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煌羽レオが語る「今」と乗り越えてきたもの(ラジオ ビバ!タカラジェンヌ))

おはようございます。ヴィスタリアです。

ラジオ関西「ビバ!タカラジェンヌ」のカリ様(煌羽レオ)のゲスト回を視聴しました。

カリ様がゲストの回を聞くのはこれが初めてであり現役生としては最後になりそうです。

カリ様のゆったりとしたテンポの、そしてぽわんとかわいらしい語り口に和み、またこれまでを振り返るお話に感動しました。
聞いて本当によかったです。

男役 煌羽レオを作ってきた役たちとメッテルニヒ

パーソナリティー小山さんは「すごく久しぶりにやっと出てもらったと思ったら(これが退団で)」というところから話を始められました。

――メッテルニヒは外交官の役で、凛としていますね。

貴族中の貴族と言いますか…そのようにできたらいいなと思いながら務めておりますが大丈夫でしょうか。

やっていてすごく難しいですね。
役作りのとき主役の方に対して自分の役がどういう特色の矢印を向けているのかを考えるのが大事だといつも思っていて、
一番難しいのは望海さん演じるルートヴィヒを中心に見ると悪者のようになってしまうかもしれないけれどそうではなくて、別の土俵のヒーローといいますか、それをうまいこと演じそれがお客様に伝えられたらいいなということ思っているんですが…難しいですね。

――メッテルニヒは歴史上の人物ですね。

やるまでお恥ずかしながらあまり知らなくて調べました。
やり手の政治家で物事を冷静に判断していて、人との繋がりとかルーツをつくるのが巧くて、金髪のイケメンだったと書かれていましたので、それに近づけるようにがんばってます!

正にその通り、カリ様のメッテルニヒは金髪の怜悧な美貌が輝いていました。

――最後にいい役では?

はい。男役としてもすごくやりがいのある役ですし、どの役もそうだと思うんですが、
かなり奥深くまで追求しないと正解が見つからない役をいま挑戦させていただけるというのはありがたいなと思いながら(やっています)。

――初日が開けてからわかってくるものもありますか?

今回特に感じています。
もちろんお稽古場では感じなかったことを舞台に行ってから感じることって多いのですが、
役の感情として「こういう感情にもなるんだ」という発見がなぜかいつもより多くて、毎日公演しながら新鮮に、どこかに冷静な自分を置きながらできたらいいなと思いながらやっています。

――今回が退団公演となりますが毎日いかがですか?

あっという間です。毎日楽しいし「この時間は今しかないな」と思うので噛みしめようと思ってはいるものの、
1日1日公演でやるべきことをやっていると「ああ、もう終っちゃったんだ」というのが現状ですね。

fff」からナポレオン戦争をめぐってルートヴィヒメッテルニヒがそれぞれの立ち位置、思いを歌う曲がオンエアされました。

――歌がすごいですね。

本当に…望海さんとまあやちゃんのお2人がいるからこそできる作品だと本当に思います。

――いまは「fff/シルクロード」が一番だと思いますが、これまでで一番印象に残っている役は?

でも1つって選べないですね、正直。これだけいろいろな役をさせていただいて、いまの男役を形成するのに至るまでいろんな役があったので、どれっていうのは選べない …
下級生のときにセリフがない中でも印象付けようって思っていたりとか、積み重ねだったりとか、
セリフをいただいてからお役を責任をもってやる気持ちであったり、そういうものの積み重ねで今があるという感じなのでどの役がというのは一つに絞るのは難しいですね。

最後の「宝塚おとめ」を出すときには自分のなかではやめると決めていたので、今までは「おとめ」を出す近辺で印象に残ったお役とか好きだったお役を書くことが多かったのですが、
今までやってきた役が今の私に繋がっているという気持ちが強かったので最後は「今までいただいた役」にしました。

そうだったんだ――と手持ちの「宝塚おとめ」を取り出してカリ様のページを比べて見てしまいました。

自分は2019年度と2020年度しか知らないのですがもっと前からご覧のファンの方は今年の「おとめ」を手にして
思うところがあったのかもしれない…と思いました。

ここでカリ様のお気に入りということでORANGE RANGEさんの「SUSHI食べたい」という曲がオンエアされました。

「最近外出もできなくなりましたし外食も公演中なので気をつけているんですが…おいしいお寿司が食べたいです」とのことでした。

生徒さんが大きな犠牲と管理をもって感染症と闘いながら舞台に立たれていることを感じるお話でした。

「シルクロード」煌羽レオのダンスと黒燕尾

――ショー「シルクロード」は思い残すことなく踊っていらっしゃいますね。

そうですね。芝居仕立てのショーということで前半はキャラバン隊として出させていただいて、リフトがすごく多くて毎日どきどきしながらやっております。

疲れるというよりは失敗して怪我につながらないようにというのが一番ですね。
2回公演は家に帰ったらバタンキューです。

――元はダンスの人でしたか?私はお芝居も好きで…ダンスを生業にしようと思ったんですか?

