星組

七海ひろき様に劇場で告げたさよなら

おはようございます。ヴィスタリアです。

今日は星組「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」の大千秋楽ですね。

七海ひろきさん、瀬稀ゆりとさん、華鳥礼良さん、天翔さくらさんが宝塚歌劇団をご卒業されます。
ご卒業されるみなさま、ファンのみなさま、おめでとうございます。

少し前に七海ひろきのお兄様にお別れをした

大千秋楽のライブビューイングが実施されていますが、ヴィスタリアは見ることができません。

幸い3日前に観劇することができたので、劇場でヴィスタリアなりに七海ひろきのお兄様にお別れをしてきました。

その日は2階B席の最上手で観劇しました。
客席のほぼ最後列、横は壁です。

オペラグラスは必須で、ほぼお兄様をロックオンしていました。

お兄様を観劇する度に好きになってしまうのは、どんな席であっても神席、お兄様席にしてくれるからだと深く思いました。

ムラで1階6列目の端で見たときはウィンクが刺さりました。
2階S席センターで見たときも視線がたくさん飛んできました。
1階10列どセンターで見たときは、トビアスの投げた石と石の先を見つめるお兄様の視線が刺さって瀕死でした。

今回は「後ろだし端だしあまり見えないかもしれない」と観劇前は思っていたのですがそれは杞憂でした。
劇場最後列近くの壁際のB席は最高のお兄様席でした。

とにかく裸眼でもオペラグラスでもお兄様の熱のこもった視線がビシビシ飛んでくるんです。

それが気のせいではなくて何度もなので、ご自分のファンがどこに座っているかわかっていらっしゃるんじゃないかと思いたくなります。

男役道2 七海ひろき様によるキャッチ&リリース&キャッチこんばんは。ヴィスタリアです。 すっかり遅くなってしまいましたが、七海ひろきのお兄様の「男役道」パート2の感想です。 七...

このお兄様の「男役道」をよく思い出しますし、オンデマンドのマンスリープランで再び配信中で見直したのですが、お兄様から視線やウィンクなどをいただくとき「お兄様と交流している」ことを身をもって感じました。

お兄様からの愛と心を客席で受け取った、幸せなお別れの観劇でした。

七海ひろきという男役スターに出会えてよかった

千秋楽が近づいてきていることもあり、芝居もショーもお兄様に大きな拍手が送られていました。

特にショーの「スターライト」の場面とパレードは大きな大きな拍手が起こり、それだけで涙がこみあげてきました。

お兄様が多くの方に愛されていることを感じる瞬間でした。

お兄様のことは公演やお写真などを見ていくうちにだんだんと気になるようになり、「サンダーボルトファンタジー」の殤不患(ショウフカン)があまりにもかっこよくて特別好きな男役さんになりました。

なにかのインタビューか番組でお兄様は「不器用なりにやってきた」とご自身についてお話されていたかと思います。

たしかにお兄様は器用なタイプではないのかな?と感じます。
ダンスだけで言えばもっとうまく踊れる生徒さんはいるのかもしれません。
歌だけで言えばもっと歌唱の上手な生徒さんはいるのかもしれません。

しかし七海ひろきという男役の美しさ、色気、込められた心の熱さは唯一無二のものです。
七海ひろきというスターにしかない輝きがあるから、そのきらめきがあまりに美しいから、あなたの舞台に夢中になりました。

ヴィスタリアが観劇できたお兄様の役は「ANOTHER WORLD」の喜六、「サンダーボルトファンタジー」の殤不患、そして「霧深きエルベのほとり」のトビアスでした。

しかしそのどの役も心が息づいていて、お兄様の演技に自然と目が吸い寄せられました。
特に喜六はセリフを喋っていないときの演技に、役として生きている七海ひろきを感じました。

最後のトビアスは最高にギラついていてかっこよかったです。
別れの歌に込められた心、そして万感の思いを込めた最後のセリフ「諸君の航海の安全を祈る!あばよ!」は、お兄様自身の思いが重なった重みがありました。

これまで観劇したときより間が取られていて、「ああ、本当にお別れなんだな」と感じさせる言い方なんですもの。泣かずにはいられませんでした。

そしてショーでは黒燕尾で踊るお兄様の美しさ、特に静止したときの一つひとつのポーズの完成された美しさに、「七海ひろきという男役にしかできない見せ方をいま目撃しているのだ」と感動で涙が止まらなくなりました。

「男役を極めるとはこういうことなんだね。だから卒業なんだね」と思いながら拍手をしました。

卒業前の一年にも満たない期間でしたが、七海ひろきという男役の舞台を見て、好きになれて幸せでした。

お兄様、お疲れ様でした。ご卒業おめでとうございます。
今日という日がお兄様と星組とファンの方にとって最高の一日となりますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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