おはようございます。ヴィスタリアです。
今日は未来の人事的なことを書いています。
どの生徒さんについても「早くやめてほしい」というようなネガティブは意図はまったくありません。
可能性の一つ、仮定であり妄想です。
トップ娘役のスライドは何度かあったが…
先日次の花組トップ娘役についての記事を書いたところ多くの方にご覧いただいたようです。
(すでに訂正済・追記済ですが記事中に明らかな間違いがありました。
読んでくださりご指摘、ご教示いただけるおかげでこのブログを書けています。ありがとうございます。)
その後「星風まどかちゃんのスライドは?」というメッセージをいただき、
あらためて考えて以下を書きました。
……書いた時点ではスライドを可能性にあげる根拠がない、と思っていたのですが、
昨日まどかちゃんのミュージックサロンが発表になりました。
そしてゆりかちゃん(真風涼帆)の主演公演「ホテル スヴィッツラ ハウス」の相手役がまどかちゃんでないことがわかりました。
こうなると可能性の1つとして現実味を帯びてきた、というほどではないにせよ無い話ではないかも?と妄想が膨らみます。
過去にもトップ娘役がスライドして複数の組で活躍されたことがありました。
()内の数字はwikipediaを元にした公演ベースの就任年です。
76期 | 月影瞳 | 星組(97)⇢雪組(97-01) |
77期 | 花總まり | 雪組(94-97)⇢宙組(98-06) |
78期 | 檀れい | 月組(99-01)⇢専科(01-02)⇢星組(03-05) |
84期 | 白羽ゆり | 星組(05-06)⇢雪組(06-09) |
ぐんちゃん(月影瞳)はゆりちゃん(星奈優里)とのトレードで、結果としてそれぞれ組、相手役さんに合うコンビに収まりました。
おはなさま(花總まり)は宙組創設によるもので、
だんちゃん(檀れい)は歴代屈指の美貌の娘役さんでした。
(白羽ゆりさんのときは自分が宝塚から遠く離れていました)
そして花組トップ娘役はかつて同期引継ぎ(秋篠美帆さん→ひびき美都さん)がありました。
同期引継もスライドも滅多にないことだと思いますが
今回レアケース✕レアケースが現実になるでしょうか。
宙組トップ娘役星風まどかちゃんのスライドはあり得るか
まどかちゃんは宙組創設20年で誕生した初めての宙組育ちのトップ娘役さんです。
ヴィスタリアが見ているのはそのお披露目「天は赤い河のほとり/シトラスの風」からです。
最初はかわいらしいお顔もあって「若いトップ娘役さんだなあ」と思っていました。
それがキャリアを積み与えられたものに100%以上の結果を出し続け、加速度的に成長されていくのを目の当たりにしてきました。
「オーシャンズ11」テスのような大人っぽい女性の役も「黒い瞳」マーシャのような可憐な少女も演じられ、
ダンスも歌も存分に見せてくれる実力があります。
「神々の土地」オリガのころは滑舌が舌足らずに聞こえることがあったのですが、いつの間にか払拭され気にならなくなりました。
またオフステージのインタビューもトップ娘役就任のころはガチガチに緊張していたのが
いまは伝えるべきこと、伝えたいことに個性も加わって魅力的だなあと思っています。
(まかまどキキのトークはいつも楽しそうで和みますし、下級生を前にしたときのお姉さん感も好きです。)
早くから抜擢されトップ娘役となり、長くつとめられるのかなという思いが強まったのは
2021年のカレンダーで1人写りに選ばれているのを見たときです。
宝塚スターカレンダー
◎掲載メンバー(計16名)太字は初掲載
[表紙]朝月希和・舞空瞳
[1月]望海風斗
[2月]瀬戸かずや・愛月ひかる
[3月]真彩希帆
[4月]礼真琴
[5月]珠城りょう
[6月]美園さくら・華優希
[7月]真風涼帆
[8月]彩風咲奈
[9月]芹香斗亜
[10月]月城かなと
[11月]星風まどか
[12月]柚香光
宝塚ステージカレンダー
◎掲載メンバー(計28名)太字は初掲載
[掲載頁]A面/B面
[表紙]永久輝せあ/舞空瞳
[1月]珠城りょう/星風まどか
