観劇の感想

横浜アリーナ「恋スルARENA」にアリーナ席で恋してきた

こんにちは、ヴィスタリアです。

みりおちゃん(明日海りお)率いる花組「恋スルARENA」6月26日マチネを見てきました。

宝塚歌劇史上初の横浜アリーナ公演はすばらしいコンサートでした。

「恋スルARENA」明日海りお様と花組に恋スル2時間

2時間ノンストップ、盛沢山のコンサートは最高に楽しかったです。

ステージから放たれるみりおちゃん、花組生のエネルギーがすごくて、終わったときには放心状態……特別な公演の特別な空気に惹き込まれて自分もエネルギーを使っていたことに気づきました。

◆心のこめられた歌に心が震えた
みりおちゃんの歌ウマをあらためて実感する幸せな時間でしたが、歌詞の明瞭さや音程の正確さ、声量といった技術的なことはもちろん、込められている想い、心が伝わってきて涙が出そうでした。

オープニングの盛り上がる歌なのにテンションが上がると同時に感動して泣きそうでした。

また黒燕尾で「ポーの一族」「ハンナのお花屋さん」「CASANOVA」といったみりおちゃんの代表作を聞くのができたのは幸せでした。

「ポーの一族」では会場中のブレスレットが赤いライトになり、まるで赤い薔薇だけの花園であのヴァンパネラの世界が蘇るようでした。

こんなにもたくさんの曲を次々と歌い上げるみりおちゃんの技量とパワーに圧倒されました。

才能を磨き抜き、最高の形で見せてくれて夢中にさせてくれたみりおちゃんに最大の、心からの拍手を送りました。

◆恋スルMEGA運動会 見事リベンジを果たす
今年の「宝塚GRAPH」には5年前の100周年を振返るインタビューがあるのですが運動会の思い出を話す方が多くて、生徒さんにとってかなり印象的なイベントなのだなとは思っていたのですが、
みりおちゃんがこれほど強い思いを抱いていたとは。

パロディの映像も凝っていておもしろかったですし、アツい綱引き、ダンシング玉入れ、白熱のリレーに会場も大盛り上がりでした。

この場面の「じょいふる」が娘役さんの歌唱がめちゃくちゃかっこよくてシビれました。

◆恋スルLady ドレス姿の明日海りお様が美そのもの
みりおちゃんがハットに手袋、水色のドレスで絶世の美女になっていました。

スーツの男役を従えて踊る曲がミシェル・ルグランの「キャラバンの到着」で名曲ですし、大好きなショー「パルファン・ド・パリ」でこの曲の場面を繰り返し見た記憶が蘇ってたまりませんでした。

ドレス姿のみりおちゃんの流れるように美しい、洗練されたダンスにダンスの花組の雰囲気を感じて、それこそたまりませんでした。

いつものみりおちゃんのダンスもすてきですけれどドレスだからなのかいつもと違う雰囲気を感じて「ああ、花組がこうして続いていっているんだ」と思ったのです。

◆恋スルHIROINE 華優希ちゃん
この公演がトップ娘役お披露目となったはなちゃん(華優希)をみりおちゃんが「恋するニューヒロインです」と紹介していました。
はなちゃん、おめでとうございます。

「恋するフォーチュンクッキー」を歌うときのパステルカラーのドレスがかわいかったです。

ヴィスタリアはアイドルグループのファンをしていた時代があったので「Delight Holiday」で大好きな曲「フライング・ゲット」のゴージャスなパフォーマンスに大興奮したのですが、
はなちゃんは「恋するフォーチュンクッキー」のメロディや雰囲気が似合っていると思いました。

ところでセットリストが横浜推しでしたが、知らない曲も多くてもうちょっと減らしてもよかったのでは…と思いました。

またコンサートは公演とは違うので「Delight Holiday」のように振付動画などでテーマ曲のサビが事前にわかっていたりすると一層楽しかったかなとも思いました。

ブレスレットのライトはきれいでしたし夢のような光景でしたが、せっかくのアリーナでコンサートで通常の劇場よりパーソナルスペースも広いので、
ちょっと一緒に踊るなどしたかった気持ちもあります。

