星組

星組全国ツアー「モンテ・クリスト伯」、極美慎バウ主演「ベアタ・ベアトリクス」発表

こんばんは、ヴィスタリアです。

星組全国ツアー「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」発表

今日は宝塚大劇場で宙組「Never Say Goodbye」が千秋楽を迎えました。
千秋楽おめでとうございます。

公演期間がたった2週間になってしまった中で、今日を無事に迎えられたことにほっとしています。

また108期生が卒業式を異例のバウホールで迎えたとのことです。

108期生のみなさま、おめでとうございます!

コロナ禍での2年間の音楽学校生活は様々なご苦労があったことでしょう。

なので今日は大きなニュースはないのでは…と思っていたのですが、星組の秋の別箱2公演が発表になりました。

まずはことなこ(礼真琴・舞空瞳)の全国ツアーです。

星組公演

■主演・・・礼真琴舞空瞳
◆全国ツアー:2022年9月1日(木)~9月21日(水)
ミュージカル・プレイ『モンテ・クリスト伯
原作/アレクサンドル=デュマ・ペール
脚本・演出/石田 昌也

日本では「巌窟王」の名でも知られるデュマの名作をもとに、2013年に宙組でミュージカル化した『モンテ・クリスト伯』。
愛と復讐、そして復讐の「無意味さ」をドラマティックに描き好評を博した本作を、礼真琴を中心とした星組で再演いたします。

19世紀初頭のフランス。若き航海士エドモン・ダンテスは、身に覚えのない罪を着せられ孤島の牢獄に収監される。
長い年月をかけ脱獄を果たした彼は、モンテ・クリスト伯爵と名乗り、復讐を開始。

自らを罠に嵌めた男の妻となったかつての婚約者メルセデスとの「愛の葛藤」を盛り込んで描き上げる、ロマン溢れる物語をお楽しみください。

レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!
作・演出/藤井 大介

スペイン語で「素晴らしい歌い手」を意味する『Gran Cantante!!』。
スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々と魅惑的なスパニッシュダンスで綴るレビュー作品。

確かな実力を持つトップスター・礼真琴の魅力を詰め込んだ、今の星組ならではの華やかでパッショネイトな世界を、全国ツアーバージョンとしてお届けいたします。

「モンテ・クリスト伯」を再演するのですね。

ことなこは若くしてトップコンビに就任しお2人ともお顔立ちはかわいらしい雰囲気があるのに
「ロミオとジュリエット」のような悲劇や「王家に捧ぐ歌」など重ための作品が続いているような気がします。

再演もののみならずお披露目本公演「眩耀の谷」、「柳生忍法帖」などのオリジナル作品もヒロインの設定が宝塚歌劇としては珍しかったり、トップコンビが一筋縄ではいかない関係であったり、規格外の関係性や作品を任されることが多いのが意外でもあります。

それがことなこのポテンシャルゆえだからかな?と思ったり、
次回本公演「めぐり会いは再び」の明るさが珍しいくらいですが、これからそういった作品が待っているのかな…?と思ったりもします。

もちろんことちゃんのエドモン・ダンテス、楽しみにしています。

希望に満ちた青年と復讐に仄暗い炎を燃やすモンテ・クリスト伯のギャップを考えるだけでたまりません。

出演者の発表はまだ先ですが、月組からの組替えが発表になっているありちゃん(暁千星)がこの公演から合流するのかも注目しています。

星組 極美慎バウ主演「ベアタ・ベアトリクス」

そしてもう1公演はキワミシンくん(極美慎)のバウ初主演作です。

星組公演
■主演・・・極美慎

◆宝塚バウホール:2022年9月8日(木)~9月19日(月・祝)<一般前売:2022年8月6日(土)>
座席料金…全席5,500円

ミュージカル『ベアタ・ベアトリクス
作・演出/熊倉飛鳥

19世紀半ば、イギリス。ロイヤル・アカデミーの画学生ロセッティは、アカデミーで神童と呼ばれるエヴァレット、同級生のウィルと共に、それまでの古い美術観を打ち破るべく、プレ・ラファエライト・ブラザーフッド(前ラファエル兄弟団)を名乗り創作活動を始める。

詩人のダンテを崇拝し、その著書「新生」に登場する理想の女性“ベアトリーチェ”を求めるロセッティは、帽子屋で働く娘リジーと恋に落ち、彼女の姿を描き始める。
彼らの活動はアカデミーの反発を受けながらも軌道に乗り始めるが、エヴァレットがリジーをモデルに描いた傑作「オフィーリア」によって歯車が狂い出す。

リジーこそが自分にとっての“ベアトリーチェ”だと信じていたロセッティだったが、圧倒的な画力で彼女の姿を描き切ったエヴァレットに嫉妬し、リジーとの関係にも溝が生まれてしまう。

ある時、芝居小屋の女優ジェインに魅了されたロセッティは、彼女にモデルを依頼。
その絵が高く評価されたことで、ロセッティは次第にジェインに夢中になってゆく。

画家であり詩人でもあるロセッティの人間味溢れる波乱の人生に迫り、彼の代表作「ベアタ・ベアトリクス」が生み出されるまでの愛憎渦巻く人間模様を描きあげた挑戦的なミュージカル作品。

なお本作は、演出家・熊倉飛鳥の宝塚バウホールデビュー作となります。

シンくん、バウ主演おめでとうございます。
待っていましたよ…!

これで万博アンバサダーの5人のうち4人目のバウ主演となり(ほのかちゃん(聖乃あすか)おだちん(風間柚乃)あがたくん(縣千)シンくん)、
偶然なのか?組の順番通りに主演公演が実施されることになりました。

そしてバウデビューとなる熊倉飛鳥先生もおめでとうございます。

ラファエル前派の画家とミューズたちのミュージカル、役も多そうでおもしろそうではないですか。

遥か遠い昔の、それもうんと個人的なことですが(このブログに書いていることのすべてが個人的なことですけれど)大学の卒論でこの画家たちの作品と漱石の作品の関係性について書いたので思い入れがあります。

配信ではなくどうにかしてバウで観劇したいです。

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