月組

美弥茶レポ3(いちごちゃん・ミートるりさん・最後の挨拶)

おはようございます。ヴィスタリアです。

長々と書いてまいりました美弥茶レポの最終回です。
るりかちゃんの言葉は正確なものではなくニュアンスです。

写真集「Rurifull」のこと

今月発売になった写真集「Rurifull」のお話になりました。

「最後の方の淡いのデニムのショットは夜8時の渋谷の歩道橋で撮った。すごくたくさんの人に見られた。
2日間の撮影でこれが最後のショットだったので、仲のよくなったスタッフさんたちと別れるのが寂しかった」

いやー、これすごいことですよね。渋谷の!歩道橋に!るりかちゃんが!!
ヴィスタリアがもし遭遇したら卒倒します。

しかもこのデニムのショット、少年ぽくてとってもすてきなんです。写真集のなかでもベストいくつかの入るやつです。

「アートのあるところ、色がたくさんある遊園地で撮りたいという自分の希望を言って、岐阜の養老天命反転地でロケをすることになった。
ウサギの着ぐるみも自分がやりたくてやったんですよ」

司会のお姉さんが突然「スペシャルゲストがいらしてます」とアナウンスが入りました。
スポットライトの当たる会場後方の扉から登場したのは……あのうさぎの着ぐるみ!!

会場もるりかちゃんもテンションMAX。写真集をご覧いただいた方はお分かりかと思いますがキュートなうさちゃんなんですよ。
るりかちゃんは興奮気味でした。

「うそ。まって。たしか名前があったよね。思い出すから待ってね。えーと……いちごちゃん」

るりかちゃんはいちごちゃんの中がいったい誰なのか気になったご様子で、司会のお姉さんが「スタッフです。さすがに生徒さんには頼めません」とすかさずお答えでした。

たしかにうさぎの着ぐるみの中から生徒さんが出て来られたらびっくりです。

いちごちゃんとるりかちゃんが記念撮影をしようということになり、会場前方のるりかちゃんのところまで一生懸命歩いていくいちごちゃん(スタッフさん)。
不慣れかつ通路が大変狭くて大変そうでした。

この場を借りて言わせてください。 美弥会のスタッフのみなさま、いつもすばらしいお茶会をありがとうございます。

いざいちごちゃんとるりかちゃんが撮影をしようとしていちごちゃんがぺこりとすると、長いお耳が直撃しそうになって「それ、凶器だから」と厳しめに牽制されてました。

宇宙の元旦と満月

質問コーナーで「飼い猫のルシェちゃん以外の癒しはありますか?」という質問に遠い目をしつつ「ないですね」と即答したるりかちゃん。

やや考え込んだ後、すてきなお話をしてくだしました。
「見ればおわかりの通り太陽は苦手なんですけれど、月はよく見る。
この間の満月の日が宇宙の元旦だったんですって。なので月を見てパワーをもらった」

誕生日の日付をまたぐ瞬間に「時空を超える」ためにジャンプをするというるりかちゃんらしいお話でした。

スカステ「YOU☆教えてよ」「私服で佐々木小次郎」

例によってスカステ難民のヴィスタリアは番組は見られていないので「???」だったのですが、スカステ番組関連のお話がありました。

◆「YOU☆教えてよ」味噌汁の具
この質問が非常に多かったそうです。
「なんでも入れる。2〜3種類じゃない。なので言えない。すべての栄養をこれでなんとかしようとしているので」

そんなこと言われたらかえって気になりますよ。
2〜3種類じゃなくて人に言えないっていったいどれだけ入れているんでしょう。
豚汁みたいな感じかしら?と想像しながら聞いていました。

◆私服で佐々木小次郎
いったいどんな番組なのかわからない状態で聞いたのですが、るりかちゃんはどうやらトラウマになってしまったようでした。

「恥ずかしかったかって聞きたいんでしょ。
いつものスカイステージのスタッフさんだったら恥ずかしかったかもしれなけれど、これは別の制作会社でちゃんとした撮影だったんですよ。
そしたらリテイクが何度も出されてけっこうな上級生が芝居をやり直すという。ちょっと違う、こんな感じでとか言われて必死でやった。
男役としては肘を張りたいのに撮る側は画面に収めたいらしく、最後はものすごくぎゅーっと小さくなっていた。
DVDをもらったけれどまだ傷が癒えていないので見られていない」

いやー、そんなこと言われたら絶対見たいじゃないですか。
スカステ環境のある実家の母サラ(ライトなヅカファンから澄輝さやとさんファンへ)に録画を依頼します。

爽やかな質問で終わりたい

タイムリミットで司会者のお姉さん「これで質問終わりです」と告げると、るりかちゃんが必死で「え?!これで終わりはちょっと。なんか爽やかなのないの?あなたにかかっているよ」とまさかの延長戦に突入しました。

お姉さんが悩みつつ出した質問がこちらです。
「朝は起きられますか?
「起きられないけれど、公演中は気が張っているから目覚ましの10分くらい前に起きられる。
え、これで終わり?」

そしてさらに追加された質問がこちらです。
「今日の入り待ちはいかがでしたか?」

「あ、いいのきたね。今日はさすがに驚いた。
下級生もびっくりして「今日すごかったですね」とか声をかけられる。
ちゃぴがいたころも「るりさんのところすごかったですね」とかよく言われてたんですよ。
下級生の誰かが、ディズニーランドのミートミッキーていうのがあるんですか?ミートるりさんですねって言われました」

ヴィスタリアはこの日の入り待ちには行けなかったのですがすごかったらしいですね。
ちなみにお茶会翌日の入り待ちに行ってきました。

初めての入り待ちで勝手がわからなかったのですが、お茶会翌日ということもあり人数が多すぎて楽屋口には行けませんでした。

少し離れたところでるりかちゃんにお手紙を渡し、お見送りをしました。
相当な人数が集まっていたのですが、それでもるりかちゃんは1人ひとりからお手紙を受け取ってくださいました。

美弥るりかちゃんの最後のご挨拶

最後のご挨拶があまりにも優しくてあたたかくて、泣いてしまいました。

「届けたいものはなにもかわっていなくて、稽古中もわりといつも通りだった。
初日の幕が上がってからみなさんのお気持ちを感じている」

というお話が始まって、退団に至るまでのことはもう語られることはないのだと思い至りました。

るりかちゃんが見ているのはそこに至るまでではなく、今とこの先のことだと、心が込められたあたたかい言葉から伝わってきました。

「いつもみなさまが支えてくださったから歩き続けることができた。
挫けそうなときも悔しかったときもあったけれど、這い上がることができたのはみなさまがいたから。
稽古をするのも自分だし舞台に立つのも自分なんだけれど、いつの間にか美弥るりかをみなさんと作っている。
美弥るりかを心に留めてくださってありがとうございます。
その後も美弥るりかをもっとすてきだと思っていただけるよう、今後の人生を歩んでいきたい。そして恩返しをしていきたい」

もっとたくさんお話してくださったのですが、涙腺崩壊でこれがヴィスタリアの書ける精一杯です。

こんなことを言われたら泣かずにいられません。

るりかちゃんの穏やかでファンへの思いやりがいっぱいの言葉を聞くことができてうれしかったです。
応援してよかった、好きになれてよかった、それに尽きます。

そして美弥るりかという男役が好きで6月9日の退団の日まで全力で応援したいと思っているのですが、それ以降のるりかちゃんのことも応援できたらいいなあということも思いました。

以上、長くなりましたが宝塚最後の美弥茶レポでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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