こんばんは、ヴィスタリアです。
羽山紀代美先生の訃報
宙組「カジノ・ロワイヤル」大千秋楽の配信の余韻にじんわり浸っているところに、信じられない、悲しいお知らせがありました。
羽山紀代美先生がお亡くなりになられたそうです。
檀ひとみさんのInstagramで触れられていると、SNSで知りました。
オギーこと荻田浩一氏↓
前職場を辞して15年。
以来、お会いする事が叶わなかった大恩ある偉大な方。その方の訃報を後輩氏が報せて下さいました。
80年代後半から名実共に座付き随一の振付師であられ、今に至る様式の多くを創成されました。
多くを学びました。
私もまた生徒の一人でした。厚かましくも、そう思っております。— おぎた (@onighillie) June 13, 2023
羽山先生の振付の名場面を挙げればキリがありません。
振付家生活30周年の記念に上演された「ゴールデン・ステップス-1975~2005-」は羽山先生のノスタルジックで美しく、そして新しい振付の粋が集められていますが、
「ゴールデンス・テップス-2006~-」があってもおかしくないくらいその後も数々の名場面が生まれていることは言うまでもありません。
星組「Eclair Brillant」の黒燕尾が羽山先生の久しぶりの宝塚の振付だったと記憶しています。
その後は各組での振付が続き、
宙組「アクアヴィーテ!!」プロローグでは「これこれ! !これが見たかった」と大興奮して滾り、
雪組「シルクロード」の集大成の黒燕尾の極められた美しさには深く心打たれ、
花組「Cool Beast!!」のポルノグラフィティの楽曲での変わり燕尾はかっこよさと新しさにシビれ、
月組「FULL SWNG!」のフィナーレは癖になる、味わい深さがあってハマりました。
何人もの生徒さんが「羽山先生の振付で」とうれしそうにお話されているのも印象に残っています。
次の宝塚大劇場公演花組のロマンチックレビュー「GRAND MIRAGE!!」では羽山先生のボレロの場面があったと、キャストボイスでだいやくん(侑輝大弥)が書いています。
それが最後の、羽山先生の振付の場面になってしまったんでしょうか。
特別な気持ちで観劇することになりそうです。
今日は録画してある「ゴールデン・ステップス」を見て過ごそうと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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