こんばんは、ヴィスタリアです。
轟悠主演「婆沙羅の玄孫」配役発表
イシ様（轟悠）の最後の公演「婆沙羅の玄孫」の配役が発表になりました。
うれしいことに出演者全員に役がついています。
大御所植田信爾先生の新作、日本物、イシ様の主演で
お役もちゃんとあって、得るものが多い公演になるのではないでしょうか。
楽しみです。
役名だけではどんな役なのかわかりませんがお稽古も始まって、続報を楽しみに待つことにします。
ところでイシ様の役名が忠臣蔵をモチーフにしているのかしら？と思ったのですが違うのかな…。
と考えていたら、お友だちが
「カリンチョさん（杜けあき）の退団公演の雪組「忠臣蔵」でイシ様の演じた堀部安兵衛の堀部氏は滋賀県に栄えた近江源氏」
だと教えてくれました。
細石蔵之介は「近江蒲生郡安土を治める佐々木家当主の次男」とありますからオマージュになっているのかもしれません。
「婆沙羅の玄孫」というインパクトのあるタイトルですが婆沙羅大名という言葉があることをこの公演解説で知り、
また佐々木道誉が実在の人物であることも恥ずかしながら初めてりました。
（ウェブで検索したらこんな記事がありました「佐々木道誉の魅力～自由闊達な「ばさら者」の逸話」）。
現在宝塚大劇場で上演中の月組「桜嵐記」が南北朝時代の話ですが、
予備知識なしで観劇しても充分楽しめましたが、この時代の日本史がからっきしなので少しでも予習した方が楽しめるかなと思ったら
今春そのものずばりな新書が出ていました↓
「婆娑羅」という言葉をご存じでしょうか。
室町時代初期に上級武士の間で猖獗を極めた乱暴な行動様式のことで、戦国末期に流行った「傾奇」の先輩と考えるとわかりやすいでしょう。
この婆娑羅の代表が、本書の主人公、佐々木（京極）道誉です。
『太平記』の中で、楠木正成と並んでもっとも魅力的に描かれるこの男の生涯を通じて、日本人の美意識、出処進退の源流に迫ろうというのが本書の目的です。
（中略）
また、婆娑羅は「乱暴狼藉」と同意語のように思われていますが、さにあらず。
意のままに振舞っても、そこに確固たる美意識があれば、それは狼藉ではなく、「道」に通じる。……
婆沙羅は歌舞伎に繋がる源流のようなもののようです。
先日チケットも無事確保できたことですし観劇までに予習したいものです。
自分は原作ありの作品は演出家の先生がどのように舞台化するのかが気になって原作を予習してから観劇することが多いのですが
雪組全国ツアー「ヴェネチアの紋章」は初演映像を見たことがあったので塩野七生氏「小説 イタリア・ルネサンス1―ヴェネツィア―」（新潮社）未読のまま観劇しました。
観劇してからさきちゃん（彩風咲奈）、あやなちゃん（綾凰華）はじめ雪組生がすばらしくて
アルヴィーゼ・グリッティの運命をもっと味わいたくて原作を読み始めました。
時代背景や共和制など政治的なものなどがよくわかり、これは読んでから観た方が一層深く楽しめたかなあと思っているところです。
（時代は遠く隔たっていますが同じイタリアということで古代ローマの政治の話も出てきて花組「アウグストゥス」の世界も広がりました。）
雪組トップスター彩風咲奈、愛知県へ凱旋
そして今日はその雪組全国ツアー「ヴェネチアの紋章／ル・ポァゾン」愛媛公演の幕が上がりました。
新トップスターさきちゃんの凱旋で、
現地（あるいは聖地）入りされているファンのみなさまのレポートを楽しく拝見しています。
自分自身も愛媛にルーツがあるので（大洲市からは離れています）できることなら行きたかった…。
さきちゃんの出身中学校など地元の中学生も学校行事で観劇したことが
学校のブログに書かれていました（ここではリンクをはりません）。
今日の公演を観て宝塚歌劇に運命的に出会ってタカラジェンヌを目指す未来のタカラジェンヌがいるでしょうか。
全国ツアーや地方の劇場での公演で宝塚歌劇に触れてタカラジェンヌになった生徒さんは大勢いらっしゃいますからね。
さきちゃんの地元凱旋がそんな夢のきっかけになったらすばらしいことです。
まさにあなたが、誰かの夢になる――さきちゃんの音楽学校のポスターのコピーですね。
彩凪翔の凱旋と主演舞台タカラヅカ・ライブ・ネクスト「アプローズ」夢十夜
また今日は4月11日にご卒業された凪様（彩凪翔）が地元大阪梅田でバースデーコンサートを開催されています。
凪様もまた地元凱旋でおめでたい上に
秋の主演舞台が発表になりました！
今、新たなる飛翔のとき―。
タカラヅカ・ライブ・ネクスト 第一弾主催公演。宝塚歌劇団をこの春に卒業した彩凪 翔が、新たな舞台へ羽ばたきます。
スペシャルゲストに日本青年館ホールには彩輝なおさん、宝塚バウホールには水 夏希さんをお迎え！
多才な宝塚歌劇OGと織りなすライブパフォーマンスをどうぞご期待ください。
バウホールという意味でこちらも凱旋です。
凪様、おめでとうございます！
タカラヅカ・ライブ・ネクスト初の主催公演の上に
ゲストに縁の深い彩輝なおさん、水夏希さんとはなんとめでたくうれしいことでしょう。
ゲストにひーこさん（笙乃茅桜）さんのお名前があるのもうれしいです。
風馬翔さんはキャストでもあり振付にもお名前があります。
凪様、ひーこさんはじめダンスのすてきな方々がご出演なので
また踊るところを見られると思うとわくわくします。
退団されるとお芝居、歌を拝見する機会に比べてダンスはぐっと減ってしまうと感じているので…。
チケット申込もうと思います！
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