こんばんは、ヴィスタリアです。
専科 轟悠の退団会見の潔さ
イシちゃん(轟悠)の退団会見が各メディアで報じられました。
日刊スポーツさん↓
デイリースポーツさん↓
スポニチさん↓
スポーツ報知さん↓
イシちゃんは黒系のお洋服をお召しのイメージが強くて白いお洋服をうまくイメージできないでいたのですが、
いつもと変わらないファッションでした。
晴れやかで穏やかな笑顔のお写真といい、イシちゃんと小川理事長の発言両方があることといい、
日刊スポーツさんの記事がよかったと感じました。
お決まりの結婚についての質問も、リンクを貼った日刊スポーツさんの記事では触れていません。
(こちらの記事にはありました)
これはイシちゃんだから書くのではなく、すべてのスターさんの退団会見の報道を見て思うことですが、
宝塚歌劇団は未婚の女性しか在団できませんし90年代には寿退団であることを明かして退団される生徒さんもいましたが、
わざわざ結婚あっての退団なのかを会見で聞く必要はないし時代にもそぐわないと思っています。
質問する時間的な余裕があるのならもっと別のことを聞くなり更問で深い質問をしてほしいです。
毎日新聞さんの記事はイシちゃんの言葉が自然体で印象的でした。一部抜粋いたします。
会見では、退団を決意した時期について
「昨年の9月末から10月にかけてはっきりと決まった」と説明。
具体的なきっかけはなく、「自分の心にあっと気がついたのが正直なところ」と晴れやかな表情を見せた。
一番の思い出を聞かれて「35年間、長すぎて……あれもこれもと湧き上がってきちゃって」と苦笑い。
「専科に残っていなければ宝塚の舞台でこれだけ多くの役と巡りあえなかった」と振り返り、
「(トップを退いた後も)残る選択をして私は正解だった。人とのつながりを太く強く頂戴できた年月だった」と笑顔をのぞかせた。
自身のサヨナラショーの予定はないという。
「私のわがままですが、静かに受験し入団しましたので、いつものように静かに退団させてほしいとお願いしました。それが一番私らしいのではと思っています」
よく生徒さんが退団時期を悟るのを「鐘が鳴る」と言いますが、
会見の言葉からするとイシちゃんは鐘が高らかに鳴り響いたのではなかったようです。
また最後をディナーショーとしたのはご自身の希望であることも記事にありました。
雪組トップとして退団するのでなければ、大階段をおりたり、サヨナラショーをすることは「ない」と、決心しておりました。
袴の正装でご挨拶を聞けないのは残念な気持ちもしますが
イシちゃんの決めたことならそれが一番ですね。
再演となった「凱旋門」が、それもご自身のいた雪組公演が最後の大劇場公演でよかったんだ…と思いました。
最後の公演「婆娑羅の玄孫」はなんとしても観て最後の男役のこの目に焼き付けようと思いました。
緑の袴姿は「歌劇」のさよなら特集号で見せてくださると信じています。
月組「花嵐記」ポスターと主な配役発表
今日はニュースの多い1日で、花組と月組のスターたちが退団する公演のお知らせがありました。
たまさく(珠城りょう・美園さくら)の退団公演「桜嵐記」のポスターと主な配役が発表になりました。
なんと美しい……!
月組は「WELCOME TO TAKARAZUKA」に続いて日本物ですが今回はしゃべ化粧ではないのでまた違う雰囲気で、
上田久美子先生のポスターは物語が立ち上ってくるようで素敵だなあと思います。
思えばたま様は「夢現無双」「長崎しぐれ坂」「桜嵐記」など日本物が多いトップスターだったのかもしれません。
煽り文句が「限りを知り 命を知れ」で、たま様のお披露目本公演「グランドホテル」の「ようこそ人生へ――」と
まるで対をなすようなのにもぐっと来ました。
そして主な配役は↓
楠木正行 | 珠城りょう |
弁内侍 | 美園さくら |
楠木正儀 | 月城かなと |
日本史にめっきり弱いのですがたま様とれいこちゃん(月城かなと)が兄弟ということですね。
その間に楠木正時という次男がいて、兄2人が四条畷の戦い(wikipedia)で戦死し、正儀が楠木家を継いでいます。
これはなにか予習をしてから観劇した方が楽しめそうなので何かしらで予習したいと思います。
花組 瀬戸かずやの最後のキャストボイス
木曜日のお楽しみ花組「アウグストゥス/Cool Beast!!」稽古場キャストボイスが更新されました。
花組出演で5組出演を果たすカチャさん(凪七瑠海)と
この公演で卒業されるあきらさん(瀬戸かずや)です。
お2人はカチャさん主演の「蘭陵王」で共演し、
今回はアントニウスとクレオパトラという世紀の大恋愛を見せてくれると期待しており、
文字情報でもお二人が並んでいることがうれしいです。
(凪七瑠海)
私にとりまして、初めての花組大劇場公演。明るく、元気で、華やかな花組の皆さんと、毎日楽しくお稽古をしています。今週は、お芝居の振り付け週間でした。どの場面もダイナミックで、曲も素晴らしく、壮大なスケールのミュージカル作品になりそうです!
どうぞ楽しみに待っていらしてください!私も出来上がりが楽しみです!
(瀬戸かずや)
今週は怒涛の振り付け、殺陣ウィークでした…ローマの今が民衆の歌によってどんどんと進んでいきます!
お芝居の世界観、形もより濃くなってきました!オクタヴィウスと対峙するアクティウム海戦の場面など、アントニウスとして見るローマ、エジプトそれぞれへの思いをさらに深め、殺陣も含めしっかりと稽古を進めてまいります!
クレオパトラへの愛と己の欲望、憎しみ渦巻く彼の人生を思い切り生きぬきます!!
先日スカイステージで放映させたれいちゃん(柚香光)とさおた組長(高翔みず希)の稽古場トークで
オクタヴィウスの18歳からが描かれるとお話されていましたが、アクティウムの海戦もきちんと描かれるんですね。
この稽古場トークではショー「Cool Beast!!」であきらさんがめちゃくちゃかっこいいとさおた組長が「(自分の方が)上級生ですが…」と興奮気味にお話されていました。
またれいちゃんが久しぶりにレオタードのお稽古着であきらさんとデュエットダンスをするシーンがあることも明かされていました。
(このトークでれいちゃんの抑えきれない感情が身振り手振りに自由に出ているのがすごくかわいかったです。)
あきらさんのキャストボイスの文末の!に漲る思いや強いエネルギーを感じつつ、
オクタヴィウス/柚香光との対峙、クレオパトラ/凪七瑠海との愛と欲望を濃く生き抜いて見せてくれることを楽しみにしています。
読んでいただきありがとうございました。
押して応援していただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