こんばんは、ヴィスタリアです。
各組でいま気になっている生徒さん、観劇するときに楽しみにしている生徒さんを書いてみたいと思います。
学年的には中堅~若手のなかから、ヴィスタリアの偏愛のままにお名前を挙げています。
花組の気になる生徒さん
帆純まひろ(99期)
最初の出会いは「ポーの一族」のライブビューイングでした。
当時ヴィスタリアはヅカファンではなく、年に数回チケットが手に入れば観劇する程度で生徒さんのお名前もほとんど知らなかったのですが、学生役のなかに一人、お顔の美しさでぱっと目を引く男役さんがいたのです。
長らくお名前がわからなかったのですが、実家のスカステで「ポーの一族」を見てようやくホッティーであることが判明しました。
「蘭陵王」の逍遥君もよかったですが、「CASANOVA」を観劇したときに舞台のどこにいてもピカーッと輝くようなオーラを感じ、
新人公演の初主演もホッティーのピュアでまっすぐな心が伝わってくるジャコモ・カサノヴァに心を強く動かされました。
「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」が最後の新人公演になるかと思いますが2回目の主演はなかったものの2番手のれいちゃん(柚香光)の役で、本公演でも出番が増えたりショー「シャルム!」では初めての階段おりに入るなど花組の若手として活躍の場が広がっているようでうれしいです。
希波らいと(103期)
「花より男子」のF4の西門総二郎役に研3で抜擢されたらいとくん。
抜擢されるだけの男役さんだと、安定した演技、スタイル抜群の177cmの長身の舞台姿を見て深く納得しましたし、
「CASANOVA」新人公演モーツァルトのコミカルな演技も芝居心を感じさせるものでした。
「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」の新人公演を観劇できることになったので注目してきたいと思っています。
「おとめ」を見るとキキちゃん(芹香斗亜)とお顔の系統がなんとなく似ていると感じるのですが、先日「A Fairy Tale-青い薔薇の精-」のライブビューイングを見たときはそう思いませんでした。
音くり寿(100期)
子役(「あかねさす紫の花」)や子どもっぽさのある役(「金色の砂漠」)を映像で見たときに、もう少し抑えてもいいのでは?と思うことがあったのですが、
「CASANOVA」の子猫ちゃん(byコンスタンティーノ)ことベネラを観たときに舞台全体のなかでバランスを崩すことなく適格に演じていて一段とレベルアップされたことを感じました。
美しい歌声は心が洗われるようですし、繊細さや心の傷を露わにする演技には心を揺さぶられます。
「ハンナのお花屋さん」のアナベル、「蘭陵王」の洛妃はくりちゃんにしかできない、くりちゃんが演じてくれてよかったと思う大切な役です。
特に洛妃はヒロインとしては変わった役どころだと思いますが、自立した人間の強さがある魅力的なキャラクターで、くりすちゃんが命を吹き込んでくれました。
存在感があって目が離せません。
また花組では華やかな美人のいとちゃん(糸月雪羽)、「CASANOVA」新人公演で口跡の鮮やかさが際立っていたはなこちゃん(一之瀬航季)も気になっています。
月組の気になる生徒さん
暁千星(98期)
最近月組で目が離せない、と思うのがありちゃんです。
「カンパニー/BADDY」で月組を初めて観劇したとき、生徒さんの名前はまったくわからなかったのですが身体能力の高いダンスに見惚れたのがありちゃんでした。
演技と色気でぐらぐらと揺さぶられたのが「夢現無双」の清十郎ーー京ことばの優男でした。
「クルンテープ」の女装とあわせてついつい舞台写真を買ってしまいました。
これからいろいろな経験を重ねていって男っぽい役や大人の男性の役を見てみたいです。
風間柚乃(100期)
留まるところを知らない大器、おだちん。
「エリザベート」「夢現無双」では急な代役を堂々を演じきり、
「エリザベート」のルドルフ(暁千星と役替り)、「夢現無双」新人公演の宮本武蔵役(本役 珠城りょう)でおだちんならではの芝居を見事に見せてくれました。
「チェ・ゲバラ」は専科のイシ様(轟悠)の友人役フィデル・カストロで渡り合い器の大きさを感じました。
骨太で男くさい雰囲気は最近の若手男役さんでは珍しい気がしますが、ぜひ経験を積んで「風と共に去りぬ」のレット・バトラーや「ダル・レークの恋」のラッチマンが見てみたいです。
蘭尚樹(100期)
まおまおのことは気になるといいますか、応援してます。
