映像の感想

宙組「アナスタシア」音楽の太田先生が語るアカペラ・コーラス・指揮者

おはようございます。ヴィスタリアです。

今日は東京宝塚劇場で宙組「アナスタシア」が初日を迎えます。

初日おめでとうございます。

緊急事態宣言により公演時間の変更が一部あるものの、無事の公演開催を心からうれしく思います。

どうか千秋楽まで無事に公演ができますように。

太田健先生が語る宙組「アナスタシア」音楽の世界

初日に際し、タカラヅカニュースのStage Side Watchというコーナーで音楽監督の太田健先生がお話されていたことがとても素敵だったのでご紹介いたします。

MCはあきも(秋音光)せとぅ(瀬戸花まり)のお2人です。

「アナスタシア」の音楽の特徴、魅力は壮大なメロディライン
宝塚のオリジナルよりも一つのメロディが長くテンポもゆったりしているものを大きく歌っているのが作品の壮大さに繋がっている。

またアニメのファンタジーから始まっているのでかわいらしい曲もあり、
冒険と夢と家族とというテーマになっているので、歌い上げる魅力がある。
古き良きブロードウェイに通じるものといまのポップスに繋がるものがいい具合に感動を呼ぶんだと思います。

「アナスタシア」を初めて観劇したのはドイツのシュトゥットガルトでドイツ語公演を観させていただきました。
歌の文化のあるヨーロッパだから歌唱力、歌の説得力がものすごくあった。
そのときはどういう形でやるかという話はしていなかったが、稲葉先生がどう料理されるのかなと。
音楽でずっと綴られているので大変な仕事を引き受けてしまったな、とも。

海外ミュージカルをやるときに問題になるのがキーの問題で、ふつうの男性の音域は大体2オクターブくらいあるので、今回真風さんそれなりの音域を持っているのでどのこキーにするのかはある程度選べたんですけれども、
大変なのは男性と女性が交互に歌うような曲の調整は苦労したところがありました。

ただ今回は原作曲の方と直接やりとりさせていただいて、すべてヴォーカルの譜面をチェックしてくださって提案をしてくださったり、
すごく寛大にいろんなことを受け入れてくださったので楽しくアレンジをしていったところもあります。

ところで今回は録音演奏ではありますがオーケストラボックスに指揮の御崎惠先生が入っておられます。

ふだんなら録音の場合指揮者は入れないんですけれど、今回はアカペラコーラスがあったり、 取りまとめ役がいないと難しかったり、
もう1つの理由としてはオーケストラを録るときに歌にできる限り合わせたかったので、途切れ途切れに録っている部分もありまして、
それを本番の叩く方がおられましてそれを歌に合わせて出していってくださっているです。

それが綺麗に曲に聞こえるようにやっているですけれども、間に誰かいないとうまくいかないので指揮者がオーケストラを振っているかのように指示をしていただき、それに対してプレーヤーのように音を出す方が出していると。

ミュージカルを録音でやるのは大変なのではと思っていたのですが、こうした工夫によって成り立っていたのですね。
観劇の際には指揮者の先生にも注目したいと思います。

また宝塚版オリジナルのゆりかちゃん(真風涼帆)が歌うナンバー「She walks in」についてのお話も興味深かったです。

宝塚ではディミトリを主役にするということで稲葉先生ともお話をして、ディミトリの新曲を提供していただきたいというところからスタートしました。
ブロードウェイ版で山のようにメロディを作ってその中からこれを使おうあれを使おうと今の形になっていると思うんですけれども、たぶん少しだけ構想のあったものだと思うんです。

実は2幕の最後の方で She walks inのサビがちょっとだけ入っているところがありまして、
ブロードウェーでは完成した曲はなかったんでしょうけれども最初の構想があったものを利用して
宝塚に1曲として完成してくださった曲なので、あちらとしても「この曲を入れてくれてありがとう」というのもあった。

アーニャを見たときの第一印象に心惹かれて詐欺師が歌う、そこに宝塚としての魅力は男役の気持ちをどう表現するか、すべて音楽で綴られているのでこの曲が入ったことでディミトリの印象が決定づけられるという意味でとても素晴らしい曲だと思います。

このブロードウェー側としても形にならなかったものが宝塚歌劇団からの依頼で日の目を見ることができた、形にすることができたというのは
思いつかなかったことではっとしました。

最後の宙組のコーラスについてのすばらしいお話がありました。

宙組さんのコーラスは私も大好きで、入団したときちょうど和央ようかさんのときでそのときからコーラスの宙組と言われて皆が一生懸命取り組んでいるのは知っているので、
今回思っていた以上にコーラスが多くて緻密な曲が多くて強弱記号が細かく書かれているからそこはがんばって練習しましたよね(あきもせとぅも笑う)

その結果ものすごくいいコーラスになったと思うし、一番たいへんだったは1幕の最後の方のアカペラのところとか…歌唱指導の先生に毎日やっていただいて、今ものすごく感動的なコーラスになっていると思うので
コーラスの宙組として一段上に登れてるかなと思っています。
これをこれからの公演にもいかしてやっていけたら。

(中略)こういうときだからこそテーマ的に心に残る作品になっていますのでぜひ脚を運んでいただけばと思います。
宙組の生徒さんもいまものすごくいい状態で公演をしてくださっていますし、真風さん、星風さんもすごくいい歌を歌ってくれていると思いますので、期待してくださったらうれしいです。

大劇場で観劇された感想をちらちら見ているとコーラスがすごいというお声をいつも以上に見かけたように思っていたのですが、
太田先生のお話を聞いてますます楽しみになりました。

アカペラのコーラスもその他のコーラスも、まかまども、いまの宙組だからこそのものを客席でしっかり受け止めたいと思います。

読んでいただきありがとうございました。
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