こんばんは、ヴィスタリアです。
雪組宝塚大劇場「ONCE UPON A TIME INAMERICA」のフィナーレ以降が楽天TVの動画配信サービスでLIVE中継されたのを視聴しました。
画期的なこの試みが発表になったとき、スカステ難民ゆえに楽天TVのオンデマンド民で本日たまたま仕事を休みにしていた身として狂喜乱舞しました。
ネット環境があまりよくなく一部映像がザラザラしたりしたのですが、
視聴したヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた感想を書きます。
なお内容に触れており、言葉などは正確なものではなく備忘録的なものになります。
フィナーレ 安定の小池先生
男役さんの歌手の銀橋渡り→ロケット→大階段を使ってトップスターと娘役が踊り→男役総踊り→デュエットダンス→パレードという
オーソドックスといいますか小池先生らしい構成のフィナーレでした。
銀橋の歌手は凪様(彩凪翔)とあーさ(朝美絢)で、
緑色のキラキラしたお衣裳でとってもかっこよかったです。
凪様は左耳に、あーさは右耳に大振りのイヤーカフをつけていて鏡写しのようでした。
あーさの高い声がいつもより綺麗で女役を演じているからかなと思いました。
凪様の濃い色気と雰囲気にクラクラしました。
ロケットはあがたくん(縣千)を楽しみにしていました。
あがたくんがラジオでロケットで「パチ子になってがんばっている」と一生懸命お話されていたからです。
https://zukabana.com/viva-agatasen/
パチ子の満開の笑顔が輝いていました。
ただこのときネット環境の弱さで画像が乱れてしまって細かいところまで見られなかったのが残念です。
だいもん(望海風斗)と娘役さんたちが大階段で踊る場面は、深紅を基調にした衣裳でした。
娘役さんが階段上でフォーメーションをつくるのが新鮮でしたし、ご卒業されるヒメさん(舞咲りん)、きゃびぃさん(早花まこ)がだいもんと踊るところがあったのもよかったです。
ヒメさんはドレスの胸元のラインに沿わせるように白い花を飾っていたのが洒落ていました。
だいもんが髪をなでつける仕草を何度もしてこれがもうたまらなくかっこいいのですが、
男役総踊りが始まる合図となるときは表情が一変し、わずかに凶暴な雰囲気が滲むのが最高にかっこよくてモニターの前でため息が出てしまいました。
総踊りでは咲ちゃん(彩風咲奈)のスタイルとキレのあるダンス、凪様のギラギラ具合に画面越しですが夢中でした。
また金髪のまなはるさん(真那春人)が放つオーラの鋭さに痺れました。
劇場で観劇するときいったいどう見ればいいんでしょう。どう考えても目が足りません。
デュエットダンスではせり上がってきただいもんを大階段で待つまあやちゃん(真彩希帆)の纏う気高いオーラにハッとしました。
年末のタカラヅカスペシャルをライブビューイングで見たときにも感じたのですが、まあやちゃんが一人のときに出すこの神々しいまでの気品と迫力に「すばらしい娘役さんだけれど娘役さんを超えている」と思うことがあります。
デュエットダンスではだいもんの微笑みに幸せがあふれていて、見ているこちらも幸せになりました。
パレードではヒメさんのエトワールにウルウルし、あがたくんの笑顔に頬がゆるみました。
あがたくんは「壬生義士伝」新人公演の土方歳三役が美しくて、以来気になっているんです。
緑色のドレス姿のあーさがものすごい美貌で見惚れました。
またまあやちゃんの歌い出す前の唇を結んだ表情にもあの気品、気高いオーラにはっとしました。
白いケープの波打つ裾がかわいかったです。
だいもんの劇場いっぱいを包み込むような温かい心のある歌声になぜだか泣きそうになりました。
退団者のご挨拶 舞咲りん・早花まこ・美華もなみ
にわさん(奏乃はると)のご挨拶はとても落ち着いていて、作品の解説と雪組生がどう取り組んだのかがわかりやすく紹介されていました。
退団者からのメッセージを読み上げるときに「研究科5年美華もなみ」と学年を入れていました。
きゃびぃさんのメッセージで
「哀しみコルドバ」の占い師役の勉強のために占いに行ったら「悩みがないなら来ないでくださいと怒られた」というエピソードには思わず笑ってしまいました。
最近の代表作である「ハリウッド・ゴシップ」のダイナーの女主人についての言及があったのはうれしかったです。
にわさんは「組レポ8年。雪組に新たな伝説を作ったかけがえないメンバーです」と称賛していました。
ヒメさんは「ファントム」のカルロッタ役について「信じられなくてどっきりでは?と思った」というメッセージが意外でしたし、客席も反応しているようでした。
