おはようございます。ヴィスタリアです。
今日の記事は「エル・アルコン」初演映像を見ての作品の内容やセリフに触れております。
星組「エル・アルコン」配役が発表になった
先日のことになりますが梅芸星組「エル・アルコンー鷹ー」の配役が発表になりました。
初演と比べつつどんな役なのか表にしています↓
役 | 2020年 | 2007年 | プロフィール |
ティリアン・パーシモン | 礼真琴 | 安蘭けい | 七つの海に己の野心を賭ける冷酷非道なイギリス海軍士官 |
ギルダ・ラバンヌ | 舞空瞳 | 遠野あすか | フランス貴族の称号を持つ誇り高き女海賊 |
ルミナス・レッド・ベネディクト | 愛月ひかる | 柚希礼音 | 父の仇ティリアンに復習を誓う海賊 |
イザベラ | 万里柚美 | 万里柚美 | ティリアンの母 |
女王エリザベス | 白妙なつ | 星風エレナ | |
シグリット・シェンナ | 音波みのり | 南海まり | パーシモン卿からもっとも寵愛をうける愛人 |
シュルベリー司教 | 大輝真琴 | 美稀千種 | ティリアンの協力者 |
グレゴリー/サンタクルズ | 輝咲玲央 | 英真なおき | グレゴリー:レッドの父。プリマスの善良な豪商。サンタクルズ:スペイン海軍提督 |
スサーナ | 夢妃杏瑠 | 彩愛ひかる | 酒場の女 |
マスターズ | ひろ香祐 | 彩海早矢 | ティリアンの部下 |
バーバラ | 紫りら | 百花沙里 | ペネロープの侍女 |
アデリーヌ | 音咲いつき | 朝峰ひかり | ギルダの仲間 |
エドリントン/リカルド | 桃堂純 | にしき愛 | エドリントン:ティリアンの父/リカルド:サンタクルズ提督の部下 |
ジェラード・ペルー | 綺城ひか理 | 立樹遥 | ティリアンが憧れたスペインのスパイ |
ペネロープ・ギャレット | 有沙瞳 | 琴まりえ | 海軍提督の娘。エドウィンの婚約者。 |
エドウィン・グレイム | 天華えま | 涼紫央 | 陸軍大佐。婚約者をティリアンに奪われる。 |
スコット | 湊璃飛 | 麻尋しゅん | ティリアンの部下 |
エドワード・コールサック | 遥斗勇帆 | 美城れん | グレゴリーの商売敵。シグリットの兄。 |
ギャレット提督/バルデス | 蒼舞咲歩 | 天霧真世 | ペネロープの父/バスデス:サンタクルズ提督の部下 |
フィリップ二世 | 隼玲央 | 祐穂さとる | |
パーシモン卿/パトリック | 朱紫令真 | 紫蘭ますみ | パーシモン卿:ティリアンの義父。パトリック/レッドの部下 |
ジュリエット・グリンウッド | 桜庭舞 | 稀鳥まりや | ティリアンが差配したパーシモン卿の後妻 |
ティリアン(少年) | 二條華 | 天寿光希 | |
オーレリー | きらり杏 | 涼乃かつき | ギルダの仲間 |
裁判官/ビッグジョン | 夕陽真輝 | 水輝涼 | 裁判官:グレゴリーを裁く/ビッグジョン:/レッドの部下 |
キャプテン・ブラック | 天飛華音 | 和涼華 | レッドを助ける荒くれ海賊 |
酒場の歌手 | 都優奈 | – | – |
ニコラス・ジェイド | 咲城けい | 綺華れい | ティリアンに忠実な水夫長 |
ギルダ(少女) | 水乃ゆり | 羽桜しずく |
初演映像を見て予想していた早くと一致している役もあればハズれているものもありました。
「エル・アルコン」配役が発表になって楽しみにしていること
配役を見て俄然期待が高まりました。
ヴィスタリアが楽しみにしていることを書いてみますね。
・星組が久しぶりのコスチューム物
・ティリアン/礼真琴が美しい女性たち(ギルダ/舞空瞳・ペネロープ/有沙瞳・シグリット/音波みのり・イザベラ/万里柚美)と様々に絡む
・しかもそのうちの1人に「女は抱かれていればいい」と言い放つ
・幕開きからティリアン/礼真琴がクセになる歌を歌いまくる
・黒髪王子とジェラード・ペルー/綺城ひか理と金髪王子エドウィン・グレイム/天華えま
・ペネロープ/有沙瞳の複雑な心情の変化
・ジュリエット/桜庭舞の夢見る少女が似合いすぎる
・ティリアン(少年)/二條華とニコラス・ジェイド/咲城けいは大きな役どころ
・キャプテン・ブラック/天飛華音がヴィジュアルも役も新境地を拓いてくれそう
そもそも宝塚歌劇には珍しくトップスターの役が黒っぽい役であることがわくわくします。
ティリアンは野心と野望のためならどんなこともする男です。
ことちゃんがダークヒーローであるティリアンをどう演じるかが楽しみで仕方ありません。
それはトップ娘役であるギルダ/舞空瞳にも言えることで、
ここまでトップスターと対立するヒロインは珍しいのではないでしょうか。
「ひかりふる路」が近いかもしれませんが、ギルダは女海賊のリーダーである点で
一層ティリアンと対決する構図が際立ちます。
そして美とかわいいの宝庫である星組の娘役たちが適材適所の配役でティリアンに絡むことになります。
男役では、あかさんは黒髪のイメージが強い(金髪をあまり見たことがない)のですが、
スペインの黒髪と彫りの深い目を持つジェラード・ペルーを演じます。
そして初演ではとよこさん(涼紫央)がウェーブをかけた金髪を翻していたエドウィン・グレイムをぴーすけ(天華えま)が演じます。
いずれも重要でそれぞれにかっこよさがある役です。
そして本公演で少年役(「霧深きエルベのほとり」「眩耀の谷」)が続いたカノンくん(天飛華音)がワイルドな海賊キャプテン・ブラックに挑みます。
黒ずくめで顔に傷もあって、ヴィジュアルからして新境地を見せてくれそうです。
またティリアンに付き従うニコラス・ジェイドは出番も多いのでさんちゃん(咲城けい)は抜擢と言っていいのではないでしょうか。
ティリアンの少年時代もエピソードがしっかり描かれているのではなちゃん(二條華)の演技に大いに期待しています。
「GOD OF STARS-食聖-」新人公演のキティ(本役:夢妃杏瑠)がすごくよかったので楽しみです。
そして作品としては星組でやっとコスチューム物が見られるのが大きな楽しみの一つです。
第一次ヅカファンだったころは星組はコスチューム物に強いというイメージがありました。
星組が「エリザベート」を雪組に続いて再演したときもハプスブルク家の物語であることを強く意識しました。
長いブランクを経て2018年にヅカファンに復帰してからは中国物や日本物が多く、まだ星組でコスチューム物を見ていないのです。
海賊物なのですべてがコスチュームというわけではないのですが美しくゴージャスな衣装をまとう星組生に見惚れたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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