宙組

ボケとツッコミと星風まどかちゃん【宙組FLYING SAPA】ラジオ特番

おはようございます。ヴィスタリアです。

新型肺炎についてWHOがパンデミックであることを発表し、日本では緊急事態宣言が可能となる特措法が可決され、
春の高校野球もフィギアスケートの世界選手権の中止も発表になりました。

未曾有の事態でこれからどうなるのか、宝塚歌劇が楽しく観劇できる日はいつ来るのか不透明な状況ですが、
今日は息抜きに和んで笑った宙組のことを書きます。

真風涼帆・芹香斗亜・星風まどか 自由で楽しいトーク

先日TBSラジオで放送された宙組「FLYING SAPA」の特別番組をradikoのタイムフリーで視聴しました。

司会は昨年の花組「花より男子」に続いてTBSアナウンサーの皆川玲奈さん。

皆川アナウンサーは「オーシャンズ11」を観劇されたそうで
「真風さんのダニーと芹香さんのラスティーのコンビが本当に最強だった」
「スーツがお似合いでかっこよくて色気があって、明るくて高揚感もある作品だったと興奮気味で、
「うんうん、わかる」「そうでしょうとも!」と深くうなずきながら聞きました。

制作発表の直後に行われたインタビューは舞台衣裳から白と黒のモノトーンの私服にお着替えされていたそうです。

ゆりかちゃんキキちゃんはジャケットにパンツスタイル、まどかちゃんは透け感のあるワンピース姿だったそうです。

ーー宙組を率いていらっしゃる真風さんから見て、星風さん芹香さんはどんな方か教えていただけますか。

まどかちゃんはわりとマイペースといいますか、下級生のときから舞台度胸があって、
私が星組から組替えしてきたときに初めて新人公演主演をやっていて、
すごい舞台度胸のある娘役さんが出てきたなという印象だったんですけれど、月日が経ち組ませてもらうようになってからもその度胸には助けてもらう部分が多くて。

(組んでから)時間もたって、普段のふざけた部分やおもしろい部分、逆にしっかりした部分だったりも見えるようになってきて、とにかくおもしろいですね。飽きないというか。

ーー舞台で度胸があるというのは物怖じしない感じなんですか?

いや、落ち着いた方の度胸じゃなくて(笑)…なんでしょう、でもそれにすごく助けられます。
自分には無いものかなと思いますし。

ーー普段とはギャップがあるということですかね。

そうですね、ファンの方たちから見えるかわいらしい雰囲気と普段は違う可能性が高いです。

ゆりかちゃんは笑いながらお話されていましたし、それを受けてのまどかちゃんも笑っていて、楽しい雰囲気が伝わってきました。

ーー星風さん、いまのお話を聞いていかがですか?

そうですね、すべてお見通しなので、私はまあそんなものです。

言葉少なでもまかまどの含むような笑い方からまどかちゃんの度胸がどんなものなのかなんとなく想像がつきそうです。

かわいいかわいいまどかちゃんですが、けっこう思い切った行動をされるのではないかと思いました。

「天は紅い河のほとり」のユーリの快活さ、行動力はまどかちゃんのそういうパーソナリティとリンクしているのかもしれません。

また「神々の土地」のオリガ役で、幼さ、あどけなさがありつつ思い切った強さを見せるのはこういうところが重なるのかもしれないと思いました。

ーーでは真風さんから見て芹香さんはいかがですか?

おもしろいヤツですよ。もうね、最高、最強です。

私たちは元々下級生のときに星組で一緒で、まず星組時代と変わらぬトーク力、まずね。 頭の回転が速くないとできない。

これにはキキちゃんが「いまから喋るのにハードルあがっちゃう」と笑いながらぼやいていました。

が、ぼやく必要がいったいどこにあるのかというくらい、ナチュラルで楽しいトークが展開されました。

ーーやはり関西人ということもあってでしょうか?

