考えたこと

増えていく一方のプログラム、雑誌、CDのこと

こんばんは、ヴィスタリアです。

10数年ぶりにヅカファンに復帰して強く思うことがあります。

それはプログラムや雑誌など紙の発行物の電子化をしてほしいということです。

また公演の実況音源をダウンロード販売してほしいのです。

プログラム、雑誌、ムック本が増える一方で保管に困っている

宝塚ファンにして1年弱のヴィスタリアですが、ものすごい勢いで増加していく”紙物”の保管に困っています。

まず観劇する際は必ずプログラムを買っています。
記念という意味もありますし、ブログを書くのにもプログラムは必須です。

なんせヴィスタリアはファン歴が浅い上にスカステ難民で生徒さんのお名前と顔を一致させるのも一苦労なので、プログラムに大いに助けてもらっています。

脚本が読みたいときは「ル・サンク」も買います。
(ヴィスタリアの第一次ヅカファン時代はプログラムに脚本が載っていました。いい時代だったなあと思います。
「ル・サンク」は「forsome」という名前でした。)

また「宝塚GRAPH」も定期購読しています。

最近は「歌劇」も読みたくて定期購読をしたくてうずうずしています。

さらに組本、レビュー本、他メディア発行の雑誌なども買うことがあります。

これらの冊子がものすごい勢いで増えていき、保管場所に困る状況になりつつあるのです。

かといって捨てられないんです。
いつか調べたいことが出てくるかもしれませんし、いまは特別注目していない生徒さんをある日好きになってじっくり読み直したくなるかもしれません。

この捨てることへの躊躇の裏には、第一次ヅカファン時代のプログラムや「歌劇」を処分してしまったことをいま後悔しているという事情もあります。

演目が再演されることもありますし、当時好きだった生徒さんのことを思い出してもう一度読みたくなったりしているんです。

その最たるものが2003年の初舞台生特集の「歌劇」です。

つまり89期が月組「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で初舞台を踏んだときで、当時の月組トップスターのリカさん(紫吹淳)と初舞台生の座談会がありました。

当時ヴィスタリアはリカさんが好きだったので読んだ記憶があります。
その座談会に美弥るりかちゃんがいたことを昨年の「歌劇」100周年記念番組で知りました。

スカステ「歌劇」100周年記念特別番組第二夜実家に帰省中のヴィスタリアです。 「歌劇」100周年記念特別番組第二夜の初回放送を録画ではなくオンタイムで見ました。   ふだんは...

その「歌劇」をなぜ処分してしまったのか、数年前の自分を呪っています。

同じ轍を踏むまいと思うといませっせと買っているプログラムや雑誌をそう簡単に捨てられないのです。

プログラムや月刊誌の電子書籍化を望む

年間に本公演プログラムが10冊、別箱公演のプログラムが約10冊程度、月刊誌「GRAPH」が12冊、「歌劇」も買えばさらに12冊…これだけで40冊を超えます。

それが一年ではなく何年もとなると到底保管しきれません。
かといって手放すのも惜しいです。

そこでプログラム、「歌劇」「宝塚GRAPH」などの刊行物を電子書籍化してほしいです。

「ル・サンク」だけは電子書籍でも販売があります。

しかし電子版「ル・サンク」には脚本の掲載と巻末のポスターが付いていません。

先日「霧深きエルベのほとり」の脚本が読みたくて「ル・サンク」を買うにあたり、電子版にしようかなと思ったらこの注意書きにぶつかり意気消沈しました。
またサービスを提供している「マガストア」の使い勝手も気になるところです。

「ル・サンク」の電子版の開始が2014年からなので5年も前です。

この5年の間に宝塚歌劇の刊行物の電子化は何ら進んでないとも言え、今後も進展の見込みは薄いのかもしれません。

しかし電子化の需要はあると思うのですが(少なくともヴィスタリアの中にはあります)、どうなんでしょう。

電子化のメリットと気がかりなこと

電子書籍化のメリットを考えてみました。

◆端末(スマートフォン、タブレット等)で何冊でも購入、保管し、いつでも閲覧ができる
(プログラムがA4サイズと大きい上にいい紙を使っているので荷物が重くなって難儀することがあります)

◆物理的な保管場所を取らない

◆店頭で買う必要がない
(観劇日に店舗に行ったらレジが大行列、買い込んで荷物が重い…ということもままあります)

◆通販の場合、荷物受取の煩わしさがない

電子化のメリットは大きいと個人的には思っており、紙物と並行して電子版の販売があったらうれしいです。

安くしてくれとは言いませんので紙物と同じ内容で、「ル・サンク」であれば脚本を掲載して販売してほしいです。

一方で気がかりなこともあります。

◆インターネット、SNSへのアップを助長しかねない

宝塚歌劇団のサイトには著作権、生徒さんの肖像権についてこのように明記されています。

宝塚歌劇団に所属する出演者の肖像・芸名等は、宝塚歌劇団が管理しており、許可なくその肖像・芸名を使用した商品を作成したり、その他の利用を行うことはできません。

また、お買い求めいただきましたブロマイド・舞台写真等を、個人のホームページ等に掲載されることもご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

https://kageki.hankyu.co.jp/sp/faq/faq05.html#qa

しかしネット上、SNSには画像、動画が溢れています。

このあたりと「ル・サンク」以外の電子化が進まないことや脚本・ポスターが載ってないことの因果関係があるのかは不明ですが、電子書籍化は画面キャプチャ(スクリーンショット)が取れるという面で、アップロードをより簡単にしてしまう危惧があるのではないでしょうか。

公演実況の音源もCDだけでなくダウンロード販売もしてほしい

そして紙物だけでなく公演実況の音源もCDと並行してダウンロード販売をしてほしいです。

先日発売開始になった雪組「ファントム」の実況CDはオンラインでは発売日前に初回分が、店頭(日比谷キャトル)では入荷日当日に完売していました。

公演の楽曲はダウンロード販売もありますが、「公演実況」の音源の販売形態がはCDのみなのはなぜなんでしょう。

CDと並行してダウンロード販売があればこのようなメリットがあります。

◆「在庫切れで手に入らない」「欲しい人に行き渡らない」という状況が減らせる

◆CDから再生機器(ipod、ウォークマン、スマートフォン)に移す手間がいらない

◆CDの在庫管理、発送・受取りが減る

ダウンロード販売のデメリットはブックレットがつかないことでしょうか。

ブックレットがなくてもいいのでこれらのメリットを考えると紙物と同様、公演の実況についてもダウンロード販売が並行してあったらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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