こんばんは、ヴィスタリアです。
花組「冬霞の巴里」配役発表!
ひとこちゃん(永久輝せあ)の東上初主演作品「冬霞の巴里」のその他の配役が発表になりました。
指田珠子先生の初東上作品でもあります。
力の入った公演解説に発表になった配役をあてはめてみます↓
時は19世紀末パリ、ベル・エポックと呼ばれる都市文化の華やかさとは裏腹に、汚職と貧困が蔓延り、一部の民衆の間には無政府主義の思想が浸透していた。
そんなパリの街へ、青年オクターヴ/永久輝せあが姉のアンブル/星空美咲と共に帰って来る。
二人の目的は、幼い頃、資産家の父(オーギュスト/和海しょう)を殺害した母( クロエ/紫門ゆりや)と叔父(ギョーム/飛龍つかさ達への復讐であった。
父の死後、母は叔父と再婚。姉弟は田舎の寄宿学校を卒業した後、オクターヴは新聞記者に、アンブルは歌手となって暮らしていたが、祖父の葬儀を機にパリへ戻った。
怪しげな下宿に移り住む二人に、素性の分からない男ヴァランタン/聖乃あすかが近づいて来る。
やがて姉弟の企みは、異父弟ミッシェル/ 希波らいと、その許嫁エルミーヌ・グランジュ/ 愛蘭みこをも巻き込んでゆく…。
古代ギリシアの作家アイスキュロスの悲劇作品三部作「オレステイア」をモチーフに、亡霊たち、忘れ去られた記憶、過去と現在、姉と弟の想いが交錯する。
復讐の女神達(エリーニュス)が見下ろすガラス屋根の下、復讐劇の幕が上がる…!
復讐の女神達(エリーニュス)には
エリーニュス ティーシポネー/咲乃深音、
エリーニュス アレークトー/芹尚英、
エリーニュス メガイラ/三空凜花の3人が配されています。
驚いたのは専科のゆりちゃん(紫門ゆりや)が女役、母親役ということです。
驚きつつきっとものすごく美しい母親になるだろうなあと思いました。
息子がオクターヴ/永久輝せあとミッシェル/ 希波らいとですからものすごい美貌の母子です。
モチーフになっている「オレステイア」は遥か遠い昔に読んだきりなのですが、あらすじの予習をしていて、そして公演解説を読んでいて「ハムレット」を連想しました。
父親の殺害に叔父と母親が関わっていて彼らが再婚している筋が重なります。
自分は永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)が退団後にハムレットを演じた作品を愛していることもあって、
もしも宝塚歌劇で「ハムレット」を上演するとしたらどなたのハムレットが見たいかということをよく考えるんです。
この舞台でヤンさん演じるハムレットが愛しているはずのオフィーリアに向かって「尼寺へ行ってしまえー!」とこれ以上なく冷たく罵倒するのですが、
いまの宝塚歌劇で果たしてどなたにそう叫んでほしいか(そして傷ついてほしいか)といったら圧倒的にひとこちゃんだという結論に達しました(←自分のなかで)。
「アウグストゥス」「元禄バロックロック」と強い使命感、復讐に胸に宿してきた役を好演してきたひとこちゃんが「冬霞の巴里」でどんな復讐を見せてくれるのか大いに期待しています。
そして役が少ないですけれどいつか「ハムレット」も見てみたいです。
星組御園座「王家に捧ぐ歌」公演再開!
うれしいお知らせがありました。
星組 御園座公演『王家に捧ぐ歌』におきまして、公演関係者から新型コロナウイルス陽性が確認されたことを受け、2月8日(火)の初日から2月17日(木)11時公演(貸切)までの公演を中止しておりますが、
このほど、公演の準備が整いましたことから2月17日(木)16時公演より公演を実施いたします。
ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、公演中止により大変ご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
公演の実施にあたりましては、感染予防対策を徹底し、お客様により良い舞台をお届けできるよう、また 安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいります。
お客様には、引き続き、感染予防の取り組みに何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
よかった…!
星組「王家に捧ぐ歌」が公演再開できるとのこと!
本当によかったです。
自分のチケットはすべて公演中止期間だけだったので観劇はできなさそうですが、お稽古をされてきた生徒さん、準備をされてきたスタッフさんのことを思うと公演ができること、初日を迎えられることが本当にうれしいです。
ライブ配信が実施できて多くの方が楽しみ、映像に残ることもうれしいです。
このままKAATの星組「ザ・ジェントル・ライアー」も全日程公演できますように。
どうかこれ以上中止になることなく初日から千秋楽まで公演ができることを祈っています。
読んでいただきありがとうございました。
押して応援していただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