星組

星組「GOD OF STARS」新人公演の配役を見て、配役の固定化について思う

こんばんは、ヴィスタリアです。

星組「GOD OF STARS-食聖-」新人公演の配役発表

星組のべにあー(紅ゆずる・綺咲愛里)の退団公演「GOD OF STARS-食星」の新人公演の配役が発表になりました。

気がつけば初日まで1週間を切っているのですね。

配役を見て思う この既視感はなんだろう

下級生に詳しいわけでもなんでもないヴィスタリアの第一印象はこの2つです。

水乃ゆりちゃんが推されている

稀惺かずとくんが研1で早くも役がついている

ゆりちゃんは前作「霧深きエルベのほとり」の新人公演で初ヒロインで今回は次期トップ娘役ひっとん(舞空瞳)の役ですから、来年あたり別箱ヒロインなどあるのでは…と思いました。

入団のときから注目されていたマウイくん(稀惺かずと)ですから役付きが早いのは当たり前のことなのかもしれませんが、それでも驚きます。

そしてもう一つ気になったのがこの新人公演の配役をどこかで見た覚えがあるということです。

専科からゆうちゃんさん(汝鳥伶)さんとみつるさん(華形ひかる)が出演されていた「ANOTHER WORLD」と本役さんが同じ生徒さんが何人かいるのです。
挙げてみますね。

本役新人公演
汝鳥伶遥斗勇帆
華形ひかる夕陽真輝
音波みのり桜庭舞
輝咲玲央隼玲央
有沙瞳小桜ほのか

間に挟んだ一作「霧深きエルベのほとり」では専科のヒロさん(一樹千尋)の役をはるとくん(遥斗勇帆)がされていて3作連続で専科さんの役をされています。

星組の新人公演を見たことがなく下級生にも詳しくないと前置きをした上で書きますが、専科からの出演は毎公演あるわけではないのですから新人公演の配役は固定しない方が生徒さんの幅が広がって良いのではないでしょうか。

また今回あらためて「ANOTHER WORLD」「霧深きエルベのほとり」「GOD OF STARS-食聖-」の新人公演のキャストを見比べてみて、役まわりが固定化しているように思いました。

「GOD OF STARS-食聖−」新人公演で大輝真琴さんと輝咲玲央さんの役をされる隼玲央くんは、「ANOTHER WORLD」で輝咲玲央さんの、「霧深きエルベのほとり」で大輝真琴さんの役をされていますし、
碧海さりおくんは「霧深きエルベのほとり」「GOD OF STARS-食聖-」ともに本役は天華えまくんです。

学年が上がっていくについれて娘役、女役、路線と別格といったタイプがわかれその生徒さんにしかない魅力を発揮されていくわけですが、
新人公演のうちは主役をふくめてもっとシャッフルしていろんなタイプの役をいろんな生徒さんが経験するのを見てみたいです。

それはひいては多くの生徒さんに主演のチャンスがあってほしいということでもあります。

主演が固定化すればそれ以外のキャストも固定化しますから(本公演がそうであるように)、そのためには新人公演の主演は1人1〜2回にして、
いろいろな生徒さんにさまざまな形で活躍し可能性を開く場とチャンスがある場であってほしいと思うのです。

とりわけ新人公演卒業が近づいてきている学年で主演、ヒロイン経験のない生徒さんがいいものを持っているのを見るとそうした思いが強くなります。

新人公演の主演、ヒロインを多くの生徒さんが経験することは思わぬ原石の発見になるかもしれませんし、100回の稽古より1回の舞台で大化けすることだってあるのではないでしょうか。

また本役さんから教えていただくことも多いでしょうしそういう意味でも固定化しない方が生徒さんの得るものが広がるように思います。

今回であれば専科のゆうちゃんさん、みつるさんが短期間の間に二度も出演されるのに新人公演の配役がまったく同じなのは、勉強の機会という意味ではもったいないようにも思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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