(芹香)いやでも、 私がボケたら突っ込んでくださるし、ボケが欲しいときはちゃんとボケてくださるので、それがもう本当に。

(星風)お2人の盗み聞きしちゃう会話がおもしろすぎてムヒムヒしちゃいます。

これにはゆりかちゃん「ムッツリ系なんですよ」というパワーワードを放っていました。

このまかまどキキのトリデンテのバランスがよくて、
上級生のまかキキまどかちゃんも自然にからみつつ個性を発揮し、3人で笑いと和やかな雰囲気を生み出しているのが最高でした。

ーーでは一方で芹香さんから見て真風さんはどんな方でしょう?

いまは声だけなんですよね。風貌が見られないのが本当に残念だと思うんですけれど、宝塚の男役になるべくして生まれてきた方だなと思います。

出会いは入団前の音楽学校のときなんですけれど、そのときから男役が出来上がっていたので。

一方で普段は誰よりも女子力が高い、きめ細かい人間なのですごいですよ、これは。
男と女の魅力を上手に持ち合わせた真風涼帆さんですよ。

キキちゃんがトーク力を遺憾なく発揮しゆりかちゃんの男役と人物の魅力をしっかりアピールしていました。

ーー音楽学校のときの印象と比べて意外な一面などありますか?

そうですね、こんなにお喋りな方だとは思っていなかったので、意外とお喋りです。

トップさんで舞台上も人一倍出ているのに楽屋に帰ってきてもまだ喋るかというくらい。

ゆりかちゃんの「わたしたちよく喋るね」という合いの手にまどかちゃんも反応していました。

(星風)私は一番遠い楽屋にいた時期ことがあって、お2人の笑い声が聞こえて「あ、なにか楽しいことがあったんだな」 と、
盛り上がられた瞬間を感じつつお化粧をしていました。

キキちゃんもゆりかちゃんも「楽しいことが起きちゃう」と笑いながらお話されていて、まどかちゃんがとても自然な形でご自身の立ち位置から加わっていました。

ーー舞台上でもそういったことはありますか?

そうですね、多々。でも笑わないようには気をつけていますけれど、 それを楽屋で「あれ、ああだったよね」と話すともう止まらない。

宙組は舞台もオフステージも充実しているのが伝わってくるエピソードです。

ボケとツッコミと星風まどかちゃん

ーー自分にご褒美のようなものを作ったりされますか?

(真風)全国ツアーを回るので、お休みの日には各地のお湯を楽しんだりするのも好きです。

(芹香)長くお休みがあったら旅行に行って違う空気を感じたりもしたいですし、家に帰って飼い犬と遊んだりしているときは公演以外のことを考えられるので。

ーー(気分転換などで)芹香さんは車の運転などされますか?

そうですね、色んな曲をかけて熱唱しながら。たまに自分の公演の曲をかけて練習しながら。

なにも考えずに歌うと音楽の持っている力だけが入ってきて「ここでこういう感じになるのか」と、思ってもいない発見があって真面目に譜面と向き合うよりもいい発見があったりもします。

ーー温泉、車の運転とありましたが星風さんはいかがですか?

時間があったらよくお散歩をします。

これについてキキちゃんが「いま読んでいる本に“一人で散歩をすることは最高の贅沢だ”というのが書いてああるんですけれど、そこに到達している人が近くにいた」とお話されると、
まどかちゃんは「私はそれとは違うところに到達しているんですけれど…」と笑っていました。

皆川アナウンサーが「ボケとツッコミと星風さんというバランスが出来上がっていますね」とコメントされていましたが、
本当に自然な仲の良さ、風通しのよさが伝わってくる3人のトークに和み、楽しい気持ちになりました。

番組はradikoのタイムフリーでまだ視聴することができますし「FLYING SAPA」についてのトークもありました。

張り詰めた気持ちを和ませほっとするのにオススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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