花組

花組「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」初日によせて

花組「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」が宝塚大劇場で初日を迎えました。
初日おめでとうございます。
 
ヴィスタリアは東宝組なので観られるのはしばらく先です。
おまけにスカステ難民かつ「歌劇」「GRAPH」も買ってないので、劇団HPの公演情報から得た情報で気になったことを書いてみます。
※初日の映像や各SNSなどはまだチェックできていません。
 
《MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−》
ポスターを見たときに「これが天草四郎?」と思ったのですが、”衣装や美術に現代的なエッセンスを加味した、新たな日本物オリジナル・ミュージカル”で”現代風のビジュアルしました”ということなので、白塗りではないのでしょう。
 
みりおちゃん(明日海りお)は何歳くらいの設定の役なんでしょう。
「ポーの一族」は永遠の美少年だったけれど、今回も演出の原田先生が”カリスマ性のある美少年というイメージ”と解説しているので少年の設定なんでしょうか。
 
かれーくん(柚香光)は裏切る役? 
”彼は仲間を裏切ったのか、裏切らざるを得なかったのか。それとも生き残らざるを得なかったのか”ということなので裏切る前と後の心情などの演技に期待したいです。
仲間を裏切り一人生き残り、四郎や時雨は一揆でなくなってしまうという話の筋でしょうか。
 
その他の配役で気になったのがちなつちゃん(鳳月杏)の悪役です。
”島原藩で悪政を敷き、乱の原因ともなる藩主松倉勝家”で、キャストボイスでによると”今までに私が演じたことのないタイプの「悪役」”とのこと。
ちなつちゃんの演技は見ごたえがありそうなので期待しています。
 
人物相関図によると、ハナちゃん(華優希)、おとくりちゃん(音くり寿)は男の子役なんですね。
 
 
《BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−》
先日NHK-BSで野口先生の「SUPER VOYAGER!」を見て、野口先生の歌詞というか詩(ポエム)の世界に気が遠くなりかけたヴィスタリアですが、公演情報の時点ですでに不安を感じております。
言葉の感性は人それぞれ、野口先生の歌詞や文章がお好きな方には申し訳ないですが…。
 
”百花繚乱、色とりどりの花が咲き薫る永遠の花園、タカラヅカ。
そのなかでもひときわ美しく大輪の花を咲かせる明日海りお率いる、比類なき美の宝庫・花組の魅力の全てを盛り込み、「花美男子(HANAOTOKO/ハナオトコ)」の誘惑に心ときめき、「花美乙女(HANAOTOME/ハナオトメ)」の優美な姿に酔いしれる、絢爛豪華で大人の雰囲気のショー作品”
 
劇団のサイトから引用いたしましたが、恥ずかしくてヴィスタリアの手では はなおとこ・はなおとめがキーボードで打てません(なので平仮名のままにしています)。
 
”前作『SUPER VOYAGER!』(2017年雪組)のプロローグで各スターの芸名を歌詞に盛り込んだのですが、今回も、花をモチーフにしながら前回の発展系とも言えるスタイルを試みましたので、ぜひ楽しみにしていてください。”
”明日海の代表曲になれば、という想いを込めて、新曲「ETERNAL GARDEN TAKARAZUKA(エターナル・ガーデン・タカラヅカ)」を書き下ろしました。
いつも歌詞を考えるときは、歌い手の個性を最も大切にしているのですが、この曲は明日海のエッセイなども研究し、彼女にまつわるエピソードを歌にしています”
 
芸名を歌詞に盛り込むとか花をモチーフにするとか技巧に凝るより、ふつうに夢を見られる歌詞を書いていただきたいです。
そして歌い手の個性を大切にすることは、その人のエピソードを歌詞にすることなんでしょうか。
「SUPER VOYAGER!」のだいもん(望海風斗)の日記のシーンが設定が恥ずかしくて直視できなかったのですが(だいもんの歌や舞台を批判しているのではありません)、今回は客席でそわそわしながら観ることになりそうです。
 
 
歌詞はさておき、期待の高まるシーンもあります。
”今年生誕120周年を迎えるジョージ・ガーシュインの名曲を、現代的にアレンジした「ガーシュイン・メドレー」は、花組男役が持つ美学の頂点であるスーツやタキシード、黒燕尾のスタイルで展開する、究極に格好良いシーンです。もちろん、男役だけではなく娘役にも活躍してもらいます。”
 
いいですね、花男のスーツにタキシード、黒燕尾服。
シルクハットにケーンもあるようで楽しみです。
そしてヴィスタリアがもっとも楽しみにしているのが永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)ことANJU先生振付の場面です。
 
”今作では明日海の大人の男役としての魅力を、存分にお見せできればと思っています。また明日海は、とても芝居心のあるスターですので、それを生かすべく、ストーリー仕立ての場面を二つ用意しています。一つはANJU先生(元花組トップスター・安寿ミラさん)に振り付けていただく、伝説のマタドールの愛と死を描く場面です。”
 
ゆきちゃん(仙名彩世)もキャストボイスで触れています。
”ショーでは、ANJU先生のマノレテの場面の振付があり、彼の人生が1つの場面に凝縮され、とても濃厚で素敵に仕上がっています☆彡
初日まであと少し!!
どうぞお楽しみに♡”
 
ゆきちゃんの絵文字がかわいくて、絵文字を使ったりするのねと微笑ましく読みました。
ヤンさん自身も「今回は渾身の振付ができた」というような意味合いのことをファン向けのメッセージで書いておいででした。
(昨年「Sante!」の振付をされたときも今回も、ヤンさんは「よかったら花組を観に行ってくださいね」というようなことを仰せです。
ヤンさんは退団後、各組やOGイベントで振付をされていますが、なかでも花組への愛を感じられてうれしくなります。)
 
今月はその「Sante!」がスカステで放映されるので、スカステ環境のある実家に録画を頼んであります。
東宝で花組を観る前にそちらを見たいと思っているヴィスタリアでした。
 
 

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