花組

柚香光が語るトップスターの卒業公演(ラジオの感想

こんにちは、ヴィスタリアです。

radikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。
ゲストは花組「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」出演中で 次期トップスターのれいちゃん(柚香光)です。

れいちゃんの「ビバ!タカラジェンヌ」を拝聴するのはこれが2度目ですが、頭の回転も喋りも速くてエネルギーが弾けるようなイメージがあります。

なおパーソナリティーの小山乃里子さんの自由なお話は話題ごとにまとめています。

「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」穏やかなハーヴィーという役

「いよいよみりおちゃん(明日海りお)のサヨナラ公演が始まってしまった、立ち見の方が大勢ですごい」という小山さんのお話から始まりました

「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」は「CASANOA」と全然違う役ですね。
「全然違いますね、本当に。
あの方(「CASANOVA」コンデュルメル閣下)とは全然違って、植物研究家のハーヴィーという男性を演じているのですが、すごくまじめで仕事に対しても誠実で、欲よりも自分の責務であったりやるべきことに日々むかっている人です」

ハーヴィーの人生はなにがおもしろいんだろう、と思うようなところがあるけれど?
「彼はその人生しか知らないので、言ったらほしいものがすぐ手に入るような人生ではなく、孤児院育ちでまともな食事もないような、愛情も受けられない幼少期を送っていたんです。
なので彼のなかでの幸せというのはすごく小さな、ふつうの人が見過ごしてしまうようなところに安らぎを覚えたり、自分の存在意義を見出したりしながら日々を送っている人なんだと思います。
ハーヴィー自身は孤独を感じたり自分を惨めだとは思っていなくて、彼は彼の人生をすごく必死に生きています」

青い薔薇の精に魅入られて。
「なんでこのハーヴィーを選んだのか、なぜこの人でなくてはいけなかったのかが、お客様になんとなくでもいいので伝わるようにハーヴィーの人物像を作っていけたらいいなと思います。
そのためには水美舞人演じるニックおじさんとの関係性をどれだけ説得力があるか、どれだけ想像を膨らませられるかにかかってくると思うので、色濃く描かれている場面があるわけではなくセリフのなかで表現していくしかないんですけれど、濃く作っていけたら」

れいちゃんのハーヴィーという役に対する気持ち、考え方を知ることができてとても興味深かったですし、作品に対する熱い思いも伝わってくるようでした。

今回はおとなしい、いままでにない役どころでは?
れいちゃんは「穏やかな人格の人なのでうれしいです」とちょっと笑っていました。

「すごくうれしいです。悪役であったりアクや押し出しが強かったり思い込みが激しかったりというキャラクターの役が多かったので。
自分の生活のまわりにも転がっているような、繊細な感情とも似ているような心の流れがお芝居のなかにちりばめられているような、背伸びをしていないというか。
自分の感情でやっているわけではないんですけれど、すごく共感できて、どこかで第三者の自分が”ああ、わかる”って思うような、共感できる流れやセリフがいっぱいあるので、そういう役に出会えたのはすごくうれしいです」

最初、話がどう進んでいくんだろうと思っていたけれど?
「すごくメッセージ性のある作品なんです。
ハーヴィーが日常ややるべきことに追われ、本来は好きで始めた仕事だったのに元々あったその気持ちを忘れて”これをこなさなくてはならない”という方にいってしまっているのも、日常において私たちが共感するところがある部分だと思うんです」

「あらゆる自然や生き物は共生していて助け合いながら生きているというのもこの現代社会において心に沁みるようなメッセージですし、
物語の最後で”子どもたちを大切に。子どもたちが笑っていられるような世界を”というメッセージがありますが、それも私たちが暮らしていくなかで忘れてはならないことだと思います。
いま挙げただけではなくて他にもいろいろなメッセージがあって、しかも私たちの日常の近いところで感じているようなものがいろいろ散りばめられています」

劇中でれいちゃんの歌う「グラスガーデン」がオンエアされましたが、ふだんから植木鉢とかやってる?という質問もありました。

「現実的な話になっちゃうのですが、私たちは移動が多いので植木鉢はちょっと一緒に生活できる余裕がなく……。
部屋にお花であったり生命があるとすごく心が豊かになるので、余裕はあるときはお花を飾ったりしたいなと思っています」

ショー「シャルム!」は踊りまくる

いろいろ踊っていますね。
「いままであまりご縁がなかったような雰囲気のナンバーにもたくさん出会いましたし、踊っていてすごく楽しいです。
特に楽しいと思いますのは、男役だけで踊るスーツにハットに肩にストールをかけて踊るタンゴの場面、
中詰の宮殿のようなクラシックな雰囲気の肩かけマントの軍服で踊るところ、中詰後の銃を持って踊るレジスタンスの場面がすごく好きです」

