こんばんは、ヴィスタリアです。
初のムラ遠征に向けて美容院とネイルサロンと小顔エステに行ってきました。
今回初めての大劇場かつヴィスタリア史上最高の席(1階1桁列の通路付近)で観劇するのではりきっております。
最近の公演は必ずどいっていいほど客席下りがあります。
この席だと間違いなく下りてきた生徒さんからも見えるはずですからね。
銀橋からだと何列目くらいまで見えるのかわかりませんが、もしも、もしもですけれど視線をいただいたりしたら……などと妄想して舞い上がっています。
客席下りは”会いに行けるアイドル”文化の逆輸入ではないか?
ヴィスタリアは第一次ヅカファン(80~90周年ころ)→48系アイドルグループのファン(ライト)→第二次ヅカファン(いま)というファン活動を送ってきました。
48系アイドルグループのファン活動時はほとんどネットとテレビのみでほとんど現場(劇場公演、握手会)には行っていません。
少し前の記事でも触れましたが、48系アイドルグループが宝塚歌劇団の仕組みを参考にしていることは間違いないでしょう。
しかしアイドルグループで独自に発展したものがあります。
それは”会いに行けるアイドル”に正に会いに行く現場――握手会あるいは写メ会(CDを購入してCDに付属のチケットでアイドルとツーショット撮影ができる会)です。
宝塚にはお茶会という”会いに行ける”場所がありますが劇団から見れば非公式のもので、参加方法や参加ルートが限られているイベントだと思います。
アイドルグループの握手会はミニライブが開催されたり運営から大事な発表があったり、グループの公式かつ大切な活動になっていました。
宝塚のお茶会とアイドルグループの握手会の違いは参加費、参加方法、距離の近さ、マンツーマンかどうか等いろいろあるな…と考えていてふと思いました。
最近の宝塚歌劇は客席下りがほぼ必ずあり、しかも増えているのではないか?とも感じるのですが、この客席下りとは”会いに行ける文化”の逆輸入ではないかということです。
そう考えたのには理由があります。
1.舞台から直接アクセスできる1階席のみならず2階席にも生徒さんが登場する
2.生徒さんがハイタッチや握手などに応じてくれる
3.劇場に来さえすれば”会える”=生徒さんが下りてきてくれる
ヴィスタリアは正直言って客席下りはうれしいですしテンションあがります。
もし目があったりしたら、ハイタッチなどに快く応じていただけたらキャー!!となってしまいます。
ただこれ以上増やす必要はないと思いますし、生徒さんとお客さんの触れ合いもハイタッチ、軽い握手までがよいのではないかと思います。
生徒さんは動いたり走ったりされていますから接触して万が一にも怪我などがあっては大変です。
また先日公開された星組「霧深きエルベのほとり」の初日映像を見ると客席下りがありますが、お芝居に本当に客席に下りることが必要なのかはヴィスタリアは疑問を感じています。
実際に観劇すれば楽しくなって盛り上がってこんなことは考えないのかもしれませんが、映像では気になりました。
宝塚歌劇はアイドルグループの公演ではないけれど、低学年化している?
ところで客席下りとは関係ないのですが、少し前にオンデマンドで「雨に唄えば」(2003年星組日生劇場)を見ました。
生でも見たので懐かしかったです。
驚いたのがキャストの2018年月組版との学年差、専科生の多さです。
専科生が3名も出演されています。
ドラ・ベイリー 藤京子 (五峰亜季)
シンプソン所長 星原美沙緒(光月るう)
デクスター 萬あきら (蓮つかさ)
()内が2018年月組版のキャストです。
何学年差までは出していませんが、五峰亜季さんは専科からの出演でしたが2003年の藤京子さんより学年差がありますし、るうさんもれんこんくん(蓮つかさ)も学年はかなり下です。
2003年星組版と2018年月組版のどちらもそれぞれのよさがあり、演技や演出の比較はここではしません。
この「雨に唄えば」がたまたまそうであっただけかもしれませんが、15年前は専科生がされていた役をこうして若い組子さんがするようになったことに驚いたのです。
こういったことが今後当たり前になっていくのか、「雨に唄えば」がたまたまだったのか気になります。
というのも、生徒さんの学年が若くなる=アイドル化ではないと思いますが、専科さんや各組の上級生がこの2003年ころより減っているように思うからです。
宝塚歌劇が今後どうなっていくのかこういったことも注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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