映像の感想

彼女たちだけが見ることができる舞台(89期「ICHIGO-ICHIE」感想))

こんにちは、ヴィスタリアです。

スカステ難民のヴィスタリアはいつもあの番組、この番組を「見たい~」とジタバタしながらブログやSNSの感想を読み漁っています。

そして史上最高にジタバタしたのが89期男役5人のトーク「ICHIGO-ICHIEリターンズ」でした。

その番組がオンデマンドで配信されました!

例によって独断と偏見、偏愛に満ちた感想を書きました。

番組のレポートではなく感想ということで順番なども前後しつつ、ヴィスタリアの特に気になったことについて書いております。

また紹介している発言は正確なものではなくニュアンスです。

89期がわちゃわちゃしていて最高にときめいた

「スペシャル同窓会」というだけあってまさにスペシャルな番組です。
89期の男役5人がそろって同期ならではの距離感で楽しく、そして時に深いトークをしています。

この世にこんなに美しくてかわいい生き物がいるんですね。
にぎやかに話す5人がかわいすぎ、仲がいいのが伝わってきて最高でした。

会話のテンポがよすぎて5人ともたくさん笑っていて、同期の絆がいかに特別なのか伝わってきました。

5人がお召しのそれぞれの組カラー(専科のカチャさん(凪七瑠海)は赤)のパーカーは「ファントム」公演中のだいもん(望海風斗)が作られたそうです。

まず導入のトークで驚いたのがみりおちゃん(明日海りお)と七海ひろきのお兄様との約束事です。

劇団で会ったらかいちゃんに「愛してるよ」と抱きしめてもらう。

わたしも「愛してるよ」って言う。

劇団で会うたびに抱きしめあって愛を確かめ合ってるってかわいすぎる、仲が良すぎるにもほどがあります。

そして今日は出席していない89期の娘役さんたちにも触れておいででした。

なんでもみなさまは せーこさん(純矢ちとせ)のことを「つぼつぼ」(お局様のこと)と呼んでいるとか。

そしてせーこさんは下級生になにかを言うとき、自ら「つぼつぼ行きま~す」と言っているとか。

またあゆみさん(沙月愛奈)の「ファントム」の従者のダンスを絶賛していました。

七海ひろきのお兄様の「あゆみにしか目がいかない瞬間が何度もあった」という称賛にヴィスタリアは「うんうん」と深くうなずいてしまいました。

男役さんと変わらぬ衣裳を着て空気を切り裂くように踊っていたあゆみさん、目に焼き付いています。
(ヴィスタリアは顔の前に持ってきた両手を上下にスライドさせるところがかっこよくて好きです。)

七海ひろきに聞きたい、知りたい 退団のこと。お兄様のこと。

まずは最大のトピックであるお兄様の退団のことから話は始まりました。

「決めました。キラッ」と言いながら笑顔になるお兄様がかっこいいです。

不器用なりにやってきて、ファンの方が楽しみにしてくださっている瞬間を感じて、幸せだと思って、決めました。

いようと思えばいつままでもいれたのかもしれないけれど、はじめて(退団を)思ったときに、いままで思ったことがないってことはそのときなのかなと。

カチャみりだいもんはいろいろ気になるようでお兄様に質問するのですが、一番端に座っているるりかちゃんの様子がおかしいと、いまこうして見ると思います。

るりかちゃんの表情がとても固くて言葉少なで、やっと口を開いたかと思うとテンションがまるで違うのです。

反対側の端でしっかりと、明るくテキパキ進めつつ話しているカチャさんとも対照的ですし、晴れやかな笑顔で退団について語るお兄様との対比もまた……るりかちゃんがこのときどんなお気持ちだったのか考えると辛いです。

次の質問は「いつアザラシからお兄様になったのか?」についてです。
4人がものすごい勢いでつっこみわあわあ騒いでいて楽しいです。

星組への組替えがきかっけだった。
星組の男役さんはあまり娘役さんに優しくせず、”オラオラ、俺についてこい”系の人が多かった。

私としては自然に、ふつうに接していた(あざらしとして)。

それが何かを目撃した人に”なんてジェントルマンなんだ”と言われて(お兄様と呼ばれるようになった)。

お兄様という愛称はファンの方がそう呼んでいたのが広まったからなのかと推測していたのですが、生徒さん発祥とはさすがお兄様です。

ところでこの番組のロケ場所は大劇場内のフェリエだったそうですが、チョコケーキが用意されるとお兄様がさっそくフォークを伸ばしていたのがツボでした。
チョコレート、お好きですものね。

また公演中の袖で人と喋りたいか?という話になったときのお兄様の答えがお兄様らしいなあと思いました。

(口元を手でおおい、戸惑いながらも)
芝居中はちょっと、あんまり……

答えるときのお兄様が「いや、これはほんと無理」みたいな感じが印象に残りました。

そして「男役道」での「袖に入ってきたひろきさんが”感情が収まらない”と言っていたのを聞いた」という証言を思い出しました。

5人全員が経験している組替え。組の文化の違い

だいもんの雪組への組替えのエピソードとても印象的でした。

るりかちゃんが「雪組に行ってから解放されたところある?」と質問すると、だいもんは「あるある!」と組替え経験者ならではのお話をされました。

ずっとその組にいるといつの間にか自分のイメージができて、そういう自分だと思ってやってきたけれど、組替えして全然違う人たちのなかに入ったら”こんな面もあったんだ”と知り、解放された。