ショーに話題が変わってれいちゃんは一呼吸おいたようにゆっくり話し始めたと思いきや、ここで即座に
「ああ、でもそんなことないですね。そのあとの皆で白い衣裳で踊るところも好きですし、燕尾服は好きとかそういう次元を超えての思いがあります」と言い続けて小山さんに突っ込まれていました。

このあたりかられいちゃんの語りがいっそう熱を帯びるといいますか、飾らない気持ちが伝わってくるように感じました。

レジスタンスの場面はちょっと雰囲気が変わります。
「この場面はショーのなかで唯一お芝居仕立てのナンバーになっていて、ほかの場面と色合いが違いといいますか、照明もだいぶ暗めになっています」

「私、銃を持って舞台に出るのが本当に久しぶりで研究科3年か4年のときが最後のような……けっこう雑な記憶なので違ったら苦情は受け付けます。
「復活」という蘭寿とむさん主演の作品だと思うのですが、それも曖昧な記憶なので”その後も銃を持ってます”と言われたら”ああそうですか”ってなるんですけれど。
そのくらい久しぶりに銃を持っているんですけれど、すっっ…ごく楽しいです。
ナンバーの中なのでそんなに構えて打つというポーズは取れないんですけれど、銃ならではの緊迫感、臨場感はアドレナリンが出ます」

「雑な記憶」と言ってのけるれいちゃんの素直さ、正直さに頰がゆるんでしまいました。

恋人が絶対撃たれるのに出てくるよね?
「ハッピーエンドなんかあるわけないのに出てきちゃうんです。
今日の公演で初めて出てくる彼女の顔を見たんですけれど、覚悟を決めたような、すごく芯のある強い目をしていて”死ににきたんだ”と思うくらいだったんです。
お芝居仕立てのナンバーなのでこれからもお互いの思いが重なって新しいものが生まれてくるんじゃないかなとわくわくするくらい、彼女はすてきな目をしていました」

「シャルム!」からその「レジスタンス」がオンエアされました。

「泣かさんといてほしいんだけど」と小山さんがどの場面とは言わずに話を振ると、れいちゃんは黒燕尾の場面のことをお話されました。

「あそこは振付のときからいろんな感情が渦巻きすぎて、自分でも整理がつかないくらいでした。
曲もすばらしいですし、ANJU先生(安寿ミラ)の振付というのも本当に愛があっていろんな思いをすごく理解してくださっている振付で、日々のちょっとした心の機微や変化というのも皆が乗せながら踊るので、毎日新しいなにかが起きたりしています。
毎日一回一回大切にしていきたいと思っています」

星を受け継ぎ花を渡される者たち

小山さんは誰とは言わずに「同じような思いを持っている人からのメッセージです」と読み上げたのですが、れいちゃんは聞き終えるなり「こっちゃーん!」と叫んでました。

礼真琴が語るトップスターの卒業公演(ラジオの感想)こんばんは、ヴィスタリアです。 adikoのエリアフリーでラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」を聞きました。 ゲストは星組...

れいちゃんは最初の一文でことちゃん(礼真琴)だとわかったそうです。

「ことちゃんは組も違いますし会う機会や話す機会はそんなに頻度は高くなくて、2人とも頻繁に連絡を取り合うタイプではないので離れている時間の方が長いんですけれど、ふと会ったときに共有する思いであったり舞台で見ていたときに感じるものは、本当に大きなものがあります。
同時に、私個人としては音楽学校のときから同期をひっぱってくれる礼真琴をすごく尊敬しているので、同期なんですけれどすごく憧れる部分もあります。
その彼女からこういうあったかい、強い絆のある言葉をもらえることが素直にうれしいです」

そして次のゲストほのかちゃん(聖乃あすか)にれいちゃんからはこんな一言が贈られました。

「明日海りおさんのご卒業の公演で新人公演の役をさせていただくということの大きさは強く感じていると思います。
私も蘭寿とむさんのご卒業のときに新人公演のお役をさせていただいたんですけれど、彼女もきっと感じているものがあると思います。
言葉かけずともわかっていると思いますが、学べるものは全部学んで、目に焼き付けて、まっすぐ誠実に日々を過ごしてほしいなと思います」

またれいちゃんの次の公演としてお披露目となる「DANCE OLYMPIA」のお話もありました。
「ダンスナンバーというのはやることも増えますのでその分心して挑みたいと思っております!」

番組中にはれいちゃんのお気に入りの曲として異色のバレエダンサー セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー映画でも使われた「Take me to a chrch」「いつかこの曲で踊ってみたい」というれいちゃんの熱い紹介つきでオンエアされました。

すでにご存知の方が多いかもしれませんがすばらしいパフォーマンスなのでリンクを貼っておきますね。

このポルーニンの映画とものすごい踊りに大感動したのですが、この曲で思いっきり踊るれいちゃんが見てみたいです。

来年のご自身のお披露目公演についてキリっと男役っぽい声で語ったと思いきや、直後の収録最後の「ありがとうございました」はいつものれいちゃんのふわっとしたかわいいお声に瞬時に戻っていてギャップがたまりませんでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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