いや……生業にというか、遡ると音楽学校の時にずば抜けて成績がよかったのがダンスだったんですよ。
ありがたいことに下級生のときからダンスの場面の少人数口に最下級生で入れていただくことがすごく多くて、
歌って下級生のときってソロを貰うことってなかなか難しいじゃないですか。

でも踊りだったら群舞で人数が多くてもがんばったらその中で輝けるんじゃないかなと思ったのが一番最初の理由で、
踊ることも好きだったのでまずはダンスをがんばってみようかなと思いました。

――「シルクロード」での見せ場は?

そうですね…最後なのでどの場面も目に焼き付けていただきたいなと思いますが、
やはり最後の黒燕尾は男役としてオーソドックスな黒燕尾を着させていただいて踊らせていただくことが毎日幸せですし、
最後まで追求していきたいと大切にしたいと思っているので注目していただきたいです。 

(大階段を斜めにおりてくる)あの瞬間の、女役さんとすれ違うことってあんまりないじゃないですか。
男役だけが斜めにおりてくることって多いと思うんですけど、あの瞬間は毎日気を引き締めながらすごくいい緊張感の中でやっているので大好きなポイントです。

ショーからは贅沢にもパレード全編がオンエアされました。
大好きなのでしばしリピートしてしまいました。

――公演中に誕生日でしたね。

そうなんです。本来だったら私、誕生日前に退団しているので、退団時期が延びてしまって、
なので去年の誕生日に「宝塚で過ごす最後の誕生日なんだな」と思いながらお祝いしてもらったので、もう1回誕生日をやっていただくことになりまして、うれしかったですよ。

朝お化粧前に飾付けをしてもらっていて、お花とかが飾ってあったりとか、私はミッキーなんじゃないかと思うくらいプレゼントを行列で待ってくれている子がいたり「写真撮りましょう」と言ってくれたりとか
こんなに大人数にお祝いしていただくことって多分やめたらもう無いじゃないですか。

これが最後なんだなと思うと、寂しいという感じではないんですが、こんなにあったかい場所に自分っていれたんだなということを実感しました。

――宝塚で得たものは?

最近毎日感じるんですけど、今までの経験すべてが財産だったなって思いますね。
それがあるまら今の自分があるし、いいことだけじゃなったですし、私は辛いことの方が多かったんですけれど、辛いことがあったからこそ今すごく幸せだし、
自分が諦めずに取り組めたことが次の人生の自信になっているなって思うし、今すごく満たされていて。

辛いことがあったから、それをまた乗り越えるためにどうにかしようと思ったことが私なりの成長につながって今があるのかなって思うと
その時々に助けてくれた人とか応援してくださったファンの方とかがいらっしゃるから今こんなに幸せな気持ちが自分の中にあるんだと思うとすべてが愛おしい。
あとはこの気持ちを恩返しするためには最後まで全力でやるしか私にはできないんですけれども…本当にそう思います。

退団同期になる凪様(彩凪翔)からのメッセージが紹介され、
次のゲストあやなちゃん(綾凰華)へのメッセージが託されました。

今回最後にあやなとお芝居でいろいろ一緒にすごすことができて毎日楽しいなと思いますし、
これから男役として雪組を引っ張っていく大切な1人だと思いますのでがんばってほしいなと。
あやなの成長を客席から見るのが楽しみですね。

――もはやOGの心境ですか(笑)

もう半分OGですよ。もう間もなく。

最後のこの言葉にはっとしました。

寂しさと得がたい男役スターであるカリ様がいなくなってしまうことが信じられない気持ちが自分のなかにあります。

が、カリ様何度も「今」という言葉を使っていたこと、悔いなくこれまでの男役人生を努力して歩んでこられたこと、
その自信を糧に次の人生へ歩んでいかれるお話を聞けて本当によかったです。

カリ様がお話されていたように最後の公演を目と心に焼き付けたいです。

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