がしのばれますし、宝塚歌劇でこれまでいろんな方が演じてこられた沖田総司をひとこちゃんがどんなふうに演じているのか期待が高まります。

ショー「Music Revolution!」のダンスレボリューション

つづいてショー「Music Revolution!」の話になりました。
小山さんが「すごい」を連発されていましたが、ひとこちゃんは最初はわりと冷静に、落ち着いた感じでお話されているように思いました。

「お化粧替えがあるので大忙しです。自分との戦いですね。
衣裳チェンジはそんなに忙しくないんですけれど、やたら踊っていますね。振付がついたときはそれほどでもなかったんですけれど通すと踊っている量がすごくて」

「みんながみんな踊っているので、中村先生がいろんな人が活躍できる場を与えてくださってうれしいなと思います」

小山さんが「ひとこちゃんがここは絶対見てほしいなというシーンはどこ?」と水を向けると、中心となられる場面の話になりました。
この話はひとこちゃんの力がこもっているのがビシビシ伝わってきました。

「もちろん、ダンスレボリューションの場面です。
中詰がクラシックの曲をラテン風にアレンジされたものなんですけれど、中詰が終わってみなさんが捌けられた後に残って、ダンスの上手な選抜メンバーで踊るところが一番観ていただきたいです」

「メンバーを見たときにビビりました。”この人もあの人もこの子も出る!私、大丈夫かな”って思いました。
曲はパッヘルベルのカノンというすごく有名な、大好きな曲がロックアレンジされていてガンガン踊るという(場面です)。
振付を受ける前から怖かったですし振付を受けても怖かったですし、初日があけるのも怖かったです」

東宝組のヴィスタリアはどんな場面なのか未見なのですが、どれほどのダンスナンバーなのかがひとこちゃんが繰り返す「怖い」という言葉から伝わってくるようです。

「どんなに練習しても初日は怖いですね。絶対に、絶対に怖いです。でも特にこの場面は本当に怖かったです。
舞台稽古まで成功しなかったというのもあるし、実際にお衣裳をつけてライトを浴びるとお稽古場との環境とも全然違うので、いまでも毎日緊張します。ここが終わらないと安心できない。
銀橋を初めて渡らせていただいたときとか、ロケットボーイを初めていただいたときとかはすごく緊張しましたけれど、初日から何日か経ったら楽しくなってきたんです。
今回は楽しいんですけれど、安心できることは絶対ないなと思います」

「大劇場公演で真ん中の場面をいただくのは初めてでうれしかったんですけれど、喜んでいる暇はなく、不安に負けそうなくらいでした。
回転技があるんですけれど、”やってやろう”という気持ちでどうにか成功できるんだなと。最後に頼むのはアドレナリンですね!”絶対やってやる”、みたいな気持ち。初日の拍手がすごくてあれは忘れられません」

ひとこちゃんはお話する声がとてもかわいい上に落ち着いているのですが、この「やってやる」のところだけ男役さんが入っていました。

ところでひとこちゃんが力を込めて話すこの場面にどなたが出ているのか気になったのですが、小山さんが訊いてくださいました。
「沙月愛奈さん、笙乃茅桜さん、諏訪さきちゃん、縣千くん、綾凰華くん、野々花ひまりちゃん、星南のぞみちゃん、羽織夕夏ちゃんとか…たったの14人なんです。
中村先生のショーは大人数がバーッと出て盛り上がって次の場面もまた大人数で、というのが多いのでこんな少人数の場面は初めてです」

ひとこちゃんがぱっと挙げられたお名前を見てもダンサーさんばかりですごい場面であろうことが想像できます。
これは観るのが楽しみです。

バウ主演作「PR×PRince」の思い出とメッセージ

ひとこちゃん主演のバウ「PR×PRince」のお話もありました。
小山さんが「眼鏡一つであんなに変わる?」と尋ねると、ひとこちゃんは「変わる、変わりますよ」と楽しそうに答えておいででした。

「舞台では変わる瞬間のライトとBGMに助けていただきました。お稽古中から楽しかったです」

次のゲストの新人公演初主演を果たすあみちゃん(彩海せら)に一言と言われると

一言ですまないかもしれないんですけれど。
新人公演初主演おめでとうございます。収録するのは新人公演の後だから、お疲れ様になるんですね。
あみは下級生のころから小劇場が一緒だったり、いつも一緒にがんばってくれていたかわいい下級生で、本当に真面目で本当にいい子なんです。
新人公演主演というのを武器に、これからもがんばってほしいなと思います。

前回のゲストずんちゃん(桜木みなと)からひとこちゃんへのメッセージが伝えられました。

桜木みなとくんが挑む新境地と大役(テンポのよさは聡明さ)こんばんは。ヴィスタリアです。 radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。 ゲストは宙...

「初演の星組「オーシャンズ11」に組回りで最下級生で出ていたので懐かしく観ました。
「オーシャンズ11」のベネディクトさん、すてきでしたね」

ひとこちゃんの沖田総司もダンスレボリューションも東京で観るのが待ち遠しいです。
まずは大劇場千秋楽まで元気に、ひとこちゃんらしく舞台に立たれることを応援したいと思います。

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POSTED COMMENT

  1. ときめき花子 より:

    ウ゛ィスタリアさんへ

    ラジオ放送の内容を読んでなるほどと思いました。
    壬生義士伝、見て来ました。沖田総司、素敵でした。というか、
    作品そのものが、感動もの。一人一人の演技も演出も、だいもんの貫一郎はトップスター史上一番みすぼらしい衣装かと思いますが、御銚子持ってうろうろ、スターメンバーに頭下げまくってますから。別の意味で革命的。
    沖田総司は斎藤一との絡みが多く、はじめ君、はじめ君と斎藤を呼ぶのが効果抜群。そんな一言に二人の関係性、性格を想像させる、是非見てほしいです。

    毎回ドキドキするダンスシーン、バレーの技術の中でも、難しい連続ピルエット、全員同じタイミングで回っているので、ひとこちゃん真ん中で、きっと毎回最後決めポーズを100点満点にするのに、ドキドキしてるのわかります。
    決まったら、オリンピックの選手に拍手するのと同じような感じです。
    公演リピートしたいですが、そうもいかず、DVD買いたいです。
    大満足でした。

    • vistalia より:

      ときめき花子さん

      はじめまして。コメントありがとうございます。
      雪組さん、ご覧になられたのですね。

      私は東京で観劇の予定で首を長くして待っています。
      予習として原作を読み終えたところです。
      沖田の「一くん」「斬っちゃおうか」は冷たさが感じられてとても印象に残りました。

      望海さんの吉村貫一郎の貧乏っぷり、妻子を守るためにはどんなことでもするし頭を下げる様は、ふつうのトップスターにはない役ですが、他ならぬ望海さんで見たいという石田先生の強い思いを「歌劇」座談会などから感じます。

      ダンスレボリューション、一人でも大変なのにメンバーで合わせてやっておいでなのですね。
      初日まで成功しなかったという、永久輝さんの言葉が蘇ります。

      東京で観劇するのがますます楽しみになりました。

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