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花野じゅりあ様が語る花娘の誇りと美学/緒月遠麻様の語る”遊び心”

こんばんは、ヴィスタリアです。

興味深いインタビューを読みました。

花野じゅりあさんの進路と花娘の美学

昨年4月に「CASANOVA」で花組をご卒業されたじゅりあねえさん(花野じゅりあ)、いつもInstagramでおしゃれなお洋服、メイクを見せてくれています。

 

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じゅりあさんは在団中からおしゃれでセンスが光っていて、
花組本の組子投票でもおしゃれ部門でダントツだった上にまったく違うテイストのコーディネイトを決めていたと記憶しています。

そんなじゅりあさんの興味深いインタビューが朝日新聞さんに掲載されました。

記事によるとじゅりあさんはご卒業後、メイクの専門学校に通われているそうです。

宝塚時代のメイクについても深く研究されていたことが伝わってきます。

メイクは、その公演、その日からすぐに変われるんです。歌や芝居や踊りは無理でも。
宝塚の舞台化粧は教科書がないので、ほぼ同じメイク用品を使っていても、みんなそれぞれやり方は違う。どれだけ研究心を持てるのか、数ミリ変えるだけでも見え方がまったく変わるんです。

いちばん大事なのは、全体のバランス。顔だけじゃなくて、自分の身長、その時の衣装、セット、照明……すべてをイメージして必要なメイクをする。
それが、役作りにつながります。
内面的なものはもちろん、ビジュアルを作るのも、その役作りのなかの大事な要素です。

じゅりあさんの美しい舞台姿、舞台化粧が脳裏に浮かびます。

真っ先に思い浮かぶのは「CASANOVA」のゾルチ夫人がコンスタンティーノ/瀬戸かずやと並んだときの華やかな美しさ、
真っ赤なドレスでカサノヴァ/明日海りおと踊る完璧な美しさです。

他にも86期で最後に退団した20年間の思い、ターニングポイントなど深いお話がたくさんあるのですが、はっとしたのが花娘と言われる花組の娘役についてのお話です。

そういう言葉(花娘)は、私が入った時はなかったんです。
いつからかその言葉が出てきてすっかり定着した。

そのぶん、花組の娘役には、いつでも美しくあってほしい。
「花娘」と言っていただけるなら、その言葉にのっかるだけじゃなく、常に美を心がけてほしいと思います。
その努力をお客様がご覧になった時に、夢を見られたり、幸せになれたりするんだと思います。

(「CASANOVA」のドンナロッサについて)
あの場面は、全員がトップさんの隣で踊っても違和感がないぐらい美しい女性を作り上げないと成り立たない。

周りの娘役が美しいからこそ、真ん中が際立つんです。

この言葉たちをじゅりあさんは体現してきたからこその花娘の誇りと美学を強く感じますし、かっこいい!と思いました。

花娘の誇りと美学の伝統がこれからも繋がっていって夢のある舞台を見せてくれることをヅカファンとして期待しています。

緒月遠麻さんがそっと押す下級生の背中

この朝日新聞さんの連載すみれForeverをいつも楽しみにしています。

OGさんが次の方を指名する方式で、最近はすーさん(憧花ゆりの)陽月華さん緒月遠麻さんと86期生が多く登場しています。

そのなか印象に残っているのが緒月遠麻さんの回です。

同期のトップスター凰稀かなめさんとの強い信頼が伝わってくる言葉、下級生への思いを率直に語っている言葉がとりわけ心に残りました。

いまの下級生には、もっと遊んでほしいな、と思います。

直前の演技を食ってしまう、とか怖がらずに。
それなら、その前の人が負けずにもっと頑張ればいい。そこで芝居が広がるわけですよ。
私はそれを実感してきたんで。

今はみんな真面目でそれがいいところもあるけれど、ちょっと頑張って勇気持ってやった子がはみ出ちゃった、みたいになる部分があるのは残念。
楽しく作っていってほしいです。

舞台、作品全体のバランスがありますからやりすぎてはいけないのでしょう。

このインタビューのなかでも毎日アドリブで芝居を変えていたら「そっちに目がいっちゃうからダメだよ」と注意されたことがあったと明かされています。

しかし緒月さんが言うような「ちょっと頑張って勇気持ってやった子がはみ出ちゃった、みたいになる部分がある」のだとしたら、
勇気を持ってやったことが溶け込めたり受け止められる舞台の余白や懐の深さがあるといいのかなあと思います。

それがもっと遊んでほしいという言葉になるのでしょうか。

食ってしまうと委縮することなく挑戦できる土壌があること、誰かががんばるのを受けて他の組子も一層がんばるというのはいい舞台、組のように思います。

最近観劇した舞台ですと星組「ロックオペラモーツァルト」ローゼンベルグ/紫藤りゅう
花組「マスカレード・ホテル」能勢金治郎/飛龍つかさ
出てくるだけで笑いが生まれるような存在感がありつつ、真ん中や直前の場面を食うこともない絶妙の演技、存在感だったと思います。

これからも宝塚歌劇でそんな生徒さんの”挑戦”、”遊び心”が生まれる瞬間を目撃し続けたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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