こんばんは、ヴィスタリアです。
95期生5人のフォトブック第2弾、あーさ(朝美絢)の1stフォトブックを読みました。
ヴィスタリアはキャトルレーヴで買い物をするのはもっぱら店舗だったのですが(オンラインだと送料無料にするためにあれもこれも買ってしまいそうで)、
あーさのフォトブックは書店(リアルでもオンラインでも)で売切れていたのでキャトルオンラインのお世話になりました。
あらためてあーさの人気を実感しました。
朝美絢様と美弥るりかちゃんの対談~繋がっていくもの
れいこちゃん(月城かなと)のフォトブックで美弥るりかちゃんの影響を感じる、ということを書きました。
が、あーさはなんと対談のお相手にるりかちゃんをご指名でした!
しかもこのフォトブックのメイクさんがるりかちゃんの在団中の写真集「Rurifull」や先日の「Numero」を担当された岡田知子さんなのです。
こういうスタッフさんも繋がりがあるのかしら…と想像したくなります。
このページだけはどうしてもるりかちゃんファンの気持ちで読んでしまいます。
あーさ、るりかちゃんをご指名してくれてほんとうにありがとう(←何目線って感じですみません)。
おかげでフォトブックの厚い、いい紙でるりかちゃんとあーさの美×美を見ることが叶いました。
るりかちゃんのパーソナルブックにポートレートに出ていたあーさがこうして1stフォトブックを出し、対談の相手にるりかちゃんを指名をする…なんて素敵な巡り合わせなんでしょう。
るりかちゃんとあーさのお話にはそういう、「宝塚ってこうして続いていくんだなあ」と沁みるものがありました。
あーさは研9、るりかちゃんは研10で組替えを経験されたということで、組替えを経験したからこそわかることや男役10年が経ちどのような男役を目指すのかという興味深いお話が展開されました。
またるりかちゃんがスカイステージの「男役道」でもされていた、自分で自分をよしとするという下級生へのあたたかいアドバイスは、
いろいろ遠回りをしたと仰るるりかちゃんだからこそできる、実感のこもったあたたかい言葉だなと思いました。
話がやや逸れますが、るりかちゃんが星組のことを「みんなで団結して、前にエネルギーを飛ばす!みたいな感じだった。
みんなで超一個の丸を作ってそれを…飛ばす!」という言葉のセンスが好きでした。
編集のお姉さん、残してくれてありがとうございます。
朝美絢様 すべてのページから美があふれ、したたる
それにしてもキャトルオンラインから届いてあーさのフォトブックを梱包から取り出したとき、あまりの美しさに息をのみました。
特に裏表紙。
水もしたたるなんとやら…ですね。
ポートそれぞれを味わいながらじっくりゆっくり眺め、ゴールドとレッドのデコラティブなメイクのあーさもまるで少年のようなあーさも、
女性のトルソーとの耽美なあーさも、どのページを開いても美があふれています。
しかしなんといっても裏表紙にも使われている着衣のままバスタブに入って水に濡れているポートは壮絶な色気で、なかでも見開きのページは見てはいけないものを見ている気さえしました。
また学園の先生と扮したページには花組のあわわちゃん(美羽愛)が登場しています。
いま東京宝塚劇場で上演中の花組「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」のシャーロットの幻(11歳)もかわいいですが、
女子生徒の制服姿もたまらないかわいらしさで頬がゆるみます。
あみちゃん(彩海せら)とのポートは、
あみちゃんも「いつかフォトブックを出せたら」とかつてのあーさのように思っているかな…と想像しながら眺めました。
努力の人 朝美絢でこんな役が見てみたい
雪組の舞台であーさを見てヴィスタリアが思うのは「美貌はもちろんのこと、芝居も歌もダンスの力があっていっそう輝いている」ということです。
そしてフォトブックを読んであらためて思ったのは朝美絢という人は努力の人なのだということです。
同期の95期アンケートではれいこちゃん(月城かなと)が、
また対談でるりかちゃんがあーさが自主稽古をよくしていると証言しています。
稽古の姿勢にしても、るりかちゃんとの対談での目標ーー個性を確立したいということにしても、あーさの男役を追究する強い意志が伝わってくるような気がしました。
そしてあーさのインタビューでも積み重ねている努力、意志が伝わってくるお話がありました。
昔は、ダンスが一番好きで、芝居と歌に苦手意識がありましたが、いまは全部好きです。
というか、私にはこれと言えるようなものが何もないので、それならばすべてを伸ばせるように努力し続けたいなって思います。
扮装のポートは「あかねさす紫の花」「不滅の棘」で、いずれのあーさもたまらないかっこよさで舞台で見てみたい!と思うのですが、
ヴィスタリア自身はあーさにどんな役を演じてもらいたいか?を勝手に妄想してみました。
美貌と秘めたの強さを感じさせるあーさでぜひ見たいのは、耽美的な美青年の役、弱さや揺らぎのある役、あるいは破滅してしまう役です。
たとえば「ドリアン・グレイの肖像」「殉情」などどうでしょう。
「ドリアン・グレイの肖像」はかつてリカさん(紫吹淳)が荻田先生の演出で主演されました。
荻田先生は退団以降、外部でも演出をされています。
演劇キックの宝塚ジャーナルにその外部の詳しいあらすし、公演評がありました。
己の美に執着するドリアン役はあーさの美貌に合うと思いますし、絶対的に美しい人でなければできないドリアン役を美貌だけではなく実力のある人が演じることで深みが生まれると思うのです。
また「殉情」は谷崎潤一郎の「春琴抄」を舞台化したもので、これは何度か再演されています。
あーさが演じるのを想像するとものすごい耽美な世界が展開されそうです。
これからもあーさの活躍する舞台を楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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