おはようございます。ヴィスタリアです。
5組のカラー 舞台から抱くイメージ
宝塚歌劇を見ていると5組それぞれカラーの違いがあると感じます。
ヴィスタリアはいまの5組の舞台からなんとなく、こんなふうに感じています。
花組は華やかで馥郁たる香りが満ちている。
月組は一人ひとりの個性が輝いていて、芝居が深くて細やか。
雪組は完璧な結晶体、奇跡のような完成度。
星組はゴージャスでむせ返るほど濃くて熱い。
宙組はスタイリッシュかつ端正でエネルギーが無限大。
トップスター、トップコンビによるものも大きいですが、代替わりをしても変わらずにある雰囲気のようなものは、
初めて宝塚歌劇にハマったころに映像で見た「夢まつら」(80周年のいまでいうタカラヅカスペシャル)で抱いた組のイメージがベースにあるような気がしています。
安寿ミラ様がスタートークで質問に答えてくれた!!
ここに書いたのはあくまで1個人が客席から見た組カラーの違いですが、中の人(生徒さん、そして演出家の先生、スタッフさん)はどんなふうに感じているのかとても興味があり、
生徒さんやOGさんがトーク番組やインタビューで小話的にお話してくれるとアンテナが反応します。
そしてそれを質問し答えていただく機会がありました。
しかもヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)に宝塚スター☆トークで質問に答えていただくという、我がヅカファン人生において信じられないことが起こったのです。
ヴィスタリアは宝塚歌劇のファンであり、ヤンさんファンでもあります。
ヤンさんご自身の舞台もヤンさんが振付家ANJUとして振付られる宝塚歌劇の舞台も大好きです。
そこでこんな質問をしてみました。
同じ黒燕尾の振付でも花組「Sante!!」と月組 「クルンテープ」では全然違いますが、ヤンさんが振付をされる際に組カラーやトップスター、トップコンビの個性を考慮しますか?
また振付の際に組カラーの違いなどを感じますか?
この質問が採用されてヤンさんが答えてくださいました。
「花組は○○、月組は○○、雪組は上級生が○○…」というふうに振付に入った組の印象、違いをお話してくれたことがヤンさんファンとしてうれしく、そしてヅカファンとして非常に興味深く聞きました。
特に月組「クルンテープ」の後の収録だからか月組のエピソードが具体的で、このショーでヤンさんの振付た場面で初日以降に楽曲変更があったことを思い出しながら聞くと、尚のこと月組っていい組なんだなあと思います。
またこの動画で初めて宙組に振付に入られることが語られ、おそらく初出しでしょうか。
宙組公演を見る楽しみが増えました。
元トップスター安寿ミラが伝えようとしていること
今回は振付家としての初めて聞くようなお話がたくさんあったのですが、ヤンさんの振付の基本にあるもの、ダンスが苦手な人への目線が優しく、教える側としての在り方がとても素敵なんです。
その人が一番かっこよく見える振りを考えたい。
ヤンさんがそんなふうにお話されるなかで、中井美穂さんがありちゃん(暁千星)がのエピソードを紹介してくださいました。
中井さんから「ありちゃんがとても喜んでいましたよ」と聞いて「よかった~」というヤンさんがとってもうれしそうなんです(そしてかわいい)。
ダンスが苦手な苦手な人は、まずその人の一番いいところを言って肯定してあげないと、ずっと自信のないまま初日を迎えることになってしまう。
自分の役目はそういうこと(肯定して”それでいいのよ”と言ってあげること)ではないかと思う。(中略)苦手な人は”あの人はあんなにかっこいいのにどうやってやったらいいんだろう”ときっかけがわからずにいる人が多いから、そこはちょっと呼んで”こうしたらいいんじゃない”と言ったりする。
ちょっとした一言でかっこよく見える「魔法」をかけて、その人が一番かっこよく見える振付を考えてすてきな場面をつくってくれるヤンさん。
ヤンさんご自身の舞台もお人柄も、ヤンさんの振付も好きだしこれからも熱い気持ちで見続けていきたいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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