花組

花組柚香光・星風まどか「TOP HAT」再演と永久輝せあ東上初主演発表!

こんばんは、ヴィスタリアです。

花組柚香光・星風まどか「TOP HAT」再演!

花組の来春の別箱公演が発表になりました。

まずはれいちゃん(柚香光)星風まどかちゃんの「TOP HAT

花組公演
■主演・・・柚香 光、星風 まどか

◆梅田芸術劇場メインホール:2022年3月21日(月・祝)~4月6日(水)

ミュージカル『TOP HAT
Music & Lyrics by Irving Berlin
Based on RKO’s Motion Picture
Book by Matthew White & Howard Jacques
Based on the Screenplay by Dwight Taylor & Allan Scott
Presented by Arrangement with RKO Pictures LLC, Warner Bros. Theatre Ventures Inc. and the Irving Berlin Music Company
Originally Produced on the West End Stage by Kenneth H. Wax
脚本・演出/齋藤 吉正

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースによるハリウッド黄金期のミュージカル映画を舞台化した「TOP HAT」は、2011年のイギリス国内ツアーでの初演以降、ロンドン・ウエストエンドでも600回以上上演され、ローレンス・オリヴィエ賞を3部門受賞するなど、世界中の観客を魅了してきたミュージカル作品です。

2015年の宙組による日本初演も好評を得た本作を、柚香光を中心とした花組にて再演致します。心躍るダンスと音楽で綴る、小粋でロマンティックなラブストーリーをお楽しみください。 

ブロードウェイで活躍するスターダンサーのジェリーは、公演の為訪れたロンドンのホテルでモデルのデイルと出会い一目惚れしてしまう。

デイルの心を射止めようと必死になるジェリーに、彼女も好意を抱き始める。
しかし、ふとした行き違いからデイルはジェリーのことを友人の夫であると勘違い。

誤解が誤解を生み、二人の恋は周囲を巻きこんだ大騒動へと発展していき…。

宙組「TOP HAT」上演時は宝塚歌劇から離れていて未見なのでこの花組版が初見になります(←チケット取るという言霊です)。

未見ではあるものの、ターニングポイントになったとお話されていたり思い出の作品として挙げている生徒さんが多いので気になっている作品でもあります。

れいちゃんはミュージカル「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」もすばらしかったので再び見られるのがうれしいですし、
まどかちゃんも歌・ダンスともにたしかな実力があって「オーシャンズ11」「アナスタシア」とはまた違う雰囲気の作品なので大いに楽しみです。

さらにまどかちゃんは2015年宙組公演に最下級生として出演されています。

当時の配役を見るとこの辺りが重要な役どころでしょうか。

ショーガール(一幕)
マッジ・ハードウィック(ホレスの妻で、デイルの友人)(二幕)
純矢ちとせ
ホレス・ハードウィック(ジェリーをロンドンの公演に招待したプロデューサー)七海ひろき
アルベルト・べディーニ(デイル専属のイタリア人ファッションデザイナー)愛月ひかる

このときはかいちゃん(七海ひろき)が2番手の役どころだったようなので、もう一つの別箱公演を考えるとマイティー(水美舞斗)が演じることになるのかなあ?と思うのですが果たしてどうなるでしょうか。

演目が発表になったばかりだというのに早くも振分と配役が知りたくてうずうずしています。

永久輝せあ初東上主演作は指田珠子「冬霞の巴里」

そしてそのもう一つの別箱公演はひとこちゃん(永久輝せあ)の初東上主演「冬霞の巴里」が発表になりました。

花組公演
■主演・・・永久輝 せあ

◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2022年3月25日(金)~4月2日(土)
◆東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場):2022年4月8日(金)~4月14日(木)

Fantasmagorie
冬霞(ふゆがすみ)の巴里
作・演出/指田 珠子

時は19世紀末パリ、ベル・エポックと呼ばれる都市文化の華やかさとは裏腹に、汚職と貧困が蔓延り、一部の民衆の間には無政府主義の思想が浸透していた。

そんなパリの街へ、青年オクターヴが姉のアンブルと共に帰って来る。
二人の目的は、幼い頃、資産家の父を殺害した母と叔父達への復讐であった。

父の死後、母は叔父と再婚。姉弟は田舎の寄宿学校を卒業した後、オクターヴは新聞記者に、アンブルは歌手となって暮らしていたが、祖父の葬儀を機にパリへ戻った。

怪しげな下宿に移り住む二人に、素性の分からない男ヴァランタンが近づいて来る。
やがて姉弟の企みは、異父弟ミッシェル、その許嫁エルミーヌをも巻き込んでゆく…。

古代ギリシアの作家アイスキュロスの悲劇作品三部作「オレステイア」をモチーフに、亡霊たち、忘れ去られた記憶、過去と現在、姉と弟の想いが交錯する。

復讐の女神達(エリューニス)が見下ろすガラス屋根の下、復讐劇の幕が上がる…!

ひとこちゃん、東上初主演おめでとうございます!

そして指田珠子先生も東上デビューですね。
おめでとうございます。

星組「龍の宮物語」ですばらしいデビューをされた指田先生だけあって
タイトルの「冬霞」という美しい言葉の選び方からしてたまりません。

そしてひとこちゃんが内に復讐心を持つ役を演じるであろうことを想像すると、怜悧な美貌に似合いそうでこれまたたまりません。

「龍の宮物語」は映像でしか見ることはできませんでしたが、後半から涙が止まりませんでしたし、
雨の概念が変わってしまうくらい心が揺さぶられました。

宝塚歌劇の好きな作品ベスト5には間違いなく入ります。

「冬霞の巴里」もあらすじを読んでも最近にはなかったドロドロとした復讐もので、登場人物も多そうで絡み合った人間関係が展開しそうでわくわします。

劇場が見にくいBrillia HALLなのが気がかりではありますが何としても観劇したい!する!と滾っています。

新作が発表になる度に、先行画像が、ポスターが発表になるたびにわくわくさせてくれる宝塚歌劇が好きだなあとあらためて思っています。

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