おはようございます。ヴィスタリアです。
星組極美慎主演「ベアタ・ベアトリクス」退団者と配役発表
昨日が極美慎くんのバウ初主演作品星組「ベアタ・ベアトリクス」の集合日だったのですね。
退団者と配役が発表になりました。
星組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
星組 麻丘 乃愛
2022年9月19日（星組 宝塚バウホール公演千秋楽）付で退団
104期生の、かわいいかわいいしっぽちゃん（麻丘乃愛）がバウで退団だなんて…（涙）
寂しいです。
かわいくて、大好きなみほちゃん（有沙瞳）からよくお名前が出てきて、これからだと思っていたのに…。
寂しいですがしっぽちゃんらしく最後まで舞台で輝かれますように。
集合日ということで配役が発表になりましたので公演解説に当てはめてみます↓
19世紀半ば、イギリス。
ロイヤル・アカデミーの画学生 ダンテ・ガブリエル・ロセッティ／極美慎はアカデミーで神童と呼ばれる ジョン・エヴァレット・ミレイ／天飛華音、同級生の ウィリアム・ホルマン・ハント／碧海さりおと共に、
それまでの古い美術観を打ち破るべくプレ・ラファエライト・ブラザーフッド（前ラファエル兄弟団）を名乗り創作活動を始める。
詩人のダンテを崇拝し、その著書「新生」に登場する理想の女性“ベアトリーチェ”を求めるロセッティは、帽子屋で働く娘 リジー・シダル／小桜ほのかと恋に落ち彼女の姿を描き始める。
彼らの活動はアカデミーの反発を受けながらも軌道に乗り始めるが、エヴァレットがリジーをモデルに描いた傑作「オフィーリア」によって歯車が狂い出す。
リジーこそが自分にとっての“ベアトリーチェ”だと信じていたロセッティだったが、圧倒的な画力で彼女の姿を描き切ったエヴァレットに嫉妬し、リジーとの関係にも溝が生まれてしまう。
ある時、芝居小屋の女優ジェイン・バーデン／水乃ゆりに魅了されたロセッティは、彼女にモデルを依頼。
その絵が高く評価されたことで、ロセッティは次第にジェインに夢中になってゆく。
画家であり詩人でもあるロセッティの人間味溢れる波乱の人生に迫り、彼の代表作「ベアタ・ベアトリクス」が生み出されるまでの愛憎渦巻く人間模様を描きあげた挑戦的なミュージカル作品。
なお本作は、演出家・熊倉飛鳥の宝塚バウホールデビュー作となります。
ヒロインのリジーは99期の小桜ほのかちゃん、線より上でなお一層うれしいです。
おめでとうございます！
極美くんが100期ですから１期上になります。
学年なんて関係ないと思いますけれど、実際に主演の男役さんの方が上級生なことが多いので珍しいケースになるのかなと思います。
個人的にはこうして学年を重ねた娘役さんがヒロインとして活躍するのはうれしいですしもっと機会があっていいと思っています。
ロセッティ、リジーだけでなく他の役も実在の人物が多く、そしてラファエル前派の人間関係は入り乱れています。
関係のありそうな役ごとに並べ替えています↓
| 役（プロフィール） | |
| ダンテ・ガブリエル・ロセッティ | 極美慎 |
| リジー・シダル | 小桜ほのか |
| ジョン・ラスキン(批評家・美術評論家） | ひろ香祐 |
| エフィー・ラスキン（ジョンと離婚しミレイと再婚する） | 瑠璃花夏 |
| ガブリエーレ・ロセッティ（ロセッティの父） | 朝水りょう |
| クリスティーナ・ロセッティ（ロセッティの妹） | 麻丘乃愛 |
| ダンテの幻影 | 奏碧タケル |
| ベアトリーチェの幻影 | 星咲希 |
| エリザベス・イーストレイク（翻訳家。チャールズの妻） | 七星美妃 |
| チャールズ・イーストレイク（画家） | 朱紫令真 |
| ジェイムズ・コリンソン(ラファエル前派の画家） | 煌えりせ |
| ウィリアム・ホルマン・ハント(ラファエル前派の画家） | 碧海さりお |
| ジョン・エヴァレット・ミレイ(ラファエル前派の画家） | 天飛華音 |
| ジェイン・バーデン（ラファエル前派のミューズ。モリスの妻） | 水乃ゆり |
| ウィリアム・モリス（詩人） | 大希颯 |
| マーティン・アーサー・シー（画家。ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの会長） | 颯香凜 |
| トーマス・ウールナー(ラファエル前派の彫刻家） | 碧音斗和 |
| フレデリック・ジョージ・スティーブンス（芸術評論家） | 世晴あさ |
| マーガレット | 澪乃桜季 |
| ケアリー | 羽玲有華 |
公演解説からしても関係は入り組んでいますが、他にも多角的な人間関係があるのがラファエル前派です。
こういう多角的な関係の、矢印があちこちに飛んでいる作品って好きですしおもしろそうな予感がします（柴田先生の作品がそうであるように）。
舞台作品としてもおもしろそうで、バウまで行くのは厳しそうなのでライブ配信でぜひ楽しみたいと思っています。
バウなので慣例でしたら千秋楽でしょうか。
9月19日は祝日なので見られそうですし、このころには安心してお稽古が公演ができる世界になっていてほしいと切に願います。
読んでいただきありがとうございました。
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