宝塚

轟悠が退団…信じられない

こんばんは、ヴィスタリアです。

専科 轟悠が退団を発表

ミエコ先生(松本悠里)の退団発表にも驚きました。

まかまど(真風涼帆・星風まどか)が互いに在団しながらトップコンビとして区切りをつけ
それぞれ別の相手役と組むことにも驚きました。

組替え、退団などいくつものニュースに驚いたり衝撃を受けたりしていましたが
まさかイシ様(轟悠)が退団する日がくるとは思ってもいませんでした。

専科 轟悠 退団会見のお知らせ

専科(特別顧問)の轟悠が、2021年10月1日付で退団することとなり、2021年3月18日(木)に記者会見を行います。

なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせいたします。

退団日が公演の千秋楽ではないのは特別顧問だからこそでしょうか。

ミエコ先生がご卒業され、特別顧問となられたイシちゃんがずっといてくれるものと思っていました。

あまりに信じられなくて、何度も劇団のサイトをリロードして読み直したのですが、本当に?
なにか夢ではなくて、本当に?

ヴィスタリアが第一次ヅカファン時代を過ごした80~90周年のころ、イシちゃんは雪組の3番手~トップスターのころでした。

今とはまた違う、上級生やお姉さんの同期生からかわれたりかわいがられていたイシちゃんを覚えています。

残念ながら当時は全組見る時間もお金もなくて、イシちゃんの舞台を見たのは「凱旋門」の再演が初めてでした。

10数年ぶりにヅカファンに復帰した直後だったので変わらずイシちゃんがいてくれることがうれしかったです。

歌になると声は辛そうで客席でハラハラしないと言ったら嘘になりますが、
これぞという男役の美学をその後も「チェ・ゲバラ」「シラノ・ド・ベルジュラック」と見せてくれました。

映像で見た「ドクトル・ジバゴ」もすごかった…。

相手役のみほちゃん(有沙瞳)が「光栄すぎて、すごく勉強になって、宝塚おとめの好きな役には書けない」と深い尊敬を込めて語っていました。

また「8小節のラブシーンがあって大変だった」とも。

男役さんでなく組む娘役さんにもイシちゃんがいろんなことを教えたりされていたであろうことが伝わってくるようです。

特に一番最近の「シラノ・ド・ベルジュラック」が恋にまっすぐシャイでたまらなくチャーミングで一番好きでした。

フィナーレナンバーで相手役の小桜ほのかちゃんとデュエットダンスを踊られたのもとても素敵でした。

専科としての主演だからこそ、学年が上だからこそ「チェ・ゲバラ」「ドクトル・ジバゴ」といった骨太なドラマが見られたこともうれしかったです。

また印象的だったのは2019年のタカラヅカスペシャルで各組のトップスターさんと並んで投げキスをしたシーンです。

すごくさりげなく、すっ……と投げられたのですが、
そのさりげなさといいすべての瞬間があまりにも美しくてかっこよくて、
長い時間をかけて極めたからこそのものが凝縮されていると思ったのです。

同郷のゆりかちゃん(真風涼帆)と寄り添ったり方言ネタでお話されるお茶目さも好きでした。

共演する多くのスターさん、生徒さんたちが限りない尊敬と憧れを込めてイシちゃんと共演できる喜びを語っているのに触れると、
同じ舞台に立つことで多くのことを下級生たちに伝え教えているのが窺えました。

このままずっと、下級生に多くのことを教え伝え、慕われていくのだと信じていました。

退団のはなむけとして主演公演とディナーショーが発表になりました。

2021年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/東京芸術劇場プレイハウス公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   

星組公演
■主演・・・(専科)轟悠

◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2021年7月9日(金)~7月15日(木)
座席料金…全席9,000円

