雪組

彩凪翔が語るゲーテとの再会とキャラバン隊(ラジオのこと)

こんばんは、ヴィスタリアです。

ラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」の凪様(彩凪翔)のゲスト回を視聴しました。

ご卒業公演「fff/シルクロード」公演中の凪様はこれが現役生として最後の出演でしょう。

これは聞かなくてはと久しぶりにラジコプレミアムに登録したのでした。

「fff」で再び巡り合ったゲーテ

パーソナリティの小山さんは冒頭で「卒業について(自分から)触れたものの今日は公演の話に集中したいと思います」とお話になり、
まずは「fff」のゲーテ役を昔やっていましたね、というところから始まりました。

春雷」という初めて単独主演させていただいたバウのときにゲーテの、今回も「fff」に出てくる「若きウェルテルの悩み」という作品をさせていただいたんですけれど、
今回また新たに最後の公演で巡り会えて本当に運命みたいな感じがします。

――歌が多くて大変だったんじゃないですか。

やはりベートヴェンの楽曲も難しくて、聞こえなかった人が作ったとは思えないような…。
でも現代でもあらためてベートヴェンの曲って(あちこちに)生活に溢れているなと思って。

――ゲーテ、ナポレオン、ベートヴェンが巡り合ってというのはなかなか想像できないんだけれど。

史実ではナポレオンが「若きウェルテルの悩み」を7回読んだとか戦場に持っていったとか、
ボヘミアでのベートヴェンと出会ったときのお辞儀をしなかったというエピソードも絵に残っていて、それをやらせていただけるので本当にいたんだなと実感します。

ゲーテはナポレオンやゲーテに会ったときの実際の年齢はかなり年配なんですけれど、上田先生から「年齢は上ではあってほしいけれどそこまでリアルな年齢でしなくていい」と仰っていただいいたので、
おおらかさとか貫禄とか言葉の説得力は損なえない役柄ではあるので難しいなと思います。

容姿で髪を白くしたりできないので、中でいろんな経験とか見て学んだ人であることがにじみ出ないといけないのが難しいなと。
ゲーテの言葉の使い方というのが人と違うので、いろんな教養があって、若い頃は恋愛は没頭にしすぎたり若さゆえの葛藤などがいろんな経験を経たゲーテを演じさせていただくのが「春雷」の恋に燃え上がっていたときとはまた違う、
いろいろな経験をさせていただいた(自分の)リアルな宝塚人生が重なるようなものを感じます。

この年令の設定を変えてベートヴェン/望海風斗との、ナポレオン/彩風咲奈との場面を作ったのは上田先生の粋なはなむけだとあらためて思いました。

劇中から「ボヘミア」、ゲーテとベートヴェンが邂逅した場面での台詞込の歌がオンエアされました。

凪様いわく「とても難しい」そうです。

――すごい大作ですね。また今回は冒頭から出ていらして。「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」はなかなか出てこなかったので…。

そうですね…ベートヴェンもナポレオンもゲーテも本当に偉大な人だったんだとこの作品を通してあらためて思いました。

(ONCE…も)難しかったです。初めての挑戦でした。偽善者で、もしかして一番悪い人物んじゃないかと。裏ではかしこく生きていて最後までわからないという…。

小山さんから「ジミーがすごかったこそこの先があると思っていたけれどそれは彩凪翔の人生だから」という惜別の言葉もありました

――自粛期間中は?

ひたすら筋トレにはまって、動かないことが不安になっちゃって、やっていました。
その後「NOW!ZOOM ME!!」でダンスが控えていたのえ身体がなまってはいけないと。
だからお稽古が始まったときすごく身体が軽かったです。筋肉が助けてくれて。

――お稽古のときから最後という感慨はありましたか?