アブナイ瀬戸かずやとアブナイ水美舞斗

あきらさん(瀬戸かずや)マイティー(水美舞斗)が歌、ダンス、トークと大活躍で最高にかっこよかったです。

押しも押されぬ花男のお2人がステージにいるとうれしいですし、「ああ、花組だ」と安心します。

スーツにサングラスの2人が映像でもステージでも見られて大興奮でした。
そんな最高にかっこいいスーツの着こなしを見せてくれるマイティーの肩幅が43cm、あきらさんの肩幅が41cmであることを知りました。

(それにしてもはなちゃんはお2人の肩幅を合わせて「170cm!」と答えていましたが、いったいどういう計算だったんでしょう。
マイティーが崩れ落ちていました。)

以前スカイステージの「you教えてよ」であきらさんが肩幅自慢をされていたと記憶しているのですが、そのあきらさんよりマイティーの方が肩幅が広いのですね。

ところでこの2時間でマイティーが飛ぶのをいったい何回見たでしょうか。

ヴィスタリアの見間違いでなければマイティーは間違いなく飛んでいましたね。
滞空時間が長くてスローモーションに見えるくらい飛んでいました。

ステージ後方でもマイティーがどこにいるかはすぐにわかります。
動き方があまりにもキレキレで美しく、マイティーのダンスはマイティーにしかできないと感嘆しました。

マイティーの完璧に美しい動き、ダンスのキレ具合に目を奪われること度々でした。

花男チームの出演と観劇

この日は「花より男子」チームが一部場面に出演しました。
オフィシャルTシャツに白いデニムを合わせていたのですが、れいちゃん(柚香光)はゆるっとしたシルエットのパンツの裾を上げて膝下を出していて、やんちゃな少年のようでした。

れいちゃんは踊るときも走るときも元気いっぱい、はしゃぐ少年のようで道明寺モードなのか、大好きなみりおちゃんのコンサートでテンションが上がっているのか、見ていて微笑ましかったです。

れいちゃんは隙あればみりおちゃん好き好き光線を出してじゃれつき、
みりおちゃんはさらりとあしらい、最後の方では突進してくるれいちゃんに「圧がすごいよ…」と笑っていました。

牧野つくし役のしろきみちゃん(城妃美伶)は元気いっぱいでかわいかったし、西門総二郎訳の希波らいとくんは長身でものすごいスタイルで目立っていました。

また開演前にセンター席の一画に花組生がずらりと入ってきて場内がどよめきました。

その席のすぐ後ろが通路になっていてみりおちゃんが通る度にものすごく真剣な眼差しを向けていたり最高の笑顔になっていたり、サイドステージにメンバーが出てくると大いに盛り上がっていたのが印象的でした。

帆純まひろくんのきらめきがまぶしい

観劇しているとなぜか目が離せなくて肉眼にせよオペラグラス越にせよ追いかけてしまって、その人だけがピカーッと輝いて見えることってありませんか。

花組はホッティー(帆純まひろ)がヴィスタリアにとってそういう存在なんです。

最初は「きれいな顔の男役さんがいる」と思ったんです。
(第一次ヅカファン時代に好きだった星組のヒロコちゃん(久城彬)に雰囲気が似ているなあと思ってました。)

いまはホッティーの端正なお顔はもちろんのこと、存在そのものがきらきらとまぶしくて目が離せません。

どの瞬間のホッティーも全身で楽しんでいて一生懸命で、最高に輝いていました。

ウェーブがかった金髪が「CASANOVA」新人公演のときとはまた違う色味でかっこよくて、みりおちゃんデザインのスポーティーな衣裳は元気いっぱいでかっこかわいかったですし、
黒ハットにスーツも見られてときめきました。

また「じょいふる」(だったと思います)で歌のソロもあって心拍数急上昇でした。

ホッティーがこれからもっともっとすてきな男役さんになっていくのを見続けたいと思いました。

こうして感想を書いているとまだ興奮しているというか放たれたエネルギーが戻ってこないのを実感します。

みりおちゃんと花組生がすべてを懸け全身全霊のエネルギーがこめられたコンサートを同じ空間で見られて本当によかったです。

花組サイコー!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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