おはようございます。ヴィスタリアです。
星組初日おめでとうございます
今日は星組「GOD OF STARS-食聖-/Eclair Brillant」が宝塚大劇場で初日を迎えます。
トップコンビべにあー(紅ゆずる・綺咲愛里)の退団公演です。
星組の一つの時代が区切りをつけることになります。
この公演で卒業される如月蓮さん、麻央侑希さん、蓮月りらんさんと、専科生と星組生お一人おひとりが大千秋楽まで元気に舞台に立たれ、そして輝かれますように。
トップコンビを見送る特別な公演
宝塚の殿堂の企画展「Memories of 紅ゆずる」が開催されたり混雑時の案内がアップされたり、トップスターの退団は特別なものなんだと感じています。
(ヴィスタリアがヅカファンに復帰して初めてのトップスターの退団なのです。)
劇団のサイトでも小柳先生のインタビューが公開されたり、楽曲を提供されたヒャダインさんの記事がアップされたりしました。
ヒャダインさんはご自身のツイッターでもこんな投稿をされています。
なんと!
宝塚歌劇団 星組公演
ミュージカル・フルコース
『GOD OF STARS-食聖-』こちらの作曲担当させていただきました!
感激。
先日稽古を見学しましたが
手を叩いて大笑いする最高のコメディです。紅さんかっこいいよー。。 pic.twitter.com/LAmGScjFMu
— ヒャダイン こと 前山田健一(39) (@HyadainMaeyamad) July 9, 2019
小柳先生のインタビューがこの空前前後の(と思われる)”クッキングコメディー”の一端を明かしてくれるようで興味深く読みました
各スターさんの役と見どころ、専科から汝鳥伶さんと華形ひかるさんが出演される意義などが語られるなかで、
さゆみさん(紅ゆずる)について最大級の賛辞と信頼を寄せているのが印象的でしたしスターさんと演出家の相性、絆のようなものを感じさせてくれました。
タカラヅカでは、芸術的で重厚な作品も、客席とのコミュニケーションがあるような大衆芸能的な作品も上演されますが、彼女は端正なスターでありながら、後者も全力で担うことができる人でした。
これまで何度も一緒に仕事をしてきたなかで、彼女のお蔭で創り上げることができた作品も多かったと思います。
べにあーの星組が好きだ
少し前のことですが朝日新聞さんでさゆみさんとあーちゃんの記事を読みました。どちらもとてもよい記事でした。
さゆみさんの「こういう退団公演にしたい」という思い、トップスターのバトンをわたすことちゃん(礼真琴)、そして星組生への思いがものすごくあったかいんです。
次代の星組を担う仲間たちへの思いを問われると、「みんな、個性豊かになってきた」と笑顔がこぼれた。
「元気があって、うるさい。そのパワーを舞台に生かして、前向きに取りくんでほしいなと思います」
先日読んだ「宝塚GRAPH」の星組デパートでも思いましたが、星組生が個性豊かになってきたのはさゆみさんが一人ひとりの長所をのばし適所に任せているからではないでしょうか。
あーちゃんのインタビューで、さゆみさんがどのようにあーちゃんに接し育て、関係性を築いてきたのかがわかります。
初めてキスシーンをしたときは、いても立ってもいられない感じで、人形みたいになっていた。
下級生のときは厳しく育てました。
(トップコンビとして共に3年弱走り抜け)最初は自分のことを口にするタイプじゃなかったけれど、どんどん心を開いてくれた。(中略)
積極的に話すようになり、笑う姿もよく見るようになった。今ではすごく楽しそう。本当によかった。
少し前の「宝塚GRAPH」でも終演後はあーちゃんと「うちら天才やな!!」と言ってから反省会をするという話がありましたっけ。
ちゃんと褒めて肯定してから反省会をするという手法に感服しながら読みました。
組をまとめ、自分のこと、相手役のことも自分がやらないと、と考えると頭でっかちになってしまう。
『トップは孤独』と思っていると、みんなからも雲の上の存在で近寄れないと思われてしまう。逆に『助けて、大変やねん』というと助けてくれる
これを読んだとき「鎌足」の弱さをさらけだすさゆみさんの鎌足の熱演を思い出しました。
孤高のトップにならず、上級生として厳しい面も持ちつつも組子とよい関係を作り上げたさゆみさんの、べにあーの星組が好きです。
その星組が区切りをつける。こんなトップスターは、トップコンビはもう見られないのではないかという思いがあります。
ヴィスタリアなりに別れを惜しみながら観劇し見送りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランキングに参加しています。
ポチッとしていただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