ヒメさんでなく一体どなたがあのときカルロッタを演じ歌えたというのでしょう。
大階段を降りてのご挨拶ではにわさんの呼びかけがとても自然なのがいいなあと思いました。
もなみちゃんは黄色いお花の髪飾りとまあるい形のブーケでした。
どんなときも「ありがとうございます」を大切にしてきました。
いま、自然と「ありがとうございます」があふれてきます。今までたくさんの愛をありがとうございました
きゃびぃさんは袴と同じ緑色ののリボンのシンプルな髪飾りで、緑の葉をまぜた白薔薇のブーケでした。
お花渡しの同期はるうさん(光月るう)で、久々のるうさんにテンションが上がります。
子どものころから憧れた宝塚に飛び込んだときから、悲しかったこともうれしかったこともすべてが貴重な経験でした。
先生方、スタッフのみなさま、雪組の仲間、見守ってくださったみなさまのおかげです。
本当にありがとうございました
きゃびぃさんはとても落ち着いた雰囲気で、ご自身の卒業をとても静かに見つめているのを感じました。
ヒメさんはにわさんの呼びかけに「はーい!」と元気よく答えておいででした。
赤と濃いピンクの薔薇の花束で、濃いピンクの薔薇を髪に飾っていました。
同期はみつるさん(華形ひかる)、組からはだいもんがお花を渡されました。
これまでの道のりはなだらかなものではありませんでした。
でもそんなとき舞台を立つとお客様にどれほど救われてきたことでしょう。舞台は一人では作れません。スタッフの方の毎日の努力と、雪組全員で望海と同じ方向を見ること、私ちの宝塚が大好きという気持ちが作るのです。
どの組より最高の雪組で卒業できることが幸せです。
雪組で育ち輝くヒメさんだからこそのご挨拶に大きな大きな拍手が送られました。
全員で歌ったのはTAKARAZUKAフォーエバーでした。
2度目のカーメンコールはだいもんと退団者のみで、退団者からの一言にだいもんがコメントをされました。
それぞれの関係性が窺えて興味深く、また仲のよさが伝わってきて微笑ましい気持ちになりました。
(美華)こんな素敵なのぞみさん率いる雪組にいられて幸せでした。
(望海)公演中に会うことはできなかったけど、フィナーレの大階段でスタンバイするとき手を降ると振り返してくれる。かわいいですよね。
きゃびぃさんとだいもんはきゃびぃさんの音頭で「どっせーい」をやってくれました。
(望海)組レポでも私たちの様子をおもしろく伝えてくださって。東京もきゃびぃさんらしく発信していってください。
ヒメさんは客席から声がかかるたびに「はい!」「はい!」と答え、「今からちょっと喋るので」と置いてからお話されました。
(舞咲)今日も下級生からも「ほんとにやめるんですか?」と言われたのですが、自分がそう思います。東京で実感するのかなと。
だいもんはいつも楽屋からはヒメさんの笑い声が聞こえること、「やれる!!」と励まし合っていることを話されました。
雪組の鏡開きと節分と明日のこと
だいもんの音頭で節分にちなんだ豆まきが行われました。
初日は鏡開きとワンスアポンをかけて皆さまと鏡開きができました。
今日はなんの日ですか?
真那春人さんの誕生日でもありますし(拍手)、節分ということで豆まきをしたいと思います。前に投げるとお客様はぶつかってしまいますし私たちもお客様に投げることになってしまうので上に投げて。
鬼はワンスアポン、福はインアメリカでお願いします。
エア豆まきで大いに盛り上がって緞帳が再び上がるとだいもんがこんなことを言いました。
いま気づいたんですが、映画館とかおうちの方は(豆まきを)やっていただけたんでしょうか。
逆中継していただきたいですね。誰が舞台をつとめるんだという
ヴィスタリアは誰もいない環境で視聴していましたし映画館ではなかなかできないのでせっかくの機会だからやりましたよ、と雪組の皆さまには届くことはないでしょうけれどここに告白します。
ヒメさんのご挨拶にあった通り、いま雪組は望海風斗というトップスターを中心にまとまり、同じ方向を向いてレベルアップされているのを感じます。
だいもん自身が向上することで組全体、舞台の真ん中から端まで向上していっていると雪組の舞台を見ると感じるのです。
大劇場千秋楽を無事に終えた明日、どんな発表があるのかないのかわかりませんが、いまの雪組をヅカファンとして心から愛し誇りに思いたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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