映像の感想

花組「元禄バロックロック/The Fascination!」大千秋楽のこと

こんにちは、ヴィスタリアです。

花組「元禄バロックロック/The Fascination!」大千秋楽

花組「元禄バロックロック/The Fascination!」の大千秋楽のライブ配信は見られなかったのですが(永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)のお茶会に行っていました♡)、タカラヅカニュースでダイジェストを見ました。

「元禄バロックロック」ではラストシーンでクロノスケ/柚香光キラ/星風まどかを抱きしめてくるくると回っていたり、
「笑ってくれよ」という顔をのぞきこむクロノスケに堪えきらないといった様子でつい笑うキラがいてときめきました。

退団される方、専科へ異動されるさおた組長(高翔みず希)の見せ場もたくさん映っていました。

さおた組長が緞帳前でご自身の組替えについて触れ、「皆様どうか、花組をこれからもよろしくお願いいたします」というご挨拶には大きな拍手が贈られていました。

またご卒業される4名の方が大階段をおりてご挨拶をできたことに安堵し、清々しい美しさにはっとし、心のこもったご挨拶に胸が熱くなりました。

お花渡しはこの方々でした。

雛リリカ(舞月なぎさ/永久輝せあ)
優波慧(航琉ひびき/咲妃みゆ)
真鳳つぐみ(美風舞良/水美舞斗)
鞠花ゆめ(柚香光/天真みちる)

(組からのお花/同期からのお花)

しょうみちゃん(真鳳つぐみ)が同期のお花をマイティー(水美舞斗)から受け取って、2人してれいちゃん(柚香光)の方を振り向いて笑顔で目線を交わしているのがぐっときました。

花組の95期は長いこと3人でしたから。

そしてれいちゃんのご挨拶が思いやりと愛に満ちたすばらしいものでした。

1月2日の初日から公演中も公演中止期間中も、私たちにとってお客様が支えでございました。
特に公演再開後の最後の1週間、応援の言葉をのせてくださっているかのような大きくて、長い長い拍手を毎日袖で開演前も終演後も胸に手を当てて拝聴していました。
本当にうれしかったです。ありがとうございました。

宝塚歌劇は本日の花組公演をもってしばしの間、公演の見合わせ期間に入らせていただきますが、5組とも最善の形でまた公演を再開できるように日々精進しております。
どうか今しばらくの間お見守りいただきますと幸いでございます。
どうか応援のほどよろしくお願いいたします。

花組のことだけでなく5組、宝塚全体のことに触れて宝塚は一つと伝えてくれるご挨拶で、公演中止ではなく「見合わせ」という言葉の選び方にも優しさと思いやりを感じます。

れいちゃんはお披露目のときからコロナ禍の影響を受け公演中止、無観客での公演を経験され、乗り越えてきているからこそこうした言葉を紡ぎ、ファンに愛を届けてくれるのだと思いました。

また何度目かのカーテンコールで専科に異動されるさおた組長に花組ポーズの音頭を任せてた粋なはからいにあたたかい気持ちになり、
うんとかっこよくキメたさおたさんがすぐに元の上手側のポジションへ戻ろうとするのを「さおたさんさおたさおたさんさおた…さん!さおたさん!」と必死で呼び止めていたのには和みました。

そしてセンターに立ったさおたさんに組子全員で「たくさんの愛をありがとうございます」というサプライズをプレゼントしていて、感極まるさおたさんにこちらももらい泣きしてしまいました。

さおた組長、長い間お疲れ様でした。
次回花組本公演「巡礼の年/Fashionable Empire」へのご出演、そして各組へのご出演を楽しみにしています。

ぜひ同期のすっしぃさん(寿つかさ)との共演を見たいです。

れいちゃんのご挨拶にあったように、大千秋楽翌日の昨日から宝塚歌劇の公演はすべて見合わせている状態となりました。

昨日は宙組宝塚大劇場「Never Say Goodbye」の公演中止期間の延長が発表になりました(涙)。

宙組 宝塚大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』は、公演関係者から新型コロナウイルス陽性が確認されたことを受け、2月5日(土)の初日から2月8日(火)の公演を中止しております。

今後の公演を安全に実施するにあたり必要な準備期間を確保するため、公演中止期間を2月21日(月)まで延長させていただきます。

ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、改めてお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

当初発表された公演中止期間が2月5~8日と短かったので遠くないうちに初日を迎えられるのではないかと思っていたのですが…残念ですがきっと初日を迎えられる、幕は上がると信じて待っています。

また今日は自分は本当なら名古屋に行って、キャトルレーヴのポップアップで買い物し、初めての御園座で星組「王家に捧ぐ歌」の初日を観劇しているはずでした。

プログラムの表紙、スチールのかっこよさ、かわいさに舞台への期待を高めNOW ON STAGEを見てわくわくしているはずでした。

待っている側も辛いですが(チケットを持っていれば尚のこと)、お稽古で研鑽を重ねている生徒さん、準備をされているスタッフさんの辛さは如何ほどか…。

オミクロン株の感染者数がピークアウトもせず、3回目のワクチン接種もまだまだ進んでいない中で様々に気を遣っていること、ストレスを受けていることは想像に難くありません。

花組はしばしのお休み期間を経て「TOP HAT」「冬霞の巴里」のお稽古ができること、
月組は東京宝塚劇場「今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING」が無事に初日を迎えられること、
雪組は宝塚大劇場「夢介千両みやげ/Sensational!」のお稽古が順調にできていること、全日程中止になった「ODYSSEY」がリスケジュールされること、
星組は御園座「王家に捧ぐ歌」が初日を迎え、KAAT「ザ・ジェントル・ライアー」が全日程公演できること、
宙組は宝塚大劇場「Never Say Goodbey」が2月22日に初日を迎えられることを祈っています。

れいちゃんのご挨拶の通り「5組とも最善の形でまた公演を再開できるように日々精進」されていることでしょう。
その日を信じて待っています!
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