花組時代はしっかりしてたし、”男役とは!”みたいなのがあった。それが(雪組になって)自由になった。

るりかちゃんは「花組さんにも”男役とは”みたいな感じがする。(だいもんは雪組に行ってからそれが)ゆるまった感じ」と指摘されていました。

またるりかちゃんはご自身の組替えの話から、月組と星組の対照的とも言える違いの話が広がり、これがとても興味深かったです。

星組はやらないと置いて行かれる。まず第一に舞台への情熱をだし、そこから舞台の内容をつめていく。

でも月組に行ったら、みんな己のなにかをコツコツと職人のように磨くみたいな感じだった。

今まで勢いだけでやってきてしまったし、団体で(なにかを)出してばかりだったから、どうしようどうしようって焦った。

この2つのエピソードは組替えのプラスの面を垣間見たような気がしました。

◆だいもんは花組から雪組への組替えして新たな魅力を開花させた

◆るりかちゃんは星組での情熱に月組での職人的な芸の探求が加わった

みりおちゃんは花組に月組の繊細に作り上げる芝居を持ち込んだ、と花組本で小池先生が評していたのを思い出しました。

彼女たちだけに見える風景。彼女たちだけが流せる涙

お兄様がお稽古に行かれた後、4人でのトークです。

すでにトップスター、スターな4人ですがファン歴が長く宝塚が大好きなだけあって、同期の舞台を見るときはファン心がときめかせているのがかわいかったです。

「同期なのにキュンキュンする」
「同期だから見てくれると、同期でよかったって思っちゃう」
「みなさんすいません、私で(視線もらっちゃって)。でも同期なんです」

ファン心理についてもちらりと触れていて、ファンとしての濃さがよくわかりました。
宝塚歌劇を愛している方がこうして入団されて活躍されているのはうれしいです。

みりおちゃんが「キュンキュンするのと”すごいな”の繰り返し。”えらいな”とか、”すごいな”とか」と言うと、そこからトークは舞台のどこを見ているかという話が広がりました。

るりかちゃんは「まず”立っててくれてありがとう”みたいなのがある」とお話されていました。

この見ているポイントは舞台に立たれている方ならではでした。

そしてだいもんの話が皆の涙腺を崩壊させます。

”男役をはじめました”のときから知っているからこそ、舞台を見に行くと男役に対してのそれぞれの思いを知って感動してしまう。

”この人って本当に男役好きなんだ”、”こんなに舞台を愛しているんだ”、”こんなに命かけてやっているんだ”とか、それぞれの熱い思いを見れたときに泣けてしまう。

これは同期でこのポジションにいるからこそ響く言葉だったのではないでしょうか。

涙ぐんでいる顔を指で示しあう4人のなかで、るりかちゃんが一番泣いているように見えました。
るりかちゃんは「ちょっと感動的な話でウルっときちゃった」ではなく本当の涙だったのではないでしょうか。

大きな瞳を涙でいっぱいにして「そうだよね」と隣のカチャさんの肩を優しくたたきながら漏らす一言がなんかもう……泣きそうです。

同期でいまの学年まで在団し、主演したりトップスター、スターとして組をひっぱる立場でなければ分かち合えないものに触れてもらい泣きしてしまいました。

美弥るりか様ではなく「まいまい」

トイレ掃除の話がでた途端に「ヤバっ」みたいな表情で小さくなるるりかちゃん、「かいちゃんはちゃんとやってた」とカチャみりだいもんが口々に言われてますます小さくなっていてかわいかったです。

だいもんの「そのとき目、あいてた?」という一言がサイコーです。
るりかちゃんが「だいもんのぽろっという一言がおもしろい」というのわかるナイスなつっこみです。

「8割閉じてた」と答えるるりかちゃんもかわいいです。

委員になったときのことも散々いじられて「生まれ変わらなきゃと思った」というのがマイペースなるりかちゃんらしくてかわいかったです。

「みやちゃん」でも「るりかちゃん」でもない同期にいじられ愛される「まいまい」の一面を見られてうれしかったです。

七海ひろき様が去り、美弥るりか様がタイムリミットを迎える

偶然の一致なのか意図的な演出なのか、もちろん前者なのでしょうけれど複雑な気持ちになりました。

番組の途中でお稽古があるとのことでお兄様が「お先に」と一人先に退出されました。
(見送る4人が「お兄様、いってらっしゃ~い」と声をそろえて中腰になっているので楽屋入りの風景で微笑ましかったです。)

そして残った4人でしばしトークをした後、るりかちゃんがタイムリミットとなり番組は終了となりました。

この唐突な退出や終わり方が、放映当時はるりかちゃんの退団は発表されていませんでしたが、予言めいていて複雑に感じます。

研17の89期は学年的にはその時期が近づいてきているのかもしれませんが、お願いだからまだいてほしい、ここにいてほしいと願わずにいられません。

いまヴィスタリアが特に気がかりなのがカチャさんです。

雪組「壬生義士伝/Music Revolution!」への特出によりだいもん、あゆみさんとの初共演が決まっていますが、お兄様のディナーショー、るりかちゃんの「アンナ・カレーニナ」主演、そしてカチャさんの「蘭陵王」東上主演がはなむけだった…なんてそんな悲しい話は聞きたくありません。

もしそんな悲しいことになったら今年のスターの退団ラッシュに拍車がかかることになります。

3月 お兄様卒業
4月 ゆきちゃん(仙名彩世)卒業
6月 るりかちゃん卒業
10月 べにあー(紅ゆずる・綺咲愛里)卒業

すでに発表になっているこの退団だけでもショックなのにこれ以上は心臓がもちません。

番組が盛沢山だったので長文になってしまいました。
一言でいうなら89期バンザイ!!89期最高!!、これに尽きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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