◆東京芸術劇場プレイハウス:2021年7月21日(水)~7月29日(木)
座席料金…S席9,500円 A席6,000円

戯作『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)
作・演出/植田 紳爾

絢爛たる江戸文化が花開いた頃。本所の長屋に、人々から「婆娑羅の玄孫」と呼ばれ慕われる細石蔵之介という男が暮らしていた。

室町幕府設立の立役者でありながら文化芸能に通じ婆娑羅大名と呼ばれた佐々木道誉の子孫で、近江蒲生郡安土を治める佐々木家当主の次男として生まれた蔵之介であったが、母の身分が低い為家名を名乗ることも許されずにいたのだ。

しかし非凡な才を持ち、近隣の子供に学問や剣術さらには歌道や茶道を教えるよろず指南所を営む蔵之介は、さすが道誉の血を引く者として長屋の人々の自慢の存在となっていた。

正義感に溢れ、将軍家の権威を後ろ盾に横暴な振る舞いをする旗本に一矢報いる等、とかく評判の人気者であったが、父に捨てられたとの想いから時折寂寞感を漂わせてもいた。
そんな蔵之介のもとに、佐々木家が取り潰しになるという噂が届く…。

波乱万丈の人生を痛快に歩む男の姿を、宝塚歌劇の男役を追求し続けてきた轟悠が舞台上に鮮やかに息づかせる。

引用元:https://kageki.hankyu.co.jp/news/20210317_001.html

轟 悠 ディナーショー

<タイトル>『未定』
<構成・演出>酒井 澄夫
<出演者>(専科)轟 悠 ほか

ホテル阪急インターナショナル
<日時>2021年8月23日(月)・24日(火)
<場所>4階「紫苑の間」
<料金>30,000円(税サ込)

パレスホテル東京
<日時>2021年9月21日(火)・22日(水)
<場所>2階「葵」
<料金>31,000円(税サ込)

※販売方法、前売り日等は後日お知らせいたします。
※政府や自治体等による新型コロナウイルス感染拡大予防のためのガイドラインを遵守し、感染予防対策を講じたうえで実施いたします。

※今後の政府や自治体等の発表を踏まえて、公演実施の内容を急遽変更する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

ディナーショーは、思えば先日のディナーショー「テトラ・ヴォイス」で71期生トップスター4人が共演したのは
最後の思い出、記念であったのかもしれません。

配信を見送ってしまったのですが万難を排して見るべきだったと臍を噛んでいます。

そして夏の星組はことなこ(礼真琴・舞空瞳)の舞浜アンフィシアター「VERDAD」、
愛ちゃん(愛月ひかる)の「マノン」と3分割になりました。

「ドクトル・ジバゴ」「シラノ・ド・ベルジュラック」と縁の深い星組公演でイシちゃんは退団されるんですね。

また星組はみつるさん(華形ひかる)に続いて
縁の深い専科生を送り出すことになります。

植田紳爾先生のお芝居の新作は久しぶりではないでしょうか。

ミエコ先生の卒業特番のときといい月組「WELCOME TO TAKAAZUKA」のプログラムに寄られたインタビューといい、
生徒さんと宝塚歌劇への愛情深いことが伝わってくるので、きっとイシちゃんの最後の舞台は力を入れて書かれることでしょう。

どうかいい作品でのご卒業となりますように…と祈る一方で、別箱での卒業に強いショックを受けています。

イシちゃんが大階段をおりて、緑の袴姿で、同期と専科からのお花を受け取ってご挨拶されないでご卒業されるということですよね。

この先なにか、タカラヅカスペシャルのような公演かなにかを記念してのイベントなり公演が発表にならない限り、
イシちゃん宝塚大劇場の舞台にも東京宝塚劇場の舞台にも立つことがないなんて信じられません。

寂しいです。

イシちゃんの別箱の主演公演のカーテンコールはいつもシンプルで粋で、さらりとしたものでした。

ヅカファンとして各組のトップスターさんの楽しいご挨拶な恒例のお約束もうれしいし大好きですが、
舞台芸術そのもののファンとしてはその慎ましいほどのシンプルさが好きでもありました。

だからといって卒業のお別れまでそんなにシンプルな形にしなくたっていいではないですか…。

ミエコ先生のときは会見もなくコメントだけでしたが
明日退団会見があるとのことなのでイシちゃんがどのようなことをお話されるのか見守りたいと思います。

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