雪組

雪組「心中・恋の大和路」あらすじと配役の予想

おはようございます。ヴィスタリアです。

公演中止を経て今日、東京宝塚劇場で雪組「夢介千両みやげ/Sensational!」が初日を迎えますね。
初日おめでとうございます!

大千秋楽まで無事の完走を祈っています。

さて。この記事は「心中・恋の大和路」のあらすじ、役のプロフィールに触れています。

名作「心中・恋の大和路」あらすじと配役の予想

和希そらくんの東上初主演となる「心中・恋の大和路」の先行画像が発表になりました。

いやー美しい!
バウ「夢千鳥」もそうでしたがそらくんの色気がすごいです。

「心中・恋の大和路」は今回で5名目の上演となる名作です。
自分は第一次ヅカファン時代にこうちゃん(汐風幸)主演の映像を見ているはず…なのですが忘れているところも多く、録画していた2014年雪組版を新鮮な気持ちで見て予習しました。

また「ミュージカル」と銘打たれているだけあって歌が多く、歌うまの生徒さんのソロが散りばめられているのも印象的で、
古手買/香綾しずる、飴屋/久城あす、村の女/愛すみれ、女の子/有沙瞳のソロがありました。

出演者を見ると大好きなまっつさん(未涼亜希)がいて、
下級生ではれいこちゃん(月城かなと)ひとこちゃん(永久輝せあ)がいるではないですか。

最下級生でみほちゃん(有沙瞳)もいて、りさちゃん(星南のぞみ)と並んで禿をしていたり、組替えと退団で組がずいぶんと変わったことも感じました。

さて。
近松門左衛門の「冥土の飛脚」を元にした「心中・恋の大和路」のあらすじはこのような感じです↓

大坂の飛脚問屋亀屋の主人忠兵衛/和希そらは、新町の遊女梅川/夢白あやと想い合い通い詰めていた。
が、梅川には田舎のお大尽から身請けの話が舞い込んでいた。

忠兵衛は親友の米問屋の主人丹波屋八右衛門/凪七瑠海に渡すはずだった為替50両を梅川の身請けの手付金にしてしまう。
当時の飛脚問屋は飛脚のみならず為替を取り扱う商いであった。
八右衛門は忠兵衛の心情を察し、亀屋のご隠居で忠兵衛の養母妙閑の追及を交わしつつ、偽の証文を書いてその場をおさめる。

しかし身請けには全部で300両を用意する必要があった。
思いつめた忠兵衛は亀屋が預かった宿衆らの小判300両の封を自ら切って梅川を身請けするが、それは決して手を付けてはいけないお金であった。

忠兵衛と梅川は忠兵衛の故郷大和国の新口村を目指す。
そこには忠兵衛の実父大百姓の孫右衛門がいる――。

宝塚歌劇版とは場面の順番など異なりますが、詳しい解説はこちら(歌舞伎演目案内)で読むことができます。

出演者が発表になっていますから配役も予想してみました↓

役名(プロフィール)配役(予想)14年雪組
亀屋忠兵衛和希そら壮一帆
梅川夢白あや愛加あゆ
孫右衛門(忠兵衛の父)汝鳥伶汝鳥伶
妙閑(忠兵衛の養母)千風カレン五峰亜季
丹波屋八右衛門凪七瑠海未涼亜希
宿衆・藤屋(古手買)悠真倫香綾しずる
宿衆・角屋(節季候)真那春人朝風れい
宿衆・丸十(傀儡師)天月翼透真かずき
宿衆・伊勢屋(巡礼男)麻斗海伶央雅光希
宿衆・もず屋(巡礼女)紀城ゆりや大澄れい
宿衆・嶋屋(飴屋)壮海はるま久城あす
かもん太夫妃華ゆきの大湖せしる
遊女・鳴渡瀬羽織夕夏透水さらさ
遊女・千代歳琴羽りり桃花ひな
女将・お清愛すみれ舞園るり
遣手・おたつ天咲礼愛杏野このみ
幇間希翠那音真條まから
番頭・伊兵衛(亀屋)真友月れあ帆風成海
女中・おまん(亀屋)莉奈くるみ天舞音さら
手代・与平(亀屋)諏訪さき月城かなと
丁稚・三太(亀屋)蒼波黎也真地佑果
丁稚・庄介(亀屋)一禾あお永久輝せあ
忠三郎真友月れあ帆風成海
女房・おかね愛陽みち愛すみれ
若侍・甚内紀城ゆりや叶ゆうり

関係のありそうな役ごとに並べています。

専科から2014雪組に続いてご出演のゆうちゃんさん(汝鳥伶)忠兵衛/和希そらの父孫右衛門でしょう。

出番は後半ですが重要な、とても重要な役ですからぜひゆうちゃんさんで見たいです。

やはり専科のまりんさん(悠真倫)の役は悩みましたが女役というのはないと踏んで宿衆の1人を予想してみました。

後半は古手買ふるてがい。古道具屋のことです)として歌のソロを聞かせてくれるでしょう。

同じく後半に歌のソロがある宿衆・嶋屋(飴屋)しゃんたん(壮海はるま)でどうでしょう。
2014年は久城あすくんが朗々と歌っていたお役です。

忠兵衛/和希そらの養母妙閑のんちゃん(千風カレン)あいちゃん(愛すみれ)と悩みに悩みましたが、のんちゃんで見てみたいな…と思い決着しました。

愛すみれちゃんは2014年にも出演し美しい歌声を披露されていましたが、今回は学年も上がり女将・お清かなあ…でもどこかで歌声を聞かせてほしいです。

やはり2014年に出演している妃華ゆきのちゃんかもん太夫かなと、「夢介千両みやげ」の美しく粋な芸者 浜次役を見て思いました。
ゆきのちゃん、とても綺麗でしたから。

かもん太夫は娘役2番手的な役どころでヒロイン梅川/夢白あやの先輩にあたり、梅川と対比になるような人生を歩む遊女です。

そのかもん太夫にただ一度限りの懐深い情けをかけてもらう与平は亀屋の手代で、一度限りの関わりで終わったのが忠兵衛/和希そらとやはり対照的です。

与平は中盤に名曲の歌のソロもあり、ここはぜひすわっち(諏訪さき)で聞きたいと予想しました。

本当はすわっちは八右衛門を任されるのではないかと思っていたのですが専科からカチャさん(凪七瑠海)が出演となりましたから
この曲を与平として聞かせてほしいです。

与平と同じく亀屋の奉公人で印象的なのが幼い丁稚の三太で、「へーーーーい」と高い声で返事をするのですが高身長のまちくん(真地佑果)がやっているのがかわいくてかわいくて、
175cmと長身のよっしー(蒼波黎也)を予想してみました。

同じ丁稚の庄介いちかっち(一禾あお)、微笑ましいやり取りを見せてくれるのではと期待をこめて。

以上、ヴィスタリアの勝手な妄想予想でした。

配役が発表になるのはまだまだ先ですがとても楽しみです。

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