花組

柚香光くんのまっすぐな言葉たち〜悪役と朗らかな私生活

こんにちは、ヴィスタリアです。

ラジオ関西の「ビバ!タカラジェンヌ」の柚香光くんのゲスト回を聞きました。

れいちゃん(柚香光)のお話をちゃんと聞くのは初めてだったのですが、れいちゃんの素直さや明るさが伝わってきて楽しい放送でした。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由自在の楽しいお話は話題ごとにまとめています。

柚香光くん「CASANOVA」で新しい演技、悪役に挑戦中

「CASANOVA」は初めての悪役だったとのことで、小山さんの最初の質問は「けっこう顔作った?」でした。

「うーん、自分がどういう顔をしているかはあまり把握していなくて。たぶんすごい顔になっているんだろうなとは思うのですが、自分では管理しきれていません。
大丈夫かなって思うところもありました」

小山さんは「疲れる?」と水を向けたところから演技の話が広がっていきました。
「出る場面、出る場面で怒っていて、怒っていない場面の方が少ない」そうです。

「エネルギーはとっても消費します。前回の大劇場公演「MESSIAH」も隠れキリシタンを題材にしたシリアスな作品で、とても神経とエネルギーを使う公演だった。
それとは全然違う種類のエネルギーを消費する。HPを貯めていかないと最後まで持たない」

このエネルギーの違いを小山さんは「MESSIAH」は背中を丸めたエネルギー、「CASANOVA」のアントーニオ・コンデュルメル・ディ・ピエトロは背中を反ったエネルギーと評されました。

うまいことを言いますね。
ヴィスタリアはまだ「CASANOVA」を見ていないのですが、かれーくんのコンデュルメルがどんな役なのか想像が広がります。

「コンデュルメルは自分のオーラなり圧なりで場面を牛耳るエネルギーが必要ですし、自由に動き回るカサノヴァとベアトリーチェに囲いを作りストレスを与えるようなプレッシャーを与え続けるのはエネルギーがいる。
「相手からもらったものに反応する役もあればその場の流れに乗っていく役もあるけれど、コンデュルメルは相手の反応を汲み取るというよりは、相手がどう出ようとも全部自分の思う方に回し続け相手を転がし、場面を制し流れを作り続けるという、自分主導での芝居で、初めての経験だった」

役づくりや演技の考え方を覗くようなお話でとても興味深いと思いました。
「相手からもらったものに反応する」役はどのお芝居のどの役だろう?
「その場の流れに乗っていく役」はどの役だろう?…と考えながら聞きました。

小山さんが「「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉役も言いたいことを言っている役という感じがした」と尋ねられましたが、れいちゃんの捉え方は異なるようです。

「少尉の役は、相手の紅緒さんがしていることを見て笑っているという印象で、どちらかというか受け身の受け止める役」

たしかに少尉は紅緒さんを自由にさせている役ですね。

初めての悪役についてのお話もありましたが、れいちゃんがものすごく生き生きと語っていて、悪役を非常に楽しんでいるのが伝わってきました。

「悪役に対する戸惑いはそんなになかった。悪役をやってみたかったし、いかにも悪役なセリフがあると「わーっ」となる。言っちゃってるよ、みたいな(笑)」

この「わーっ」はちょっと文字では伝えられないのですが、れいちゃんのテンションの上がりっぷりがかわいかったです。

あきら(瀬戸かずや)さんとの悪代官的な場面もテンション上がるそうです。
そのことを語るれいちゃんのなんと楽しそうなことか。

「あんな下品な笑い方をして、ふつう怒られることをして、こんなおもしろいことはない」

そしてこの悪役が完全な悪ではなく人間味のある役であることがうれしいそうです。

「新しいタイプのお芝居に挑戦しているなと思う。最近はシリアスめの重厚なお芝居が多かったので、明るくハッピーな演目は新鮮。
そのなかでの悪役はコミカルな部分があったり人間性が垣間見えたり、完璧な悪役ではないのがうれしい」

話が進むにつれてどんどん自由になっていくれいちゃんがとってもキュートでした。

曲は「CANOSAVA」から「異端審問」が流れました。

いまの花組と、ちょっと怖い奥様のこと

またれいちゃんが選んだ最近のお気に入りの曲はクィーンの「ボヘミアンラプソディー」でした。

映画の人気から花組のチケットが取りにくいという話になりました。

「いましかない花組の舞台なので、見にいらしてくださった方の心に残る舞台になるよう、日々務めています」

花組といえば黒燕尾ですが今回は一本物ということもあり黒燕尾がないというお話もありました。

「黒燕尾はないのですがフィナーレがちょっと長めです。
男役のナンバーも振り数の多いエネルギッシュなもので、黒燕尾も見たいけれどこういうナンバーもいいなと思っていただけるよう、お芝居もいいけれどダンスっていいなと心から感じていただけよう、心を込めて踊っています」

「フィナーレになるとお客様の雰囲気がほどけるのを感じるし、笑顔で見てくださって手拍子をしていただけるとすごくうれしくなります」

小山さんいわく「怖めの奥様」についての質問がありました。

「ほんとにこの夫婦は似た者同士ですれ違って意地を張って、なぜすれ違っているかに気づかないのか、不器用さが人間らしいとも思う」

「1幕最後の銀橋で夫婦で歌う「愛の迷宮」というでお客様が心を寄せてくださっていると感じる。
歌としても好きだけれど、歌っているときのお客様との距離感も好きです」

ここでちなつさん(鳳月杏)演じるコンデュルメル夫人との「愛の迷宮」が流れました。

すてきな曲で観劇するのが楽しみになりました。

休演日と朗らかな私生活とサッカーボールみたいなバッグ

休演日の過ごし方のお話もありました。

「なにかとすべきことや買わなければいけないものがあって、休演日はそれに追われて終わる。
なんで休日ってあんなに終わるの早いんでしょうね。毎回ふしぎです」

この話し方がとっても実感があって、れいちゃんって本当に素直でまっすぐなんだなあと思いました。

それは舞台と私生活のお話でも垣間見られました。

「舞台上ではずっと怒ったり怒鳴ってしているけれど、作品の雰囲気が明るくて音楽も楽しくて、いつもより私生活が朗らかなんです。
悪しきものを全部舞台上に出しているのか、ふだんはお気楽にやっています」

これはさらっとお話されていたのですが、れいちゃんの飾らない心、素直さに触れた気がします。

ちなみにこの日は変わった(サッカーボールのような?)バッグをお持ちだったそうで、小山さんにつっこまれていました。
「かわいいですよねー。遊び心のあるバッグを見ると買ってしまうんです。わくわくします」

先日全く別のラジオ番組のパーソナリティーが「テレビは表情やメイクで誤魔化しがきくけれどラジオは声だけだから誤魔化せない。その人の思いが全部声に出る」と話していました。
そのことを思い出したれいちゃんのラジオでした。

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