映像の感想

106期生と80期生の初舞台。珠城りょうから初舞台生に贈る「ありがとう」

こんばんは、ヴィスタリアです。

106期と80期の初舞台

スカイステージで放映された106期生の初舞台生特集を見ました。

がんばっている初舞台生を見て泣き、たま様(珠城りょう)光月るう組長のあたたかい言葉に泣き、
舞台稽古に初日の映像を見て泣き、いつの年も胸が熱くなる番組です。

お1人ずつの自己紹介がじっくり見られるのもうれしいです。

「宝塚おとめ」の趣味合唱を挙げている106期生が多いことに驚きましたが
歌がいいというお話は口上始動の立ともみ先生のご指導でもるう組長からもありました。

口上の後「♪WELCOME WELCOME TAKARAZUKA」と晴れやかな笑顔で歌いながら銀橋を渡る歌も元気で美しくていいですね。

ロケットでは決めのポーズでふらついてしまった106期生がいて、録画だというのに画面の前でハッとして
「がんばって!」と手に汗握ってしまいました。

106期生のロケットの振付はOGの百花沙里先生

百花先生にとって初めての初舞台生のロケットの振付だったそうで
ピガール狂騒曲」は106期生にとっても百花先生にとっても初舞台だったのですね。

黒髪をきっちりと結んだ黒いジャケットの百花先生は美しくかっこいいです。
ジャケットの中は初舞台生のロケットのお衣装のイラストが描かれたTシャツでした。

パリの駆け出しの踊り子たちの純粋な”はじめまして”の魅力を音とともに、いろんなかわいらしさ、
シャープでかっこいい部分が出たらいいなと思って振付させていただきました。

(舞台稽古を終えて)私も、皆と一緒に調整し直して初日に挑みました。

この一言に先生の初挑戦への謙虚さがうかがえるようです。

ロケットの映像が流れましたがかわいらしさとかっこよさのある振付でいいなあと思いました。

ところで今日スカイステージで花組「ブラック・ジャック/火の鳥」の放送がありました。

1994年の手塚治虫記念館オープンを記念しての2本立てで80期生の初舞台公演でもあります。

百花先生がこのひな鳥たち(火の鳥なので本当にひな鳥のお衣装なんです)の中にいるんですよね。
きりやん(霧矢大夢)ユミコさん(彩吹真央)もいます。
きりやんはダンスもキレキレで目立ちます。

振付は謝先生でバランス系の振りが凝っていたりグランジュッデで舞台を横切ったりフェッテがあったり、初舞台ではなかなかチャレンジングな振付なのではないでしょうか。

フェッテの後の着地でぐらついてしまった80期生に「がんばれ!」と手に汗握ってしまいました(←26年前の録画です)

しかもコーラスが入っているのですがこの歌も初舞台生が歌っているとか。
ヅカ友さんが教えてくださいました。

NHKのデジタルリマスター版で超高画質は鮮やかで目が幸せですし、ときどき謎なシーンもありつついいショーでありいい花組です。

見どころ(というより好きなポイント)は

・ヤンさん(安寿ミラ)が麗人でかっこいい。
 ダンスは言わずもがな愛に満ちた歌もいい。ときどきコミカル。

・ミキさん(真矢みき)のジュラシックハンターに中詰の見せ方が最高

・みはるちゃん(森奈)が歌うまでキュートかつ大人っぽい。
 デボラもびっくりの巨大ドレスも。

・リカさん(紫吹淳)、チャーリー(匠ひびき)が踊りまくり。
 特にリカさんのオルガは必見の美と妖しさと儚さ。

・みゆさん(海峡ひろき)がかっこよくて大活躍。みゆさんのタキシードは最高

・ぐんちゃん(月影瞳)がかわいい

・マヤさん(未沙のえる)のお茶の水博士が本気

・フィナーレで男役と娘役が大階段でペアダンスで勢揃いするのがかっこいい

今月中にもう1回放映があります。オススメです!

10月30日(金)19時~

番組の中でたま様がご自分が月組で初舞台を踏まれたことと重なったというお話をされていました。

自分が初舞台を踏んだときに見守ってくださった上級生が自分の隣にはいて、一緒に初舞台を踏んだ同期もいて、すごく幸せだなって思ったんですね。
(中略)
宝塚ってすばらしいところだな、やっと舞台に立ててよかったね、といろいろな気持ちが合わさったら涙が出てきてしまって。

そういう気持ちを思い起こさせてくれてありがとうと純粋に初舞台生に伝えたくて
お礼を言わせてもらいました。
(中略)

たま様が若くしてトップスターに就任されたからこそ言える言葉でもあり、
トップスターが初舞台生に真摯にお礼を伝え背筋を伸ばすのがたま様らしくて
この言葉にも胸が熱くなりました。

月組さんは東上を待つつもりでしたが初舞台公演でもある大劇場に観に行きたくなってきました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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