自分が好きだった生徒さんを好きな下級生、あるいはかわいがっていた下級生を応援したくなることってあると思うんです。
ダンスがうまくて「クルンテープ」のラテンな黄色い衣裳で踊りまくっていた中詰、ロケットのキレと余裕のあるポーズの止め方には毎回感嘆したものです。
ぜひ新人公演でたま様(珠城りょう)の役を…と願っています。
佳城葵(97期)
やすくんはなにがいいって声がいい!キャラクターがいい!そして品のよさを纏っているところが素敵だと思います。
最初に注目したのは「BADDY」の映像でした。
和服姿の頭取夫人のたおやかや仕草と雰囲気、存在感が映像でも目立っていました。
ビッグシアターバンク舞踏会に潜入したバッディ/珠城りょうとのデュエットでもいい声を聞かせてくれました。
「チェ・ゲバラ」のニューヨーク・タイムズの記者役の説明しつつも説明的になりすぎない演技がとてもよかったです。
「チェ・ゲバラ」のルイス役で長身のスタイル、演技、歌が光っていたぱるくん(礼華はる)も気になります。
「I AM FROM AUSTRIA」新人公演では2番手のれいこちゃん(月城かなと)の役という大きなお役にキャスティングされ今後の活躍が一層楽しみです。
雪組の気になる生徒さん
煌羽レオ(94期)
中堅というより上級生かもしれませんがカリ様が好きなので入れさせてください。
雪組の芝居で目が離せない、自然と注目してしまうのがカリ様で、最初は雪組初観劇となった「凱旋門」の”死の鳥”マルクスでした。
そして「壬生義士伝」の伊藤甲子太郎でもやはり、綺羅星のごとくそろった雪組の男役さんたちの新選組隊士の中で鋭い眼光でビリビリするような緊張感を纏っているカリ様を目で追わずにいられませんでした。
映像で見た「ドン・ジュアン」のアンダルシアの美女も忘れ難いです。
縣千(101期)
「壬生義士伝」の壬生狼たちのなかでたまらなくかっこいい凪様(彩凪翔)の土方歳三役を新人公演で観たとき、やはりかっこいいと思ったのがあがたくんでした。
とにかくかっこよくて新人公演中のオペラ泥棒でした。
やはり「壬生義士伝」で新人公演を見て注目したいと思ったのがかりあん(星加梨杏)の美貌と膨大な熱量がこめられた斎藤一役の演技、
そしてまおとくん(ゆめ真音)の芝居巧者っぷりと個性が存分に発揮された谷三十郎役でした。
星組の気になる生徒さん
有沙瞳(98期)
たびたび書いているのでこのブログを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、ヴィスタリアはみほちゃんが本当に好きなんです。
出会いは「Killer ROUNGE」の振付動画でした。
素化粧のみほちゃんを見て「このかわいさは尋常ではない」と確信したのです。
みほちゃんには宝塚の娘役さんにはこうあってほしいという美のかわいさと品が凝縮していると思っています。
「スカーレット・ピンパーネル」のマリーや「霧深きエルベのほとり」の令嬢シュザンヌのような清楚で可憐な役も似合えば、「ドン・ジュアン」のエルヴィラや「鎌足」の皇極帝のような女の情念が滲むような艶っぽい役も上手で存在感があります。
「鎌足」はみつるさん(華形ひかる)とのラブシーン、母子役ですがせおっち(瀬央ゆりあ)との並びは絵のような美しさでした。
みほちゃんのきれいな声は歌にも生き、ショーでも存在感が光っています。
星組はショーの当たりが多いですが、いろいろなみほちゃんが見られるという意味で「ESTRELLAS」が一押しです。
七海ひろきのお兄様とデュエットするスターライトの場面はポニーテールがかわいくて、中詰の真っ赤なドレスや娘役さんだけの場面では色香が匂い立つようでドキドキしました。
また台湾公演の「キラールージュ」ではロケットガールをされていて満開の笑顔がとってもかわいいんです。
これからも星組を支えるすてきな娘役さんスターでいてほしいと願っています。
朝水りょう(96期)
本当につい先日、「Eclair Brillant」の客席おりで細面のかっこいい男役さんがいる、とハッとしたのがKABUちゃんでした。
2回目の観劇のときはどこにいるのかを探しながら観ていました。
芝居「GOD OF STARS-食聖-」は金髪のフランス人シェフ役で端正なお顔立ちにとてもお似合いでした。
どうもヴィスタリアの中には「ほっそりとしていて面長で頬骨の美しい男役さんが好き」というのが昔からあるようで、永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)もそうですし、あっきーさん(澄輝さやと)もそうで、
似ているわけではないのに惹かれます。
