こんばんは、ヴィスタリアです。
スカイステージのオリジナル番組「Dream Time」のれいちゃん(柚香光)ゲスト回を視聴しました。
柚香光の感性と言葉
「花組のボス」と紹介されて登場したれいちゃんのぶっとんだ格好に声を出して笑いました。
みりおちゃん(明日海りお)の卒業旅行の幹事をした3人で「今日から俺は」の扮装をしたそうです。
れいちゃんは伊藤さんというキャラクターとのこと。
こちら↓にアップされているのはお着替え後だったんですね。
【スカイ・ステージ・トーク Dream Time#65「柚香光」】
驚くような扮装で登場したゲスト・柚香光と、MCの帆純まひろと聖乃あすか。その理由とは? 今の花組の絆についてなど胸に迫るトークも。「宝塚歌劇セリフ再現コーナー」は『オーシャンズ11』。
初回放送は7/3(土)19:00です。お楽しみに!😊 pic.twitter.com/cRZHSh60JL— 【公式】タカラヅカ・スカイ・ステージ (@skystage_info) June 30, 2021
MCのせのほの(帆純まひろ・聖乃あすか)は最後までこの格好でした。
せのほのの花組配属直後から新人公演などを通して下級生を手取り足取り教えたり、気さくにごはんに誘ったりしている
れいちゃんのことが等身大で伝わってくるようなDream Timeでした。
なによりせのほのが最初から最後までずーっとにっこにこの笑顔で
「柚香さんとお話できてうれしい!」というのがあふれていて、ふだんの花組の関係性、充実ぶりがわかるようです。
楽しいトークの随所にれいちゃんならではの言葉のセンスと感性が光っていたのですが、
特に印象的だったのがほのかちゃんのマシンガントークを「口がほどけたまま止まらない」と端的に表現したことです。
天才ですね。
れいちゃんの言葉をいかにキャッチして表現をするのかというお話も興味深かったです。
いまではMCとしてトークに抜群の安定感のあるホッティーが最初にれいちゃんのお役を演じた「新源氏物語」の新人公演では
「ただ黙って立っているだけった」というのも意外でしたが、
それではなぜ前進がないのかをれいちゃんはこんなふうに語っていました。
(柚香)私たちって言葉を扱う職業じゃないですか。
自分が思っていることを相手にわかるように言語化して説明する時間って、相手に理解してもらうだけじゃなくて自分がどういうふうに思っていたのか、自分も理解する時間。(中略)「私が思っていることなんて大したことないから」と引っ込んでっていると、いざ言葉を渡されてそれの心情を理解して明確にお客様に表現して伝えなくちゃいけないとなっても、
ふだんからしていないとやり方を知らない、その感覚を知らないとなると、日頃からしている人と差が出てしまう。言葉の意味を自分がちゃんと理解していないと、同じような言葉でもそれを選んだ演出家の先生の意図とかを汲み取れなくなってしまう。
だから日頃から言葉をちゃんと自分から出すというのは訓練として必要。
ダンス、芝居、ポートレートもれいちゃんにしかない感性が光っていると感じるのはこういうところにあるのかと興味深かったです。
写真撮影の表情、ポーズの作り方のお話もれいちゃんの感性が光っていました。
(柚香)あるときから思ったんですけれど、舞台の作り方とほぼ同じ。
演出家の先生、振付、作曲の先生が仰っていることをキャッチして返していくじゃない。
それがカメラマンさんの言うこと、目線、シャッターを切るタイミングとか撮る角度。あとスタイリストさんがどういうお衣装をくださったかで世界観も変わってくるし、ライティングとか背景がどう写るのかから求められていることをイメージして作っていく。
だから舞台と一緒なの。(中略)舞台も曲とか装置とか衣装の色、配色の仕方とか、演出家の先生がピックアップしているわけだから意味がないものはない。
ノリとテンションで最終的には行ったらいいんだけれど、そこに行くまではちゃんと理解する。分析する。
ノリとテンションで持っていけるのは天賦の才能だと思いますが、そこに持っていくまでは緻密に作っているのでしょう。
「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」のジミー役のときも役の様々な面のどこの面どの程度表現するか、とお話していて
その緻密さにはっとしたことを思い出しました。
トップスター柚香光の語る花組
「花組自慢をしてください」と言われると「ほんと最高です」と間髪入れずに答えていました。
(柚香)統計学的に80人くらいって一番人がまとまりにくい人数なんですって。
ですのに、私たちの、皆の強さが誇らしくてなりませんね。この一年半いろんなことがありましたけれど、いろんな時間があって、課題があって、決して楽しいだけの時間ではなかったんですけれども、
4月25日の明日から公演が中止になると話を聞いたときの皆の反応がどうしても忘れられない。(中略)発表があったときに皆が自分じゃなくて仲間の状態を心配していて(中略)。
「皆あと2日できるんだよ」と、あと2日できることのありがたさに目を向けようと、誰一人欠けることなく持ち上がるあの瞬間というのは、なんという絆、思いやりの深さ、この1年半いろいろあったことが全部ここにつながっている。
いまの花組は人のことを思いやる、自分よりも皆のことをまず考える、そんな支え合いに満ちた組になっております。
れいちゃんはよく「誰一人欠けることなく」と言葉にしますね。
「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」の初日のご挨拶でも力強く「誰一人欠けることなく、1公演も落とすことなく」と宣言していたのが強烈に印象に残っています。
柚香光・星風まどかお披露目本公演「元禄バロックロック」先行画像がとてもいい
そんなれいちゃんの感受性とセンスの光る新たな画像が発表になりました。
星風まどかちゃんを新たな相手役に迎えての本公演「元禄バロックロック」の先行画像です↓
なんというかっこよさ!そして新しさ!
れいちゃんの目尻に入れたうんと赤いラインが新鮮です。
まどかちゃんも今まで見たことない雰囲気とかわいさで素敵です。
マットめな鮮やかな口紅が映えますね。
プレお披露目の全国ツアー「哀しみのコルドバ/Cool Beast!!」のポスターでも思いましたが
れいちゃんとまどかちゃんも相性よさそうですね。
舞台だとどんなコンビになるのか全国ツアーで観るのが楽しみです。
また自分はファン復帰したときはゆきちゃん(仙名彩世)がトップ娘役だったので
まどかちゃんは初めて見る組替えで来る花組のトップ娘役になります。
先日読んだ宝塚GRAPHで組替えについてひとこちゃん(永久輝せあ)が「風は自然と吹く」とお話されていましたが
まどかちゃんが新しい風を花組に吹き入れてくれることでしょう。
谷貴矢先生は「出島小宇宙戦争」といい「ダル・レークの恋」といいヴィジュアルセンス、フィナーレナンバーのセンスはピカイチだと思います。
ポスターも大いに期待していますし、いい作品になることを祈っています。
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