ついこの間だいもんさんとも話したんですけれど、まったくなくて(笑)
あれ、卒業するっけ?といろんなことに追われていて、舞台をよくしたいということの方が忙しくて。

自分へのダメ出しというか…本当に変わらず、とにかく初日を迎えてお客様に欠けることなくお届けしたいという気持ちと、
もしかしたら退団ということもあるかもしれませんが今までの集大成というか、その日のベストを更新していきたいという気持ちがあるから、
おそらくだいもんさんもそうだと思うんですけれど、卒業やから「お稽古これが本通し最後」というのはなかったです。

ふだん聞いている曲は関ジャニ∞さんの「歓喜の舞台」を「たまたま聞いたけれどぴったりのタイトルで、ぜひ聞いて明日への活力にしていただけたら」と紹介されていました。

ショー「シルクロード」

次はショー「シルクロード」のお話です。

キャラバン隊は通しでお芝居込でやらせていただいて、キャラバン隊のメンバーも退団者が集まっているので、全員じゃないですけれど、一緒に旅をしていくという感じで仲間ができてうれしいです。
ゲーテがひたすら一人なので(笑)。

――いろんな場面があって…

中国の場面とかマフィアとか…私は長いコートを着させていただいているんですがザ・男役という場面もありつつ、
これぞ宝塚という場面もあって最後に黒燕尾を着させていただるのがうれしいと思っています。

黒燕尾はやっぱり他の場面とはまた違う緊張感は退団に限らずあるので、出る前はけっこう早替えで前の場面からギリギリなんですけれど、1秒でも気を落ち着かせてからというのはあります。

――久しぶりの楽しいショーですね。

前回が1本物でシリアスだったのもありますし、ふだんのショーとはまたちょっと違う感じがありますね。
ミステリアスな雰囲気もありつつ、中詰は金ピカの神様の集まりみたいな…華やかな、すごくご利益ありそうな(笑)場面があったり。

ショーから「旅は続く キャラバンは行く」がオンエアされました。

この曲の最後「じゃあね!」の威力はすごいですよね。

観劇していて崩れ落ちるかと思いましたがラジオで聞いていても耳から溶けるかと思いました。

前回ゲストの同じ92期のまっぷーさん(松風輝)からのメッセージが紹介されました。

いつも舞台に一生懸命で男役一筋という感じですが心優しいしょうくんで、
しょうくんは覚えていないと思うんですが、2年前のある日しょうくんの夢のなかで私が悲しんでいたけれど大丈夫?と連絡をくれたんです。
その優しさに心が震え泣きそうになりました。本当に心がやさしいしょうくんです。

凪様が「覚えています、覚えています」と笑い声を弾けさせていました。

すごく泣いていて、なんか悩んでるんちゃうかなって勝手に思って。
悩んでなかったらそれはそれでよかったと思うんですけど、とりあえず送ってみようとその日の朝連絡しました。
なんかためてんのかなと思ったり、送らな!というくらい泣いていたんですよ。

それまで大阪の言葉ではなく標準語でお話されていた凪様からいつもの言葉が出てきました。

次のゲストがカリ様(煌羽レオ)ということで凪様からメッセージが送られました。

カリは男役同士で組んだり男役女役で組んだり小劇場で一緒のことも多くて、よく袖とかでも遊んでいます

いまのご時世はできないですけれど、よく小道具でモノボケするっていう…毎回恒例でやっていて。
まさか今回卒業するとは思わず望海さんのコンサートを一緒にやっていたんですけれど。

自粛期間中に誕生日があって、稽古が再開したときにアイシング用の氷のうをプレゼントしてくれてフェルトで「アヤナギ先生」とデコレーションしてくれました。すごくうれしかったです。

凪様は「全力で走りきりたいと思います」という明るい言葉で締めくくられていました。

次回のカリ様のお話も楽しみです。
カリ様のオフステージの女性らしい高めの声やぽわんとした話し方も好きなんです。

とりあえずタイムフリーが聞ける間は凪様の歌をリピートすることにします。

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