天飛華音(102期)
カノンくんは新人公演初主演となった「GOD OF STARS-食聖-」のホン・シンシン役の役づくり、ていねいな演技、歌がすばらしかったです。
カノンくんの等身大の、繊細で傷ついた心をもったホン・シンシンはとてもよかったなあと、新人公演の観劇から日数が経ちあらためて思い出します。
そしてそれだけではなくカノンくんのことを強く意識したのが新人公演の日のマチネでした。
「Eclair Brillant」のエル・クンバンチェロで男役さんたち何人かが踊っているなかで一人オーラがキラッときらめている男役さんがいると惹きつけられたのがカノンくんだったのです。
星組らしい熱さも感じますし、新人公演のホン・シンシンと「霧深きエルベのほとり」の大音声の少年ヨーニーを思い出すと演技のうまさ、確かさも感じます。
瑠璃花夏(103期)
星組の好きなヅカ友さんに「かわいい娘役さんがいる。ダンスがうまくてロケットで煽ってくる」と教えてもらったのがちなちゃんでした。
小柄でロケットで端の方に踊っているちなちゃんはロケットのかわいいダルマの衣裳でありながら艶があふれており、動きの美しさに魅力を感じました。
「Eclair Brillant」のマシュケナダでも上半身の動かし方にちなちゃんにしかできない独特のうまさがあり、醸し出す雰囲気や艶っぽさに目を奪われました。
そして友の会のトークスペシャルでれんた(如月蓮)の話を一生懸命聞いているうちにポロポロと涙を流したのを見たときに「ずっと見守りたい」という親心のようなものが生まれました。
星組の娘役さんは美の宝庫ですがちなちゃんはイチオシです。
宙組の気になる生徒さん
和希そら(96期)
すでにスターのそらくんですが、宙組を観るときとにかく目が離せないんです。
演技もダンスも歌もすばらしくて、なんて上手で、見せ方が美しいのだろうと見惚れていることが度々あります。
オペラグラスで切り取ってしまうのがもったいなくて2階後方で観劇するときでもそらくんの周りの空間ごと目に焼き付けたいと思いながら見ることが多いです。
ライブビューイングでしたが「黒い瞳」のトリオ、そして「オーシャンズ11」のライナスは小池先生から厳しいダメ出しなどがあったそうですが、この公演のMVPなのではと思うくらい胸をうたれました。
ライナスのコンプレックスと自信のなさでくすぶっているところもダニー/真風涼帆たちの仲間になって”ジャンプ”しようとするチャレンジ精神と背伸びしている感じの混ぜ具合も「がんばれ!」と背中を押してあげたくなりました。
瑠風輝(98期)
歌がうまくて背が高くて、王子様のように整ったお顔立ちのもえこちゃん。
「異人たちのルネサンス」のフィナーレで銀橋を渡る何人かの男役さんのなかでキラキラとオーラが眩しく、また歌のうまさで覚えたのがもえこちゃんでした。
(このときがようやく2回目の宙組観劇でした。)
「群盗」のフランツの正に王子様の風貌と内に抱えたドロドロした感情のギャップ、そして「オーシャンズ11」のリヴィングストン役のギャップがすごくて表現の幅の広さを感じます。
リヴィングストンのちょっとぶっとんだ感じの高い声の歌、コミカルな演技がとても自然で、あまりにも自然体であることにうまさを感じます。
バウ初主演となった木村先生の「リッツホテルくらい大きなダイヤモンド」がとてもよい作品かつ好演されていたと聞いていますので映像を見るのが楽しみです。
なつ颯都(103期)
「群盗」を観劇したときに長身で目を引かれました。
宙組の新人公演をまだ観劇したのことがないのですが、「異人たちのルネサンス」ではキキちゃん(芹香斗亜)のロレンツォ・デ・メディチを演じていますし、
「オーシャンズ11」ではもえこちゃん(瑠風輝)のリヴィングストンをどんなふうに演じたのか、映像を見るのが楽しみです。
以上、いま各組で気になる生徒さんたちを偏愛のままに挙げてみましたが、
こうして書いてみるとまだまだ知らない、気づいていない素敵な生徒さんがたくさんいると思いました。
ヴィスタリアは全組観劇しますが月組・星組、次いで花組の観劇回数が多く雪組と宙組はまだまだ勉強中ですし、
スカステ難民なので過去の作品やトーク番組のことも知らないことの方が多いです。
これからもすてきな生徒さんとの出会いがあること、新たな魅力を発見できることを楽しみに宝塚歌劇を観劇していきたいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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