[2月]真彩希帆/美園さくら
[3月]望海風斗/愛月ひかる
[4月]柚香光/凪七瑠海
[5月]彩凪翔/瀬戸かずや
[6月]朝月希和・華優希/暁千星
[7月]轟悠/和希そら・瑠風輝
[8月]真風涼帆/朝美絢
[9月]月城かなと/礼真琴
[10月]水美舞斗/桜木みなと
[11月]彩風咲奈/鳳月杏
[12月]芹香斗亜/瀬央ゆりあ
気になるのはゆりかちゃん(真風涼帆)の掲載月が7ー8月であることです。
公演スケジュールを推測するとちょうど6作目にあたりそうなことで、
トップスターの任期を考えると退団公演になる可能性も高そうです。
(6作目でやめてほしいとかそういう話ではありません)
そしてもしもその場合、ゆりかちゃんが先に退団しまどかちゃんは残ることが推察されます。
みりおん(実咲凜音)やちゃぴちゃん(愛希れいか)が2人のトップスターの相手役をつとめたように、
そのまま宙組トップ娘役として次のトップスターとコンビを組むのが自然な流れだと思います。
では自然な流れとは違う形で別の組のトップ娘役にスライドする意義は、メリットは、どこにあるんでしょうか。
考えられることを挙げてみます。
1.宙組の次期トップスターよりれいちゃん(柚香光)または月組次期トップスターと組んだ方がコンビとして魅力的になる
2.宙組の次期トップスターにまどかちゃんよりも組んで魅力的になる次期トップ娘役がいる
3.作品の選び方が変わる
1.2はぐんちゃんとゆりちゃんのパターンですね。
3.はいまコンビを組んでいる宙組においても、もしスライドするとして花組の場合にも当てはまるかと思います。
まかまど、れいはなではやらないような作品が選ばれるということです。
先日の記事で触れたように、花組新トップコンビのお披露目となる本公演はれいちゃんにとっては3作目で
海外ミュージカルや1本物の大作が来ることも考えられます。
最近はトップスターが新人公演時代に演じたミュージカルを再演することが多いので
そのパターンなら「エリザベート」でしょうか。
もしもれいちゃんがトートを本公演で演じるとして
その相手役、シシィとしてまどかちゃんがスライドするということが考えられるでしょうか。
実現すればトートとシシィを新人公演と本公演で演じる初めてのケースになります。
前回の月組上演(2018年)から3年が経ち、そろそろ上演があってもおかしくありません。
人気演目で超チケ難ですから収益も見込めそうですし、
セットの使い回し・衣装の着回しで経費が抑えられそうなことも業績が厳しい中では明るい材料かもしれません。
そして外部でも宝塚でも繰り返し上演されている「エリザベート」はトートもシシィも限られたスターにしか許されない役で、
キャスティングには大きな意向が働いていそうです。
それがれいちゃんとまどかちゃんに再び託されるかどうか。
もしも実現したら、まどかちゃんいま宝塚大劇場で上演中の「アナスタシア」に続いてタイトルロールをつとめることになります。
まどかちゃんがスライドするとしたら1作前の本公演から出演することはないでしょう。
れいちゃんの3作目から合流するスケジュールは可能で、月組も同様です。
月組は次期トップスターがれいこちゃん(月城かなと)だとしたら
まどかちゃんをかわいがっているのでコンビを組んだら運命的です。
同時に気になるのは花組も月組も娘役2番手ともいうべきスターの
くりすちゃん(音くり寿)、うみちゃん(海乃美月)がいることです。
キャリアのあるまどかちゃんがスライドしてくるとトップ娘役と娘役2番手がスゴツヨになる気が…。
娘役2番手以下とのバランスも気になるところです。
こうして書きながら整理してみましたが、結局は相手役ありき、作品ありきで未来ことはわかりません。
ヅカファンの自分にできるのは愛し応援することだけ。
これに尽きます。
未来の妄想を長々と書いてしまいました。
読んでいただきありがとうございました。
はげみになりますので応援していただたらうれしいです。
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